4.8.3 ライセンスが有効であるか否かの判定スケジュールの設定

[書式]


[設定値及び初期値]


[説明]

ルーターにインポートされているライセンスが有効であるか否かの判定を行うスケジュールを設定する。

time1 で指定した時刻から time2 で指定した時刻の間のランダムな時刻にライセンスの判定を行う。
time1 で指定した時刻が time2 で指定した時刻より遅い場合には、time2 は翌日の時刻と解釈される。この場合、タイミングによってはライセンスが有効となるのが約1日遅れとなる可能性がある。
例えば、time1 を 23:00、time2 を 01:00 と設定した状態で、開始日が 2020/04/10 であるライセンスがインポートされているとする。このとき、2020/04/09 の 23:00 ~ 23:59 の間にライセンスの判定が行われると、ライセンスが有効となるのは 2020/04/10 の 23:00 ~ 2020/04/11 の 01:00 の間となる。
確実にライセンスを開始日に有効としたい場合は、time2time1 で指定した時刻よりも遅い時刻となるように設定する。
有効な基本ライセンスが見つかった場合は、ルーターは当該ライセンスの機能制限に従って動作する。オプションライセンスがインポートされている場合はあわせて有効となる。
有効な基本ライセンスが見つからなかった場合は、ルーターはライセンス無効時の機能制限に従って動作する。
有効期限が被っている基本ライセンスが複数見つかった場合は、有効期限の開始日が現在の日付に一番近い基本ライセンスが有効となる。
有効期限の開始日が同じである場合は、有効期限の満了日が一番最後の基本ライセンスが有効となる。

[適用モデル]

vRX Amazon EC2 版, vRX VMware ESXi 版