ネットボランチ RT60wのFAQ

機器間アナログ通話って何ですか？

[ 機器間アナログ通話 ]

• どんなことができるの？

  複数のRT60wで限られたISDN回線を共有することができます。
  

• FAXは利用できますか？

  注意事項はありますが、利用可能です。

• 「機器間アナログ通話機能」は、どんな機能か？

  複数のRT60wで以下のような事ができます。

  • ISDN回線に繋がっていないRT60wから他のRT60wに繋がったISDN回線を使用し て外線通話をすることを可能にする
  • 異なるRT60wにつながっているアナログ機器同士で内線通話を可能にする

• どうやって管理しているの？

  複数のRT60wのうちの1台が他のRT60wのアナログポート及びISDN回線のアナロ グ通話を一括管理することにより、この機能を実現します。
  1台のRT60wで最大9台のRT60wを管理する事ができます。

• 具体的には？

  構成例

  +-------+ +-------+ 電話機1 --| | 有線LANまたは無線LAN | |-- 電話機4 電話機2 --| RT60w |----------------------| RT60w |-- 電話機5 電話機3 --| | | |-- 電話機6 +-------+ +-------+ | ISDN回線

  このような構成で以下のようなことが可能になります。

  • 全ての電話機でISDN回線との外線通話(発信／着信)が可能です。
  • 全ての電話機の間で内線通話が可能です。

[ 機器間アナログ通話機能を利用してFAXの送受信が可能ですか？ ]

• 機器間アナログ通話機能を利用してFAXの送受信をする際に必要な設定は？

  機器間アナログ通話機能を利用するFAXを接続しているアナログポートの音量レベルを「話す」「聞く」とも「中」に設定してください。
  音量レベルの設定は、かんたん設定ページで「電話設定」→「TEL?：オプション設定」の「その他」の項目にあります。

• 機器間アナログ通話機能を利用してFAXの送受信をする際に注意すべき点は？

  以下の2点にご注意ください。

  • 無線LAN利用時には、なるべく無線の電波状態が良い環境でご利用ください。電波状態が悪いと正常にFAXの送受信が出来ない場合があります。
    • 目安として、無線接続状態の「通信品質」を30%以上に保ってください。
    • ステーションとして動作しているRT60wのかんたん設定ページで「無線」→「無線接続状態」で無線接続状態を見ることが出来ます。

  • ネットワークのトラフィック量が多い状態では、機器間アナログ通話機能を利用したFAXの送受信が正常に出来ない場合があります。
    機器間アナログ通話機能を利用した通話を同時にいくつも利用する事もネットワークのトラフィック量が増えるのでご注意ください。

  また、無線の電波状態が多少悪い場合やネットワークのトラフィック量が若干多い場合でも、ECM(Error Correction Mode)に対応しているFAX同士の送受信ならば正常に行う事が可能です。
  機器間アナログ通話機能を利用してFAXの送受信をする際には、FAXがECMに対応している物を推奨します。

• 正常にFAXの送受信ができない場合どうなりますか？

  プリントアウトされたFAXの表示が少しおかしくなる場合があります。その時、FAXの送受信後に通信エラー等の表示が出る場合があります。
  また、送受信途中に切断され、FAXの送受信が全く出来ない場合があります。これは送信側・受信側のFAXともに通信エラー等が表示されます。

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