ポートミラーリング設定ガイド

ポートミラーリング機能を利用するための手順について説明します。

  1. ポートミラーリングの構成図
  2. ポートミラーリングの設定方法

ポートミラーリングについて

ポートミラーリングとは、監視対象に設定したポートに流れるパケットを全てコピーして、指定したポートに流す機能です。コピーしたパケットを流すポートを「ミラーポート」と言います。ミラーポートの先に接続した機器で、パケットを収集、分析するなどの用途で用いられます。

※ UTX100、UTX200で同じ手順になります。以下の説明では「UTX」と称します。
※ GUIの画面は、ファームウェアバージョンR81.10.08 (996001683) のキャプチャーになります。
※ 操作手順はルーター/ブリッジモードで共通です


1. ポートミラーリングの構成図

本書では以下の設定例に基づいて設定を行います。

ポートミラーリング機能を使用するためには、LANの空きポートを1つ用意ください。

動作モードルーターモード
監視対象ポートLAN1ポート
ミラーポートLAN5ポート

※ UTX200のDMZポートにはポートミラーリングを設定できません
※ ポートミラーリングで監視できる対象は単独の物理ポートです(LAN1 Switchやbr0など、複数ポートを対象とすることはできません)


2. ポートミラーリングの設定方法

2-1. ミラーリング用のポートを準備する

  1. Web GUIの[デバイス]-[ローカルネットワーク]メニューを開きます
  2. 「LAN1 Switch」を選択し、「編集」をクリックします
  3. ミラーポートに利用するポートのチェックを外します
  4. 「適用」をクリックします

2-2. 監視対象ポートにミラーポートを割り当てる

  1. ミラーポートに利用するポートを選択し、「有効」をクリックします
  2. 監視対象の物理ポートを選択し、「編集」をクリックします
  3. 「詳細」タブを開きます
  4. ポートミラーリングの「ミラーポートに割り当て」にチェックを入れます
  5. "none" をクリックし、プルダウンから「LAN5」を選択します
  6. 「適用」をクリックします
  7. 確認ダイアログが表示されたら「はい」をクリックします

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