17.18 監視情報を書き出すファイル名のプレフィックスの設定

[書式]


[設定値及び初期値]


[説明]


監視情報を書き出すファイル名のプレフィックス ( 接頭語 ) を設定する。
実際のファイル名は、このプレフィックスをもとにして自動的に決まる。
例えば、プレフィックスを「yamaha」と設定した場合、統計情報を書き出すファイル名は、yamaha_statistics_20170210.csv のようになる。
また、保存先ディレクトリは、/v810_statistics/201702/となり、この配下に保存される。
暗号化をしないときには、cryptopassword パラメータを指定してはならない。


save report at コマンドで設定された時刻に、統計情報、通話履歴および障害履歴の3つがCSVファイル形式で書き出される。
または、save report now コマンドが実行されたときに、書き出される。ファイル名が同じ場合は上書きされるので、コマンド実行時には注意が必要である。
いずれの場合も保持できる最大数か、または直前の24時間分のデータが書き出される。

[ノート]


実際のファイル名は、prefix の後に種別や日付を表す文字列が加わる。


ファイル名の書式は以下に従う。prefix_type_yyyymmdd.ext
ディレクトリ名の書式は以下に従う。 /v810_type/yyyymm/


  • prefix
    • 本コマンドにより設定される任意の文字列
  • type
    • 監視情報の種類
      statistics 統計情報
      call 通話履歴
      error 障害履歴
  • yyyy
    • 西暦 (4 桁 )
  • mm
    • 月 (2 桁 )
  • dd
    • 日 (2 桁 )
  • ext
    • 拡張子
      csv CSV
      rtfg 暗号化されたファイル

外部メモリに暗号化して保存したファイルは、PC上で RT-FileGuard を使用して復号することができる。