2.1.2 仮想マシンコンソールによる設定


仮想マシンコンソールによる設定手順の一例を説明します。仮想マシンコンソールは vRX VMware ESXi 版で使用可能です。ここでは、仮想マシンコンソールとして vSphere Client の Web コンソールを使用します。

以下の条件を例に説明します。



  1. Webブラウザを開き、VMware Vsphere を起動します。

  2. ログイン画面が表示されたら、ID@ドメインとパスワードを入力してからログインを押します。

    画像のID、ドメイン、パスワードは入力例です。

    実際は接続先の vCenter Server に対して権限があるユーザーの認証情報をご使用ください。



  3. 「ホストおよびクラスタ」画面からデプロイ済みの vRX を選択し、「Web コンソールの起動」を選択します。



  4. 「コンソールの起動」ポップアップが表示されるため、「Web コンソール」にチェック後、OK を押します。



    注:
    • VMware Remote Console を利用するには別途インストールが必要です。
  5. 「Password:」と表示されたら、ログインパスワードを入力してから Enter キーを押します。

    ※設定した名前ありユーザでログインする場合は、何も入力せずに Enter キーを押します。次に「Username:」と表示され、ユーザ名の入力待ち状態となります。ここで、設定したユーザ名を入力して Enter キーを押し、続いてユーザパスワードを入力します。

    何も表示されないときは、1 度 Enter キーを押します。「>」が表示されると、コンソールコマンドを入力できるようになります。



    注:
    • help と入力してから Enter キーを押すと、キー操作の説明が表示されます。
    • show command と入力してから Enter キーを押すと、コマンド一覧が表示されます。
  6. administrator と入力してから、Enter キーを押します。

  7. 「Password:」と表示されたら、管理パスワードを入力します。

    「#」が表示されると、各種のコンソールコマンドを入力できます。

  8. コンソールコマンドを入力して、設定を行います

  9. 設定が終わったら、save と入力してから Enter キーを押します。

    コンソールコマンドで設定した内容が、本機の不揮発性メモリに保存されます。

  10. 設定を終了するには、quit と入力してから Enter キーを押します。
  11. 仮想マシンコンソールでの操作を終了するには、もう 1 度 quit と入力してから Enter キーを押します。