5.5.1 プロバイダ接続がダウンした時に PP バックアップする接続先の指定

[書式]


[設定値及び初期値]


[説明]


PP インタフェースが切断されたときにバックアップするインタフェースを指定する。
バックアップ先のインタフェースが PP インタフェースの場合には、ipsec-fast-recovery オプションを設定できる。このオプションで on を設定したときには、バックアップから復帰した直後に IPsec の SA をすぐに再構築するため、IPsec の通信が可能になるまでの時間を短縮できる。

[ノート]


このコマンドは PP インタフェースごとに設定できる。
PP インタフェースの切断を検知するために pp always-on コマンドで on を設定する必要がある。専用線の場合には pp always-on コマンドの代わりに、pp keepalive use lcp-echo コマンドを使用する。

[適用モデル]

vRX Amazon EC2 版, vRX VMware ESXi 版