ネットボランチ RTA50iのFAQ
ネットボランチのRVS-COM対応
最終変更日 | 2023/Jan/10 |
文書サイズ | 14KB |
ネットボランチは、RVS-COMは使えますか?
[ 目次 ]
[ RVS-COMについて ]
RVS-COMに対応したATコマンドをサポートしております。
LAN版RVS-COMに対応したISDN-DCPをサポートしております。
Rev.3.03.25以降へリビジョンアップしていただくことで、
「RVS-COM」に対応致します。
また、RTA50iでRVS-COMを使用するためには、メガソフト社から発売されてい
る「RVS-COM 2000」か「RVS-COM lite」と追加のUPDATEファイルのインストールが必要です。
RVS-COM 2000に必要なUPDATEファイル
「サービスパック2」と「ヤマハ用のアドオンパック」
のインストールが必要です。
RVS-COM Liteに必要なUPDATEファイル
「ヤマハ用のアドオンパック」のインストールが必要です。
なお、「サービスパック2」のインストールは不要です。
RTA50iのRVS-COM対応ファームウェアは、Rev.3.03.25以降です。
以下の情報をお読みください。
RVS-COM 2000はTAとして使用時にRTA50iを自動認識するため、 バグ修正等がない限りアドオンパックは必要ありません。 アドオンパックが必須なのは旧TA版のRVS-COM Ver1.4xを 御使用の方だけです。
「ヤマハ用のアドオンパック」のインストールが必要です。
http://www.megasoft.co.jp/update/index.html
メガソフトさんのダウンロードページから入手可能です。
RVS-COMで着信待ち時に、AT$Zコマンドで設定したTAの自己アドレスを クリアしてしまう問題がありました。このため、サブアドレスなどにより アナログポートとTAを明確に区別して着信を振り分けようとしても できません。
新旧のアドオンパックの区別手順
別途、メガソフト社のホームページで配布されている 「サービスパック2」と「ヤマハ用のアドオンパック」 のインストールが必要です。
別途、メガソフト社のホームページで配布されている
「ヤマハ用のアドオンパック」のインストールが必要です。
なお、「サービスパック2」のインストールは不要です。
RVS-COMのコムセンターを起動してRTA50iを着信待ちにした状態で、 正しくコムセンターを終了しないと、間違えてアナログポートの 着信をシリアルのほうで受け取ってしまう可能性があります。
コムセンターは正しく終了するようにしてください。
特に、コムセンターを起動したまま、PCがハングアップして再起動したり、 いきなり電源をOFFにして終了したような場合は、次のいずれかの手順で RTA50iの状態を元に戻すようにしてください。
再度コムセンターを起動して正しく終了する
ターミナルソフトなどから、以下のどちらかのATコマンドを実行して状態を元に戻す
ATZ | フラッシュメモリに保存されたパラメータを再読み込み |
---|---|
AT&F | パラメータを工場出荷状態にリセット |
RVS-COMのコムセンターを起動して着信待ちにした状態で、
この状態でターミナルソフトを開くと、アナログポートに来た着信が ターミナルソフトのほうにやってきてしまい、アナログ機器で 着信をとれなくなることがあります。
この現象はRev.3.03.25までのリビジョンで起きます。 Rev.3.03.28以降ではsaveコマンドの仕様変更により発生しません。
(対策案)
AT&F | パラメータを工場出荷状態にリセット |
---|---|
AT&W | パラメータの保存 |
RVS-COM 2000にアドオンパックをインストールしました。 FAXの着信があると「ページ違反」のエラーが出て受信できません。
RVS-COM 2000にサービスパック2がインストールされていない
と思われます。
もう一度、RVS-COM 2000のインストールからやり直し、
次にサービスパック2をインストールし、
最後に アドオンパックをインストールします。
サービスパック2やアドオンパックはメガソフト社のホームページから ダウンロード可能です。
現在のバージョン情報は、RVS-COMグループの中の「情報」アイコンを クリックすることで確認できます。
なお、RVS-COM Liteにはサービスパック2をインストールする必要は ありません。ヤマハ用のアドオンパックだけをインストールします。
RVS-COMのインストールウィザードで設定した通りに着信しません。
RTA50i本体の設定とRVS-COMの設定は別なので、それぞれを設定する 必要があります。
まずRTA50iで着信するかどうかは以下の 表の組み合わせとなります。表中の○の組み合わせのときは RTA50iとしては着信を受け付けます。その着信を最終的に 受け付けるかどうかはRVS-COMの設定に従います。
+--------------------------------+---------+-----------------+ | 着信時のアドレス通知 | なし | あり | | (NTTとの契約内容による) | |--------+--------| | | | 一致 | 不一致 | |自己アドレス設定(A) | | | | +-----+--------------------------+---------|--------+--------| |なし |グローバル着信する(B) | ○ | ○ |←工場出荷状態 | |--------------------------|---------|--------+--------| | |グローバル着信しない(B) | × | ○ | |-----|--------------------------|---------|--------+--------| |あり |グローバル着信する(B) | ○ | ○ | × | | |--------------------------|---------|--------|--------| | |グローバル着信しない(B) | × | ○ | × | +-----+--------------------------+---------+--------+--------+ ○ : この組み合わせで着信を受け付ける × : この組み合わせで着信を受け付けない (A): AT$Z コマンドにより設定します (B): AT$P コマンドにより設定します
RTA50iの工場出荷状態は、
(A) | AT$Z= | 自己アドレスの設定なし |
---|---|---|
(B) | AT$P1 | グローバル着信する |
NTTと別途ダイヤルイン契約をしている場合は、上記の表を参考にして 正しく設定を行う必要があります。
RVS-COM電話からFAX情報サービスへ電話をかけて、FAXを受信しよう としたができない。
以下の方法を試してみてください。
FAX取り出しのときはRVS-COM電話の「設定」->「消音(エコーオフ)」をチェックする
FAX取り出しのときはマイクの音量を0にする。マイクの音量調整は Windows95の場合、以下のようにします。
FAX取り出しのときは
analog pad send dte PAD | (PAD = -3dB,-6dB,-9dB) |
analog pad receive dte PAD | (PAD = -3dB,-6dB,-9dB) |
アナログポートに接続されたG3 FAX機からRVS-COMに内線でFAXを 送信できますか。また、RVS-COMから内線でアナログポートに 接続されたG3 FAX機にFAXを送信できますか。
RVS-COMを使用した内線によるFAXや電話の相互通信は現在できません。
[ 関連情報 ]
[ RVS-COMの製品情報は? ]
[ IP接続サービス対応ファームウェア配布中 ]
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