Revision : 03.04.47 Release : Mar 2000, ヤマハ株式会社 RTA50i Rev.3.04.47 リリースノート ========================================================================== ○ Rev.3.04.44からの変更点 ========================================================================== ■機能追加 [1] TAモードで、MP接続時にBAP/BACP手順を使用するか否かを設定出来るよ うにした。 [入力形式] AT$Fn [パラメータ] n - 0 ... BACPのネゴシエーションをしない - 1 ... BACPのネゴシエーションをする (default) [説明] MP接続時にBACPを使用するか否か設定する。 [デフォルト値] AT$F1 ■仕様変更 [1] メール転送機能において転送メッセージのフィルタとしてNOT条件を指定 できるようにした。 なお、かんたん設定ページではこの設定には対応していない。 ■バグ修正 [1] TAモードで、BACP/BAPをサポートしている端末からMP接続を要求された とき、相手により指定されたBACPに関するオプションが有効とはならな いことがあるバグを修正した。 [2] TAモードで、BACP/BAPをサポートしている端末からMP接続を要求された とき、自己アドレスが設定されていると2B接続とはならないバグを修正 した。 [3] 電池駆動状態でデータ呼の着信を受けたとき、その後のアナログポート への着信を受けることができなくなるバグを修正した。 [4] IPマスカレードを設定しているときに、フラグメントされた ICMP echo パケット等を外側から受信すると、その後の動作が不安定になるバグを 修正した。 [5] MP接続での2B通信中にアナログポートへ着信したとき、その着信に応答 しても接続できないことがあるバグを修正した。 [6] 認証拒否等による接続失敗時のログの誤りを修正した。 [7] teardrop攻撃に対応するコードを実装した。bonk, newtear, syndropに 対しても有効である。 [8] PP anonymousの発呼側で、割り当てられたanonymous番号を正しく解放 しないことがあるのを修正した。 [9] TAモードで、V.110の57600bit/sでの接続を何回も行なうと、動作不能 となるバグを修正した。 [10] TAモードで、一部の機器とのV.110での接続が失敗することがあるバグ を修正した。 [11] メール着信確認機能で、サーバからのレスポンスが複数のパケットに 分割されて送られてくる場合に正しく処理できないバグを修正した。 [12] TAモードで、発信の失敗が何回も繰り返されると、動作不能となるバ グを修正した。 [13] かんたん設定に関して、以下のバグを修正した。 ・[電話設定]画面で、「着信を許可するi・ナンバーナンバーのポート 番号」の多くにチェックをすると「フレックスホンの設定」での設定 内容が有効とはならなくなるバグを修正した。 ・一部の画面において、ボタン等の配置が他の画面とは異なっていたの を修正した。 以上