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〜〜〜 無線通信機能内蔵のリモートルータ新発売 〜〜〜
ヤマハ リモートルータ
ネットボランチ ＮｅｔＶｏｌａｎｔｅ 『ＲＴ６０ｗ』 |
ヤマハ株式会社(本社：静岡県浜松市中沢町 10-1、社長：伊藤修二)、 小型リモートルータ (ISDN回線によるLAN間接続装置) の新製品と して、無線LANアクセスポイント機能を内蔵して無線LAN網を構築できる、 ヤマハ リモートルータ ネットボランチ(NetVolante)『RT60w』を、 11月上旬から発売します。
＜価格と発売日＞
| 品 名 | 品 番 | 価 格 （税別） | 発売日 |
|---|---|---|---|
| ヤマハ リモートルータ | RT60w | 69,800円 | 11月上旬 |
| ◎初年度販売予定数 ： | 5万台 |
＜開発の背景と製品の概要＞
当社は中小規模オフィス（SOHO）での需要に応える小型リモートルータ としてヤマハ ネットボランチ『RTA50i』を1998年10月に発売、 さらに後継機として使い勝手を重視したネットボランチ『RTA52i』 を2000年3月に発売し、いずれも優れたコストパフォーマンスの 小型リモートルータとして好評を得てきました。増え続けるISDN回線の利用者 （1999年度240万回線、2000年度350万回線）と「フレッツ・ISDN」のような 定額接続サービスの低価格化、及びパソコン出荷台数の増加により、 複数台のパソコンをインターネットに接続できる小型リモートルータの需要は ますます増加することが予想されます（2000年度60〜80万台、当社推定）。
このたび発売する『RT60w』は、好評の『RTA52i』の機能に加え、 無線LANアクセスポイント機能を内蔵して、無線LANカードを搭載した パソコンとのワイヤレスによるLANの構築を可能にしたオールインワンタイプの ISDN無線LANルータです（TA機能はありません） 。 SOHOなどで無線LANを構築すれば、LANケーブル配線が不要になるのはもとより、 パソコン配置のレイアウトの自由度が増すうえ、無線LANに接続されている ノートパソコンであれば会議室や来客時に持ち運んでも、インターネットやサーバ へのアクセス、メールの送受信が可能です。
『RT60w』は、無線LANの規格「IEEE802.11b」(注1)に 準拠することで最大伝送速度11Mbit/sでの無線データ通信を可能にしている他、 同規格準拠の無線LANカードとの接続互換性を実現しています。 また、無線の暗号化技術である「IEEE802.11b」準拠のWEP(注2) に対応しており、セキュリティ面での高い安全性を確保しています。
さらに、複数台の『RT60w』間でLANポートに接続したパソコン同士の データ通信を無線で行ったり（無線ブリッジ機能）、複数台の『RT60w』に 接続されたアナログ電話間の無線通話が可能です （機器間アナログ通話機能※ 2001年1月より対応予定）。
また、好評の『RTA52i』の機能を継承し、液晶パネルでの動作状態や 課金情報の確認、前面操作ボタンでの簡単な設定、ブラウザによる 設定プログラムなどで使いやすさを追求しています。 なお、現行モデルの『RTA52i』も引き続き販売いたします。 当社ではネットボランチシリーズに無線LAN対応の『RT60w』を加えることにより、 より広いお客様のニーズにお応えできるものと考えております。
＜主な特長＞
DSU、ハブ、アナログポート、S/Tポートに加えてアクセスポイント機能を備えたオールインワ ンルータであり、無線LANカードを搭載したパソコンで無線LANを構築することができます。 これによりパソコンの増設が簡単に行えるようになるほか、自分のデスクから会議室等にパソコ ンを移動させても、メールの授受やWWWページの閲覧を無線で行うことができます。また、 伝送速度は「IEEE802.11b」準拠の最大11Mbit/sであり、ストレスのない高速な無線LAN構築 を実現しています。 なお、「IEEE802.11b」準拠の無線LANカードと原則的に接続可能で、当社で接続確認した無 線LANカードは随時ネットボランチホームページ（URL： http://NetVolante.jp/）に公開します。
通信周波数は14チャネルを確保。多チャネルなので、同じエリア内に設置しても電波が干渉しに くく、複数台の『RT60w』が使用可能です。また信号はWEP機能により暗号化が可能なため、 セキュリティ面でも安全です。
無線ブリッジ機能搭載により、複数台の『RT60w』間でLANポートに接続したパソコンのデー タ通信が無線で可能です。さらに、機器間アナログ通話機能搭載により、複数台の『RT60w』 間でアナログポートに接続した電話間の通話が可能なほか、ISDN回線に接続しない2台目以降の 『RT60w』に接続した電話の外線通話も可能です(機器間アナログ通話機能は2001年1月提供予 定のリビジョンアッププログラムにより実現)。
複数台の使用により、オフィス間の無線データ通信が可能 無線ブリッジ機能搭載により、複数台の『RT60w』間でLANポートに接続したパソコンのデー タ通信が無線で可能です。さらに、機器間アナログ通話機能搭載により、複数台の『RT60w』 間でアナログポートに接続した電話間の通話が可能なほか、ISDN回線に接続しない2台目以降の 『RT60w』に接続した電話の外線通話も可能です(機器間アナログ通話機能は2001年1月提供予 定のリビジョンアッププログラムにより実現)。
無線LANの電波の送受信をスムーズに行うための高いアンテナ位置を確保しながら、パソコンデ スクから離れて置いてもオフィスのインテリアのように溶け込むシックなウォームグレー(warm gray)の本体と、ISDN回線使用状態が遠くからでも見える視認性の高いLEDで、実用性とイン テリア性を兼ね備えたデザインです。
＜注＞
無線LANプロトコルの一つで、DS-SS方式の伝送方式で転送速度は最大11Mbit/s。周波数は 2.4GHz帯。本規格に準拠している製品の間では原則的に互換性があります。
無線LAN通信を暗号化して送受信する機能で、無線LAN通信の盗聴を防止できます。 本機は40ビットコードで暗号化しています。
＜主な仕様＞
| 対応回線 | INSネット64(回線交換) |
| 高速デジタル専用線(64kbit/s、128kbit/s) | |
| アナログポート | 3ポート(ブランチなし)、6ピンモジュラージャック、供給電圧 -48V |
| LANポート | 10BASE-T 4ポート(第1ポートはストレート/クロス切替可) |
| 8ピンモジュラージャック | |
| ISDN回線ポート | BRI U点1ポート、6ピンモジュラージャック |
| ISDN S/Tポート | 1ポート、8ピンモジュラージャック |
| 内蔵無線部 | 伝送レート 1, 2, 5.5, 11Mbit/s、2.4GHz帯 |
| 準拠規格 IEEE802.11b、RCR-STD-33/ARIB-STD-T66 | |
| 伝送距離 25m(屋内) 50m(屋外) (11Mbit/s時)*注1 | |
| 同時使用可能な無線端末数 32台 *注2 | |
| CPU | SH3(80MHz) |
| フラッシュROM | 2MB |
| メモリ | 8MB |
| 背面スイッチ | U点極性反転スイッチ、DSU切離しスイッチ |
| 終端抵抗切離しスイッチ、LAN第一ポート切替えスイッチ | |
| 電源スイッチ | AC100V、50/60Hz、消費電力最大10W、 |
| 停電バックアップ | 単3アルカリ乾電池8本(停電時アナログ1ポートのみ使用可) |
| 電波障害規格 | VCCI-A |
| 外形寸法 | 幅 164mm X 高さ 229mm X 奥行き 101mm |
| 質量 | 約950g (本体のみ、乾電池除く) |
| 液晶ディスプレイ | 14文字 X 2行 (バックライト付き) |
| 前面操作ボタン | 4個（接続／切断、セレクト、エンター、キャンセル) |
| LED | 7個（MSG(メッセージ)、AIR(無線)、LAN、L1(回線)、B1、B2、Power） |
| 動作環境 | 周囲温度0〜40℃、周囲湿度15〜85%(結露しないこと) |
| 保管環境 | 周囲温度-10〜50℃、周囲湿度10〜90% |
| 認証番号 | CD00-0823JP L00-0221 |
| 同時接続 | 同時接続2対地、 接続相手先情報 500個所 |
| ルーティング対象プロトコル |
IP |
| ルーティングプロトコル | RIP、RIP2 |
| WANプロトコル | PPP、MP、BACP |
| セキュリティ | PAP、CHAP |
| 操作、設定方法 | WWWブラウザのGUI画面、コマンド(telnetで入力可) |
| プッシュ式電話機(アナログポートのみ)、前面操作ボタン | |
| プログラムアップデート | バージョンアッププログラム、TFTP |
| 最新プログラムはネットボランチホームページ上に公開 | |
| ロギング機能 | メモリに蓄積、SYSLOGでの出力、WWWブラウザで閲覧 |
| ログの内容 | ISDN呼制御、フィルタリングされたパケット、料金情報など |
| データ圧縮 | Stac LZS、VJC |
| アドレス変換 | NAT、IPマスカレード |
| ルータ機能 | PIAFS32k/64k(2.0/2.1)、コールバック、無課金コールバック *注3、DHCPサーバ |
| DHCPクライアント、RVS-COM2000対応、自動接続／切断、複数プロバイダ選択、 | |
| 2プロバイダ同時接続、接続制限(課金額 、発信回数、接続時間) | |
| リモートアクセスサーバ、テレホーダイ対応、無通信監視、Syslog、 | |
| Microsoft VPN アダプタ対応、簡易DNSサーバ、メール自動着信確認、メール転送 | |
| リモートセットアップ、フレッツ・ISDN対応 | |
| アナログ機能 | フレックスホン対応、ボイスワープ対応、ナンバー・ディスプレイ対応、 |
| ｉ・ナンバー対応(3番号)、ダイヤルイン、グローバル着信、識別着信、 | |
| ナンバー・リクエスト対応、擬似キャッチホン、擬似三者通話、擬似着信転送 | |
| 擬似通信中転送、鳴り分け、FAX無鳴動着信、PB/モデム・ダイヤルイン、内線通話 | |
| 内線転送、発信者番号通知、料金情報通知 | |
| 管理／設定機能 | パソコンセットアップユーティリティ *注4、通信履歴、累積課金情報 |
| 累積課金情報メール通知、接続時間表示、接続／切断通知ブザー | |
| 無線機能 | 14チャネル、WEP、MACアドレスフィルタ、無線ブリッジ機能、 |
| 機器間アナログ通話機能 *注5 | |
| 付属品 | モジュラーケーブル(3m)、LANケーブル(3m) |
| CD-ROM(RT60wパソコンセットアップユーティリティ、スタートマニュアル | |
| ユーザーズマニュアル、コマンドリファレンス) | |
| 接続ガイド、スタートマニュアル、ユーザーズマニュアル | |
| 登録ハガキ、保証書 |
注1
無線伝送距離は障害物や周囲の電波状態、パソコン側無線LANカードの状態などで短くなる場合がございます。 注2 同時使用可能な無線端末数は使用環境によって減る場合がございます。 注3 無課金コールバックは受ける側がヤマハネットボランチまたはヤマハRTシリーズルータの場合のみサポートされる機能です。 注4 RT60wパソコンセットアップユーティリティはWindows95/98/2000、PowerMacintosh MacOS8.0以降対応。 注5 本機能は2001年1月よりホームページから対応ファームウェアのダウンロードでご使用になれます。 ● 上記の表中記載の社名、商品名は各社の商標または登録商標です。 ● 上記の表中記載の仕様は予告なく変更する場合がございます。
ヤマハ株式会社
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