30.5.2 ファイルまたはディレクトリの削除

[書式]


[設定値及び初期値]


[説明]

指定したファイルまたはディレクトリを削除する。

ディレクトリが空でない場合は配下のファイルとディレクトリも同時に削除される。

path に相対パスを指定した場合、環境変数 PWD を基点としたパスと解釈される。PWD は set コマンドで変更可能であり、初期値は "/" である。

path には mount コマンドでマウントした外部ストレージを指定できる。外部ストレージのパスは、マウント時に設定したプレフィックスを先頭に付与して指定する。例えば、プレフィックスが "storage:" である外部ストレージの "/dir" を指定する場合は、"storage:/dir" と指定する。マウントされている外部ストレージは show status storage interface コマンドで確認できる。

[ノート]

path に相対パスで "config" を指定した場合、本コマンドではなく、delete config コマンドが実行される。このような場合には相対パスを使用せず、絶対パスでファイルまたはディレクトリを指定する。

[適用モデル]

vRX Amazon EC2 版, vRX VMware ESXi 版