仮想マシンコンソールで設定を行う場合は、vRX を実行しているハイパーバイザーの管理ソフトウェアが提供しているコンソール機能を使用します。
TELNET で設定を行う場合は、パソコンでは TELNET アプリケーションを使います。Windows をお使いの場合は OS に付属の『TELNET』ソフトウェアを使用します。macOS をお使いの場合は、OS に付属の『ターミナル』アプリケーションで telnet コマンドを実行します。
SSH で設定を行う場合は、パソコンでは SSH アプリケーションを使います。Windows をお使いの場合は OS に付属の『SSH』ソフトウェアまたはSSH クライアント機能のあるフリーソフトなどを使用します。macOS をお使いの場合は、OS に付属の『ターミナル』アプリケーションで ssh コマンドを実行します。
コンソールコマンドの具体的な内容については、本書の第 3 章以降をご覧ください。
コンソールコマンドは、コマンドの動作をよく理解した上でお使いください。設定後に意図した動作をするかどうか、必ずご確認く ださい。
コンソールに表示される文字セットは初期値ではUTF-8 です。これは、console character コマンドを使用して端末の文字表示の能力に応じて選択できます。いずれの場合でもコマンドの入力文字は ASCII で共通であることに注意してください。
セキュリティの観点から、コンソールにキー入力が一定時間無い時には、自動的に 300 秒 ( 初期値 ) でログアウトするように設定されています。
新たに管理ユーザになって設定コマンドを実行すると、その内容はすぐに動作に反映されますが、save コマンドを実行しないと不揮発性メモリに書き込まれません。