ヤマハRTシリーズのコンソールによる操作と設定

• コンソールによる設定手段

  YAMAHA リモートルータに各種の設定を行なうためには、

  1. YAMAHA リモートルータ本体のSERIALポートに端末を接続する方法と、
  2. LAN上のホストからTELNETでログインする方法、
  3. 回線を介して別のYAMAHA リモートルータからログインする方法
  の3つがあります。

  これらの手段により対話的に設定を行なうことを、 コンソールからの設定と呼ぶことにします。

  形態	アクセス方法
  シリアル	YAMAHA リモートルータ本体のSERIALポートに接続した端末からアクセス
  telnet	LAN上のホストからTELNET でログイン
  remote setup	ISDN回線/専用線回線を介して別のYAMAHA リモートルータからログイン

• コンソールにログインする時の接続/通信関係

  
      ---------+----------------------------+-----------
               |                            |
               |   telnetクライアント機能   |
               |             →             |
      +--------+---------+         +--------+---------+
      |    RTシリーズ    |         |     telnet       |  
      |                  |         |       で         |
      | remote setup(先) |         |  通信可能な機器  |
      +--------+---------+         +------------------+ (RTもOK)
               :  remote(遠隔地)
       ISDN,   : 
       専用線  :   ↑ リモート設定(remote setup)
         など  :
               :  local(構内)
      +--------+---------+
      | remote setup(元) |   
      |                  |  ←シリアル
      |    RTシリーズ    |   
      +--------+---------+
               | 
               |   ↑ telnet設定
               | 
      ---------+----------
  
  ※local/remoteは、位置関係としての遠隔地/構内
  

• コンソールにログイン可能なユーザ数

  YAMAHA リモートルータへは、それぞれに対して1ユーザがアクセスすることができます。 その中で管理ユーザになれるのは同時には1ユーザだけです。 例えば、シリアル端末でアクセスしているユーザが管理ユーザとして設定を 行なっている場合には、別のユーザが一般ユーザとしてアクセスすることは できても管理ユーザになって設定を行なうことはできません。

• キーボードからの文字入力

  キーボードからの文字入力は、使用しているコンピュータや 端末ソフト、telnetクライアントによって、様々です。 お使いのコンピュータやソフトウェアの仕様を確認してください。

[ コンソール機能 / files ]