2.1.3 TELNET による設定

ここでは、Windows の TELNET を使用する場合を例に説明します。ヤマハルーター の IP アドレスは 198.51.100.1 とした場合の例です。

TELNET には暗号化機能がないためセキュリティーの観点からVPN上で使用することを推奨します。VPN構築以前はSSH による設定をご利用ください。

Windows では、あらかじめ次の方法で TELNET を有効にする必要があります。「コントロールパネル」-「プログラム」-「プログラムと機能」で、「windows の機能の有効化または無効化」を選ぶと表示される「Windows の機能」画面で、「Telnet クライアント」にチェックを付けてから「OK」をクリックします。


  1. [スタート]メニューから「telnet 198.51.100.1」と入力します。

    実際には「198.51.100.1」のかわりに本機に設定されている IP アドレスを入力します。



  2. 「Password:」と表示されたら、ログインパスワードを入力してから Enter キーを押します。

    ※設定した名前ありユーザでログインする場合は、何も入力せずに Enter キーを押します。次に「Username:」と表示され、ユーザ名の入力待ち状態となります。ここで、設定したユーザ名を入力して Enter キーを押し、続いてユーザパスワードを入力します。

    何も表示されないときは、1 度 Enter キーを押します。「>」が表示されると、コンソールコマンドを入力できるようになります。



    注:
    • help と入力してから Enter キーを押すと、キー操作の説明が表示されます。
    • show command と入力してから Enter キーを押すと、コマンド一覧が表示されます。
  3. administrator と入力してから、Enter キーを押します。
  4. 「Password:」と表示されたら、管理パスワードを入力します。

    「#」が表示されると、各種のコンソールコマンドを入力できます。

  5. コンソールコマンドを入力して、設定を行います
  6. 設定が終わったら、save と入力してから Enter キーを押します。

    コンソールコマンドで設定した内容が、本機の不揮発性メモリに保存されます。

  7. 設定を終了するには、quit と入力してから Enter キーを押します。
  8. コンソール画面を終了するには、もう 1 度 quit と入力してから Enter キーを押します。