30.6.1 外部ストレージをマウントする

[書式]


[設定値及び初期値]


[説明]

外部ストレージ(NFS、または SMB)をマウントする。

外部ストレージを NFS でマウントする場合は、第 1 書式で指定する。nfs_if は以下のフォーマットで指定する。
  • nfs://<SERVER>/<PATH>
    • <SERVER> ... 外部ストレージの IPV4 アドレス
    • <PATH> ... 外部ストレージのパス
外部ストレージを SMB でマウントする場合は、第 2 書式で指定する。smb_if は以下のフォーマットで指定する。
  • smb://<SERVER>/<PATH>
    • <SERVER> ... 外部ストレージの IPV4 アドレス
    • <PATH> ... 外部ストレージのパス
ヤマハルーターのコマンドで、マウントした外部ストレージにアクセスする場合は、prefix に指定したプレフィックスを先頭に付与したパスを指定する。例えば、prefix に "server:" を指定したとき、show file list コマンドで外部ストレージの /temp ディレクトリの内容を表示する場合は以下のように入力する。
# show file list server:/temp

prefix に使用できる文字は、半角英数字、ハイフン (-)、アンダースコア (_)、ピリオド (.) である。
prefix に指定した文字列の末尾には、自動的にコロン (:) が付与される。
prefix を省略した場合は、自動的にプレフィックスが決定される。外部ストレージごとのプレフィックスは、show status storage interface コマンドで確認することができる。

外部ストレージは最大で 10 個までマウントできる。

[設定例]

外部ストレージ (192.168.100.100) の /share ディレクトリを NFS でマウント、プレフィックスに server: を指定する
# mount nfs://192.168.100.100/share server:
外部ストレージ (10.10.10.10) の /example ディレクトリを SMB (ユーザー名: user、パスワード: pass) でマウント、プレフィックスは自動で設定する
# mount smb://10.10.10.10/example username=user password=pass
上記でマウントした外部ストレージのプレフィックスを確認する
# show status storage interface

[適用モデル]

vRX Amazon EC2 版, vRX VMware ESXi 版