http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/sw/Rev.02.04/relnote_02_04_10.html
Revision : 2.04.10
Release : Mar. 2022, ヤマハ株式会社

SWX2310 Rev.2.04.10 リリースノート


SWX2310 Rev.2.04.09 からの変更点


■脆弱性対応

  1. OpenSSLの以下の脆弱性対応を行った。

■機能追加

  1. L2MSで、以下の機器に対応した。

  2. システム自己診断機能に対応した。

  3. http://www.rtpro.yamaha.co.jp/SW/docs/swx2310/Rev_2_04_10/oam/oam_system_diag.html?rev=2.04.10&category=oam

    外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。

  4. ファームウェア更新で以下に対応した。

  5. ヤマハ無線アクセスポイントのクラスター管理機能および無線LANコントローラー機能で使用する通信をマルチプルVLANグループ間で転送するか設定するコマンドを追加した。

  6. SYSLOGの送信フォーマットを変更するコマンドを追加した。

  7. システム全体またはポート単位のそれぞれで送信キューの使用率監視機能の有効/無効を切り替えられるコマンドを追加した。

  8. L2MSマスターの重複を検出したとき、以下を行うようにした。

  9. ループ検出機能で、Port Blockingの持続時間を設定するコマンドを追加した。

  10. l2-unknown-mcast discardが設定されていても以下のコマンドにより一部のマルチキャスト通信を破棄せず転送できるようにした。

  11. microSDカードの動作確認を行うコマンドを追加した。

  12. サマータイムに対応した。
    clock summer-timeコマンドで、ユーザーがサマータイムの期間とオフセット時間を設定できるようにした。
    Web GUIの管理の[本体の設定]ページに、タイムゾーンとサマータイムの設定を行う時差設定ページを追加した。

  13. Web GUIの詳細設定で、以下の追加・変更を行った。

  14. Web GUIの管理で、以下の追加を行った。

■仕様変更

  1. LACPリンクアグリゲーションで、以下のLACPパケットを許容するようにした。

  2. SYSLOGサーバーに送信するSYSLOGメッセージにRFC3164形式でホスト名とタイムスタンプを付加するようにした。本リビジョンより前の形式にするにはlogging format legacyコマンドを設定する必要がある。

  3. 端末監視機能で、監視開始(設定時、起動時)から1時間おきに送信されるメール通知(監視状態通知)を行わないようにした。

  4. メール通知機能で、LANマップの通知を細かく制御できるようにした。

  5. ポート認証機能およびRADIUSサーバー機能で使用する共有パスワードの最大入力文字数を64から128に変更した。

  6. 一部のハードウェアにアクセスできなくなって再起動するとき、ログを保存するようにした。

  7. show running-configコマンドのSECTIONパラメーターにscheduleを追加した。

  8. ポートミラーリングの状態表示コマンドで表示する内容を変更した。

  9. リンクアグリゲーションの設定を行ったときのエラーメッセージを統一した。

  10. スタック構成時に出力されることがある不要なログを削除した。

  11. Web GUI全体で、表記上の文言を統一した。

  12. Web GUIの保守の[ファームウェアの更新]-[ネットワーク経由でファームウェアを更新]で表示されるソフトウェアライセンス契約の文言を更新した。

  13. Web GUIのヘルプの[全般]-[License]にjQuery Lined TextArea pluginの条文を追記した。

■バグ修正

  1. 一部のIGMPパケットを受信するとCPU使用率が上昇し、リブートすることがあるバグを修正した。

  2. スタック構成時にフロー制御が有効なポートがあるとき、スタックを再構成するとリブートすることがあるバグを修正した。

  3. 以下の条件で時刻が変更されたときにメモリーリークが発生するバグを修正した。

  4. L2MSで、以下の操作を行うとメモリーリークが発生するバグを修正した。

  5. スタック構成時かつL2MSマスターとして動作しているとき、スレーブスイッチの再起動などによってスタックの状態が変化すると、論理インターフェースで一時的にL2MSフレームを受信できなくなることがあるバグを修正した。

  6. スタック構成時にマスタースイッチとスレーブスイッチの両方のインターフェースを収容したLACPリンクアグリゲーションを使用するとき、収容されているすべての物理インターフェースがリンクダウンすると一部の収容インターフェースでFDBの学習が無効になることがあるバグを修正した。

  7. 工場出荷状態やerase startup-configコマンドの実行によりstartup-configが存在しないとき、スタックを構成してからスタティックリンクアグリゲーションとLACPリンクアグリゲーションを両方設定すると、LACPリンクアグリゲーションが正常に動作しないバグを修正した。

  8. 論理インターフェースに所属する物理インターフェースのフロー制御設定が変更できないバグを修正した。

  9. no shutdown状態でLACPリンクアグリゲーションのモードを変更できないバグを修正した。

  10. マルチキャストルーターポートからIGMPレポートを受信すると、不要なIGMPレポートを返すことがあるバグを修正した。

  11. スタックを構成している状態からスタンドアローン状態になったとき、スレーブスイッチのポートが指定された静的ARPの設定が削除されないバグを修正した。

  12. RADIUSサーバー機能で、mail certificate expire-notifyコマンドが設定されていないとき、証明書の有効期限通知メールが送信されないバグを修正した。

  13. mail certificate expire-notifyコマンドで初期値(30)を指定したとき、running-configに表示されるバグを修正した。

  14. スタック構成時かつL2MSマスターとして動作しているとき、LANマップの異常検知のメール通知が行われると、スレーブスイッチでエラーログが出力されるバグを修正した。

  15. 端末監視機能を有効にしたL2MSマスターで、スタックを構成すると不正なログが出力されることがあるバグを修正した。

  16. スタックのメンバースイッチ間のstartup-configが異なり、スイッチが再起動するとき、起動要因が正しく記録されないバグを修正した。

  17. スタック構成で起動したとき、不要なエラーログが出力されるバグを修正した。

  18. L2MSマスターとして動作しているとき、コンボポートを持つ機器をL2MSスレーブとして管理していると、定期的に以下のログが出力されるバグを修正した。

  19. 特定のウイルス対策ソフトがインストールされているPCで、特定のブラウザを使用してWeb GUIにアクセスすると、画面の体裁が崩れるバグを修正した。

  20. 端末監視が有効なとき、LANマップの端末表示が不正になることがあるバグを修正した。

  21. Web GUIのLANマップで、特定の構成で一覧マップを表示すると、エラーログが出力されるバグを修正した。

  22. Web GUIのLANマップで、多くのL2MSスレーブを一度に認識した直後に一覧マップを開くと、プログレスバーが表示されたままになるバグを修正した。

  23. Web GUIのLANマップで、「機器詳細と設定」からL2MSスレーブのコンボポートをクリックしてもEEE機能の設定値が表示されないバグを修正した。

  24. 以下の機器がL2MSスレーブとして認識されているとき、Web GUIのLANマップの[機器一覧]-[スレーブ一覧]で、機器の種類が「-」と表示されるバグを修正した。

  25. Web GUIの詳細設定の以下ページの確認画面で表示が崩れることがあるバグを修正した。

  26. ループ検出に関連する処理が高負荷になったとき、ループ検出機能が動作しなくなることがあるバグを修正した。


■更新履歴

Mar. 2022, Rev.2.04.10 リリース
Mar. 2022, バグ修正[26] 追記