29.2 Lua スクリプトの実行

[書式]


[設定値及び初期値]


[説明]


Lua スクリプトを実行する。
基本的な文法は Lua 標準の lua コマンドと同じであるが、標準入力 (stdin) をスクリプトの入力対象とする -i/- オプションと、パラメータなしの実行には対応していない。-v オプションはバージョン情報を出力する。-- オプションは記述したポイントでオプション処理を終了することを表し、script_fileargs に "-" で始まるファイル名および文字列を指定できるようになる。なお、-e/-l/-v の各オプションは繰り返して複数個指定できるが script_file よりも後に指定することはできない。script_file は 1 つしか指定できず、script_file を記述したポイント以降のパラメータはすべて無視される。このとき、エラーメッセージは出力されない。

script_file に相対パスを指定した場合、環境変数 PWD を基点としたパスと解釈される。PWD は set コマンドで変更可能であり、初期値は "/" である。

[ノート]


環境変数 LUA_INIT が設定されている場合は、そのスクリプトが最初に実行される。
script_file にバイトコードファイルを指定する場合、ルーター上で生成したバイトコードだけが実行可能であり、Lua をインストールした PC 等で生成したバイトコードは実行できない。

[適用モデル]

vRX Amazon EC2 版, vRX VMware ESXi 版