[ RT-RevUpperに共通すること ]

1. 正しいアイコンは、どんなのですか？
2. IPアドレスも、パスワードも、正しく設定したのにルータが見つからない。
3. IPアドレスも、パスワードも、正しく設定したのに「access violation」と言われリビジョンアップできない。
4. リビジョンアップ中に「相手からの応答がありません」と表示され、止まってしまった。

[ Win32版に関して ]

1. アイコンが正しく表示されません。
2. ダウンロードが正しく行なえません。
3. ネットワークデバイスがオープンできません。

[ Macintosh版に関して ]

1. ダウンロードしたら白紙のアイコン/グレーのアイコンになってしまった
2. rta*.sitはダウンロードできたけど、プログラムは無いみたい。
3. Mac OS 8.5で、プログラムの設定画面で文字表示されません。
4. 解凍したし、アイコンも正常、でも動かん。

• リビジョンアップ・プログラムのアイコンはどんなのですか？

  以下のようなものです。

  • 16x16
  • 32x32

[ 症状編 ]

• RT-RevUpperを実行したが、「ルータがみつからない」エラーになった。
• RT-Monitorを実行したが、「ルータがみつからない」エラーになった。
• telnetを実行したが、ルータに接続できなかった。
• ブラウザによる設定などの操作はできた。

[ 対策編 ]

• ルータの電源を再投入をしてからリビジョンアップを試してください。
• ルータの再起動をしてからリビジョンアップを試してください。

[ ネットワーク環境やトラブルの症状 ]

• RT-RevUpperを実行すると「access violation」と言われて リビジョンアップが実行されない。
• 利用環境は、以下のような構成になっており、ルータとRT-RevUpperの間には、 アドレス変換機能を持った装置(FireWall, ProxyServer, NAT機能付きルータなど) が設置されている。

  WAN回線 # # +------------+ | RTA50i | +-----+------+ | 172.16.184.33 | 172.16.184.32/28 ------+----------+---------------------------- | |172.16.184.46 +---------+---------+ | アドレス変換 | FireWall, ProxyServer, ルータなど +---------+---------+ |192.168.0.1 | 192.168.0.0/24 ----------+------+---------------------------- | |192.168.0.2 +---------+---------+ | RT-RevUpper | Windows, Macintosh +-------------------+

  192.168.0.2のホストでRT-RevUpperを実行し、 172.16.184.33のルータをリビジョンアップしようとした。
  この時、192.168.0.2と172.16.184.33の間には、 TCP/IPのアドレス変換機能を持った機器が設置されている。

• ルータには、以下のようなログが残っていた。

  2000/06/02 11:25:58: Login succeeded for TELNET: 172.16.184.46 2000/06/02 11:25:58: 'administrator' succeeded for TELNET: 172.16.184.46 2000/06/02 11:25:58: Logout from TELNET: 172.16.184.46 2000/06/02 11:25:58: [TFTPD] Access violation 2000/06/02 11:25:58: [TFTPD] Rejected access from 172.16.184.46

  RT-RevUpperは、"192.168.0.2"の機器から実行しているのに ルータにアクセスしている機器のIPアドレスの記録は、 "172.16.184.46"となっていた。

[ 原因 ]

• RT-RevUpperの動作について

  RT-RevUpperは、tftpによりリビジョンアップする前にルータに telnetでログインしてtftpを許可するホストのIPアドレス として、端末のIPアドレスを一時的に設定します。

• tftpを許可するホストのIPアドレス設定は何？

  この時、ファイアウォール(fire wall)などのアドレス変換機能を持った 機器がtelnet通信のtftpを許可する端末のIPアドレスを設定するコマンドを 書き換えてはくれません。

  ですから「access violation」になります。

[ 対策 ]

• アドレス変換機能を持った機器が介在しない環境でルータをリビジョン アップする。

• RT-RevUpperではなく、 RTシリーズ共通方式のtftpによるリビジョンアップを行う。

  tftp用ファームウェアのバイナリ(rta50i.binなど)を ダウンロードする。 RT-Utilityをダウンロードし、 インストールする。 または、RT-Tftpに代るtftpクライアントを用意する。 シリアルまたはtelnetによってログインして、 "tftp host any"を設定する。 ただし、保存せず、そのまま接続を切らずに置く。 もし、[かんたん設定]で処置するのなら、コマンド入力で"tftp host any"を 入力してください。 RT-Tftpまたは通常のtftpクライアントで、ファームウェア(rta50i.binなど)を ルータに送り込む。 ファームウェアの書き込みが終ると自動で再起動する。 この時、シリアルまたはtelnetの接続が切れるが、 "tftp host any"のコマンドは、保存されていない。 再起動が完了したら、 リビジョンとtftp hostコマンドの設定値を確認してください。 もし、[かんたん設定]で処置するのなら、コマンド入力で"tftp host none"を 入力してください。

[ 症状編 ]

• RT-RevUpperを実行したが、途中で「相手からの応答がありません」と表示され、エラーになった。

[ 対策編 ]

• ルータの電源を再投入をしてからリビジョンアップを試してください。
  内部のメモリーがログなどで消費されていて、メモリーが不足している場合があります。
  この場合は電源を再投入することでメモリーが解放され、メモリー不足を解消することができます。
• ファームウェアをダウンロードしなおしてみる。
  ダウンロードしたファイルが壊れている可能性があります。
  ファームウェアを再度ダウンロードし、リビジョンアップを試みてください。

• WindowsNT 4.0で、リビジョンアップ・プログラムのアイコンが表示されません。

  ダウンロード直後は、一般的なEXE形式であることを示すアイコンである場合が あるようです。だまされたと思って、一度、「Windows NT エクスプローラ」を 起動してみてください。 もしかすると、正しいアイコンに変身するかもしれません。

使用されているOSとWWWブラウザやftpクライアントの組み合せによっては、 ダウンロードが正しく行なえない場合があります。
そのような場合以下のような症状として現れます。

[ 症状編 ]

• ダウンロードした実行ファイル(EXE)が実行できません

  RTA30221 のページ違反です。 モジュール : <不明>、アドレス : 0000:00000003 Registers: EAX=0075ff68 CS=015f EIP=00000003 EFLGS=000102d7 EBX=00650000 SS=0167 ESP=0075fdc0 EBP=0075fe38 ECX=74b46c81 DS=0167 ESI=816cb454 FS=723f EDX=816cb4b4 ES=0167 EDI=00000000 GS=0000 Bytes at CS:EIP: 00 69 04 70 00 16 00 20 12 69 04 70 00 11 00 00 Stack dump: 0040839c 00000000 816cb454 00650000 013f6454 00000001 bff713e2 0000015f bff742f2 000294c4 000294c4 bff9adb5 0075fc60 00000000 0075ff68 bffc0320

• ダウンロードを行うと、バイナリサイズが合いません。

  ×××　誤っている　××× (Rev.3.02.21の場合)

  c:>dir RTA30221 EXE 218,112 98-12-23 14:39 rta30221.exe RTA50I BIN 376,792 98-12-23 14:52 rta50i.bin

  ○○○　OK, Let's revision up　○○○ (Rev.3.02.21の場合)

  c:>dir RTA30221 EXE 1,196,032 98-12-23 14:39 rta30221.exe RTA50I BIN 983,040 98-12-23 14:52 rta50i.bin

[ 対策編 ]

• OSを変えてダウンロードしてみる。
• WWWブラウザの種類を変えてみる。
• ftpクライアントの種類を変えてみる。
• ftpミラーサイトからダウンロードしてみる。

[ ダウンロードの失敗実績編 ]

• Windows98 + IE 4.01

[ ダウンロードの成功実績編 ]

• WindowsNT4.0/Workstation (SP3) + Netscape Navigator 3.0

[ 症状編 ]

• RT-RevUpperを実行したら、「ネットワークデバイスがオープンできません」という エラーになった。
• winipcfgなどでWindowsのIPアドレス設定を 確認したら、169.254.XXX.XXXだった。

[ 対策編 ]

• RT-RevUpperに設定されているルータのIPアドレスが 適切であるか確認してください。
  
• ルータとコンピュータを接続しているケーブルの接続を確認してください。
• LANドライバ(ネットワーク・カード・ドライバ)が正しくインストールさ れているか確認してください。
• winipcfgなどを用いて、WindowsのIPアドレス設定が適切 であるか確認してください。
• IPアドレスをDHCPによる自動割り当てする設定になっていたら、 winipcfgなどを用いて、IPアドレスを再取得するか、 コンピュータを再起動してから、リビジョンアップを試してください。

リビジョンアップ・プログラムのアイコンは以下のようなものです。

• 16x16
• 32x32

もし、アイコンが期待通りになっていなかったら、 ダウンロード方法か、 ダウンロードツール(WWWブラウザやftpクライアント)に問題があるかもしれません。

[ 対策編 ]

• OSを変えてダウンロードしてみる。
• WWWブラウザの種類を変えてみる。
• ftpクライアントの種類を変えてみる。
• ftpミラーサイトからダウンロードしてみる。

• 自動解凍されなかった。*.sitのアイコンがグレー/白紙だった。

  リビジョンアップ専用プログラムの ダウンロードにおいて rtaXXXXX.sit は作成されたが rtaXXXXX が作成されなかった場合には、 StuffIt Expander を install しなければなりません。

• 自動解凍されなかった。*.sitのアイコンが「StuffIt Expander」のものだった。

  ダウンロードされた*.sitファイルを「StuffIt Expander」にドラッグするか、 クリックしてみましょう。そのまんま解凍されるかもしれません。

• 解凍できない。StuffIt Expanderが無い。

  Aladdin Systems, Inc. のホームページ (http://www.aladdinsys.com/) から StuffIt Expander をダウンロードして install した後に、rtaXXXXX.sit を drag して StuffIt Expander に drop して rtaXXXXX を 作成して下さい。

コントロールパネルのアピアランスのフォントから、 フォントスムージング機能(なめらかな文字)を無効にしてみてください。

[アップルメニュー]→[コントロールパネル]→[アピアランス]→[フォント]→[なめらかな文字で表示する]のチェックを外す

もうしわけありません。
68k Macでは、実行できません。