本機は、DNS(Domain Name Service) 機能として名前解決、上位 DNS サーバーの選択機能、簡易 DNS サーバー機能 ( 静的 DNS レコードの登録 ) を持ちます。
名前解決の機能としては、ping やtraceroute、rdate、ntpdate、telnet コマンドなどの IP アドレスパラメータの代わりに名前を指定したり、SYSLOG などの表示機能において IP アドレスを名前解決したりします。
DNS の機能を使用するためには、
dns server 等のコマンドで、問い合わせ先 DNS サーバーを設定しておく必要があります。また、この設定は DHCP サーバー機能において、DHCP クライアントの設定情報にも使用されます。問い合わせ先 DNS サーバーを設定するコマンドは複数存在しますが、これらのうち複数のコマンドで問い合わせ先 DNS サーバーが設定されている場合、利用できる中で最も優先順位の高いコマンドの設定が使用されます。各コマンドによる設定の優先順位は、高い順に以下の通りです。
- dns server select コマンド
- dns server コマンド