http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/sw/Rev.01.02/relnote_01_02_10.html
Revision : 1.02.10
Release : Mar. 2022, ヤマハ株式会社

SWX2210 Rev.1.02.10 リリースノート


SWX2210 Rev.1.02.08 からの変更点


■機能追加

  1. SYSLOGの送信フォーマットを変更するコマンドを追加した。

  2. ループ検出機能で、Port Blockingの持続時間を設定するコマンドを追加した。

  3. ループ検出機能で、ループ検出状態をリセットするコマンドを追加した。

  4. L2MSの情報を表示するコマンドを追加した。

  5. Yamaha LAN Monitorからのファームウェア更新に対応した。

■仕様変更

  1. 工場出荷状態でL2MSマスターの管理下に入ったとき、IPアドレスがDHCPによる自動設定に変更されるようにした。

  2. SYSLOGサーバーに送信するSYSLOGメッセージにRFC3164形式でホスト名とタイムスタンプを付加するようにした。本リビジョンより前の形式にするにはlogging format legacyコマンドを設定する必要がある。

  3. Web GUIの保守の[ファームウェアの更新]-[ネットワーク経由でファームウェアを更新]で表示されるソフトウェアライセンス契約の文言を更新した。

■バグ修正

  1. Web GUIの管理の[本体の設定]-[機器名の設定]で、機器名に257文字以上を入力して「確認」ボタンを押すと、リブートするバグを修正した。

  2. 本機に接続されているスイッチでループが発生したとき、ループを検出したポートがブロッキングされたあと、ループが継続していてもブロッキングが解除されるバグを修正した。

    Rev.1.02.08以降で発生する。

  3. ヤマハ無線アクセスポイントから送信されるYMPIフレームを転送するとき、VLANタグが付与されないバグを修正した。

  4. IGMPスヌーピング/MLDスヌーピングが無効のとき、不正なIGMPメッセージ/MLDメッセージが破棄されるバグを修正した。/p>

  5. IGMPスヌーピング/MLDスヌーピングが有効のとき、アクセスリストの破棄条件に合致していても、IGMPメッセージ/MLDメッセージが破棄されないバグを修正した。

  6. logging stdout infoコマンドが設定されている状態で、複数のVLANに所属しているポートに対してケーブル診断を実行すると、ケーブル診断の実行結果の表示が崩れることがあるバグを修正した。

  7. 以下のコマンドでIPv6アドレスを指定するとき、「::」で省略する部分を「:::」と入力してもエラーにならないバグを修正した。

  8. 以下のコマンドでIPアドレスを指定するとき、「0.0.0.0」を設定すると「::」が設定され、削除できなくなるバグを修正した。

  9. no dns-clientコマンドでDNSクライアント機能を無効にしたとき、CONFIGにdns-client disableコマンドが表示されるバグを修正した。

  10. snmp-server userコマンドで、「admin」というユーザー名を設定しようとするとエラーになり、既存のsnmp-server userコマンドの設定が削除されるバグを修正した。

  11. firmware-update urlコマンドで、URLにIPv6アドレスを設定したとき、firmware-update executeコマンドを実行してもファームウェアを更新できないバグを修正した。

  12. firmware-update executeコマンドでファームウェアのダウンロード中に、ダウンロード先のWebサーバーとの接続が失われたとき、 firmware-update timeoutコマンドで設定したタイムアウト時間どおりにタイムアウトしないバグを修正した。

  13. firmware-update http-proxyコマンドで、プロキシーサーバーにIPv6リンクローカルアドレスを使用するとき、VLANインターフェース(%vlanN)に不正な値を設定できるバグを修正した。

  14. ntpdate oneshotコマンドを実行したとき、NTPサーバーとの接続性があっても稀に時刻同期に失敗することがあるバグを修正した。

  15. ntpdate serverコマンドでNTPサーバーをFQDNで指定し、かつdns-client domain-nameコマンドでデフォルトドメインを設定しているとき、時刻同期後にデフォルトドメインを使用した名前解決ができなくなるバグを修正した。

  16. no logging hostコマンドでログの通知先の設定を削除したとき、エラーメッセージが表示されることがあるバグを修正した。

  17. clear loggingコマンドを実行したあと、reloadコマンドを実行して再起動すると、clear loggingコマンド実行後に出力された最初のSYSLOGメッセージが保存されないバグを修正した。

  18. 以下のコマンドの実行結果およびコマンドヘルプの誤記を修正した。

  19. Web GUIにアクセスするときに一定以上の遅延があると、特定のページの読み込みに約30秒の待ち時間が発生することがあるバグを修正した。

  20. Web GUIのダッシュボードのトラフィック情報ガジェットで、スループットがリンク速度の60%を超えたときに表示される警告メッセージを「解除」ボタンで削除すると、その後リンク速度が50%を下回っても、履歴に「リンク速度が50%を下回った」ことを示すメッセージが残らないバグを修正した。

  21. Web GUIの詳細設定の[基本設定]-[IPv4 設定]で、固定IPアドレスのネットマスクを空欄にした状態で、IPv4アドレスにDHCPクライアントを選択し「確認」ボタンを押すと、エラーメッセージが表示されるバグを修正した。

  22. Web GUIにIPv6アドレスでアクセスし、詳細設定の[基本設定]-[IPv4 設定]で、IPv4アドレスにDHCPクライアントを選択、かつデフォルトゲートウェイを入力して設定を確定したとき、エラーメッセージが表示されることがあるバグを修正した。

  23. Web GUIの詳細設定の[リンクアグリゲーション]で、一つの論理インターフェースに複数のポートが所属しているとき、論理インターフェースの削除ダイアログで、「削除後の物理インターフェースの動作」に「無効にする」を選択して削除しても、インターフェースの動作が無効にならないバグを修正した。

    Rev.1.02.05以降で発生する。

  24. Web GUIの詳細設定の[DNSクライアント]-[DNSクライアントの設定]で、「確認」ボタンを押したとき、不要なCONFIGの保存処理が設定変更前に実行されるバグを修正した。

  25. Web GUIの詳細設定の[アクセスリスト]-[アクセスリストの作成]で、送信元アドレスの制御条件に「ネットワークアドレス」または「ワイルドカードビット付きアドレス」を追加したあと、異なるネットワークの送信元アドレスの制御条件を追加できないバグを修正した。

    Rev.1.02.06以降で発生する。

  26. Web GUIの詳細設定の[SNMP]-[コミュニティ]-[コミュニティの設定]で、関連設定も変更するように指定して既存のコミュニティ名を変更するとき、確認ページで詳細情報を表示すると「SNMPサーバーへのアクセス条件」に不正な情報が表示されるバグを修正した。

  27. Web GUIの管理の[アクセス管理]-[各種サーバーの設定]-[SNMPを使用したアクセス]で、「条件を適用するコミュニティ/ユーザー」の名前にシングルクォーテーション「'」が含まれていると、シングルクォーテーション「'」以降の文字列が設定に反映されないバグを修正した。

  28. Web GUIの管理の[コマンド実行]で、複数のコマンドを一度に実行したとき、どれか1つのコマンドの実行結果がエラーになると、その後に実行されたコマンドの実行結果もエラーと表示されることがあるバグを修正した。

  29. Web GUIの以下のページで、設定の削除もしくは初期設定に戻す操作を実行したとき、JavaScriptエラーが発生するバグを修正した。

  30. Web GUIの以下のページで、表示内容および表示メッセージの誤記を修正した。

  31. 1515バイト以上のL2MSフレームが破棄されずに転送されるバグを修正した。

  32. L2MSマスターの管理下にあるとき、他のL2MSマスターから送信されたL2MSフレームが破棄されないバグを修正した。

  33. L2MSマスターの管理下から外れたあとに再度L2MSマスターの管理下に入ったとき、L2MSマスターに管理されたことを示すSYSLOGが出力されないバグを修正した。

■更新履歴

Mar. 2022, Rev.1.02.10 リリース

以上