8.5.16 IGMP プロキシーの下流インターフェースの設定

[書式]

[パラメーター]

ifname : IGMP プロキシーの上流インターフェース(マルチキャストルーター側)
 

[初期設定]

なし

[入力モード]

インターフェースモード

[説明]

対象インターフェースを IGMP プロキシーの下流インターフェース ( マルチキャスト受信者側 ) に設定し、さらに上流インターフェース ( マルチキャストルーター側 )を指定する。

no 形式で実行した場合は、IGMP プロキシーの下流インターフェースとしての動作を無効にする。

[ノート]

IGMP プロキシー機能を使用する場合は以下の設定を行うこと。
  • ip multicast-routing コマンドでマルチキャストルーティング機能を有効にすること。
  • 上流・下流インターフェースの両方で、ip igmp コマンドで IGMP を有効にすること。
  • 指定した上流インターフェースで、あらかじめ ip igmp proxy-service コマンドを設定しておくこと。

IGMP プロキシー機能を使用するインターフェースでは、マルチキャストルーティングプロトコルを有効にしないこと。

1 つの上流インターフェースに対して、複数の下流インターフェースを指定することが可能。

[設定例]

VLAN #2 を IGMP プロキシーの下流インターフェースとして設定し、VLAN #3 を IGMP プロキシーの上流インターフェースとして指定する。

SWX3200(config)#interface vlan2
SWX3200(config-if)#ip igmp mroute-proxy vlan3