RTシリーズのPPPに関するFAQ
プロバイダとのMP接続の失敗事例
作成日 | 2000/Apr/14 |
最終変更日 | 2022/Dec/28 |
文書サイズ | 7.0KB |
プロバイダにMP接続できません。
症状や現象:
詳細な現象:
「負荷に応じてチャンネル数を増減させる」 と設定した場合、データ転送量が増えて2B目の接続を行なっても プロバイダにより接続を拒否される。 なお、2B目のBチャネルの接続自体は完了しており、PPP接続 においてプロバイダより拒否されるため、意図しない回線料金が発生する。
「アナログ通信がない限り2つのBチャネルを使用する」 と設定した場合、2B目の接続は成功するが、接続から約10秒後 にプロバイダより2B目を切断される。 ここで、「アナログ通信がない限り…」という設定のため、2B目 の接続の切断により新たに2B目の接続を行ない接続は完了するが、 この接続もプロバイダにより約10秒後に切断される。 これにより、2B目の接続と約10秒後の切断が繰り返され、その 繰り返しの回数分の意図しない回線料金が発生する。
原因:
RTシリーズはRFC2125(BAP,BACP)に準拠しています。
対策: (RTシリーズ側の設定で回避する方法)
かんたん設定ページの[システム管理]→[内部情報]→[コマンド入力] により、以下のコマンドを設定して下さい。
pp select 当該プロバイダの登録されているPP番号 ppp bacp use off
「当該プロバイダの登録されているPP番号」は、かんたん設定ページ の[システム設定]の[Config表示]によりご確認下さい。
ルータ機能のBACPを無効にする設定コマンド
機種 | |
---|---|
RTA50i | Rev.3.04.44以降 |
RTA52i | ○ |
そのほか | × |
AT コマンドモードで以下のコマンドを設定して下さい。
AT$F0 AT&W
TA機能のBACPを無効にする設定コマンド
機種 | |
---|---|
RTA50i | Rev.3.04.47以降 |
RTA52i | Rev.3.06.20以降 |
そのほか | × |
症状や現象:
原因:
対策:
症状や現象:
原因:
対策:
[ 関連情報 ]
[ 関連RFC ]
[ FAQ for RT-Series ]
[ FAQ for PPP / BRI,INSネット64 / PRI,INSネット1500 ]