スタンドアローンモードに対応した。スタンドアローンモードを使用すると、クラスター管理機能のAP検出を停止し、AP単独での動作が行えるようになります。
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx212/cluster-standalone.html
外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。
CLIで以下のコマンドを追加した。
○クラスター動作モードの設定
[設定値] :
設定値 | 説明 |
---|---|
auto-cluster | 自動構成 |
standalone | スタンドアローン |
クラスター管理機能の動作モードを設定する。
・自動構成
同じL2ネットワークに接続されているクラスター管理機能対応APを検出し、自動的にクラスターを構成する。
・スタンドアローン
同じL2ネットワークに接続されているクラスター管理機能対応APの検出を停止しAP単独での動作を行う。
スタンドアローンに設定されたAPは必ずマスターAPになり、仮想コントローラーが立ち上がる。
スタンドアローンに設定されていても管理・保守は仮想コントローラーを使用して行う。
スタンドアローン」であっても仮想コントローラーが動作する。
そのためスタンドアローンに設定したAPはAP用と仮想コントローラー用の2つのIPアドレスを使用する。
"show status cluster" コマンドにクラスター動作モードの情報を追加した。
Captive Portal機能で使用する「ロゴ」、「利用規約」のファイルを、YNOマネージャーからクラスターCONFIGページを使用して設定できるようにした。
仮想コントローラーが動作するAPが切り替わったとき、GARPパケットを送信するようにした。
以下のSyslogを追加した。
ログ番号については、ログメッセージリファレンスを参照してください。
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx212/log_reference.html
192bit暗号を有効にしたWPA3-EAPセキュリティ設定を持つVAPにiPhoneを接続すると、APがリブートすることがあるバグを修正した。
バンドステアリング機能を有効にしているVAPがあると、WDSリピーター機能の接続が行えないバグを修正した。
仮想コントローラーで個別無線設定に固定チャンネルが設定されているとき、クラスター内の仮想コントローラーが動作するAPが何らかの理由で切り替わったあとでコンフィグを送信すると、個別チャンネル設定が自動になってしまうバグを修正した。
WDSリピーター機能が設定されているとき、仮想コントローラーから設定を送信するとエラーメッセージが表示され、コンフィグ送信ができないバグを修正した。
WDSリピーター機能が設定されているとき、クラスター管理機能が誤ってWDSリンクを越えて動作してしまうバグを修正した。
仮想コントローラーから時間指定をしてコンフィグ送信を行ったあとで、指定時間が到達する前に再度コンフィグの送信を行っても、スレーブAPに新しいコンフィグが適用されないバグを修正した。
YNOマネージャーからクラスターCONFIGのコンフィグをバックアップしても、DHCPサーバー機能のコンフィグが含まれていないバグを修正した。
[管理機能]-[LED]ページでLEDの点灯を "使用しない(消灯)" に設定していても、以下の動作を行うとLEDが点灯してしまうバグを修正した。
プライマリRADIUSサーバー設定にRADIUSサーバーが存在しないIPアドレスを設定しているとき、セカンダリRADIUSサーバー設定でアカウンティングが有効になっていると、毎秒<0219>ログが誤って出力されるバグを修正した。