28.1 ブリッジインタフェースに収容するインタフェースを設定する

[書式]


[設定値及び初期値]


[説明]


仮想インタフェースであるブリッジインタフェースに収容するインタフェースを指定する。
収容したインタフェース間でブリッジ動作が行われる。
トンネルインタフェースを収容した場合、L2TPv3 トンネルが確立しているトンネルインタフェースでのみブリッジ動作が行われる。

[ノート]


・収容する LAN インタフェースについて
収容した実インタフェースに IPv4,IPv6 アドレスを付与してはならない。
収容した実インタフェースの IPv6 リンクローカルアドレスは削除される。
収容する LAN インタフェースの MTU はすべて同一の値でなければならない。
いずれかのブリッジインタフェースに収容した実インタフェースは、他のブリッジインタフェースに収容することはできない。


・収容するトンネルインタフェースについて
収容するトンネルインタフェースの MTU は無効となり、トンネルインタフェースでフラグメントは行われず、カプセル化されたパケットの送信インタフェースの MTU に従ってフラグメントが発生する。
いずれかのブリッジインタフェースに収容したインタフェースは、他のブリッジインタフェースに収容することはできない。


・ブリッジインタフェースについて
ブリッジインタフェースのリンク状態は収容した LAN インタフェースまたはトンネルインタフェースのリンク状態に応じて変化する。
いずれかの収容したインタフェースがアップ状態だった場合、ブリッジインタフェースはアップ状態になる。
すべてのインタフェースがダウン状態だった場合、ブリッジインタフェースもダウン状態になる。
ブリッジインタフェースの MAC アドレスは、収容した LAN インタフェースのうち、インタフェース番号がもっとも小さいインタフェースのアドレスを使用する。

[適用モデル]

vRX VMware ESXi 版