7.6.4 DHCPv6クライアントによる動的IPv6アドレスの設定

[書式]

[初期設定]

なし

[入力モード]

インターフェースモード

[説明]

DHCPv6クライアントを使用して、DHCPv6サーバーから付与されたIPv6アドレスをVLANインターフェースに対して設定する。

本コマンドは、ipv6 enableコマンドが設定されているVLANインターフェースに設定できる。

1つのVLANインターフェースに、本コマンドは1つだけ設定できる。

本コマンドは、ipv6 addressipv6 address pdコマンドと併用できる。

本コマンドは、最大で8のVLANインターフェースに設定できる。

ipv6 dhcp client pdipv6 address autoconfigdhcpv6-server(DHCPv6サーバー対応モデルのみ) コマンドがすでに設定されているVLANインターフェースには設定できない。

IPv6アドレスを取得した状態でno ipv6 address dhcpコマンドを実行すると、取得していたIPv6アドレスの解放メッセージをDHCPv6サーバーに送る。

no形式で実行した場合はDHCPv6クライアントの設定を削除する。

ipv6コマンドが disable に設定された場合、本コマンドも削除される。

[ノート]

本コマンドでIPv6アドレスを自動設定する場合、プレフィックス長は「/128」となる。

受信したRAのMフラグがオンであるかオフであるかに関係なく、本コマンドを設定すると、DHCPv6のステートフル動作(IA_NA)が有効になる。

DHCPv6クライアントは、DHCPv6サーバーに対して、「OPTION_DNS_SERVERS」(オプションコード23)と、「OPTION_DOMAIN_LIST」(オプションコード24) を要求する。

DHCPv6サーバーから複数のオプションが返ってきたとき、DNSサーバーは3件、ドメインリストは6件まで取得できる。

DHCPv6クライアントの要求によって取得したDNSサーバー、ドメインリストは、show ipv6 dhcp interfaceコマンドで確認できる。

取得したドメインリストのドメイン名の末尾に「.」がない場合は、「.」が付与される。

本コマンドによりDHCPv6サーバーからDNSサーバー、検索ドメインリストを取得した場合でも、dns-client name-serverdns-client domain-listコマンドの設定のほうが優先される。

システムに設定されたDNSサーバー、ドメインリストは、show dns-clientコマンドで確認できる。

本コマンドを有効にした後、Router Lifetimeが有効なRAを受信した場合、RAを送信した機器のアドレスが、デフォルトゲートウェイに追加される。

また、Router Lifetimeが 0 のRAを受信した場合は、デフォルトゲートウェイからRAを送信した機器のアドレスが削除される。

ただし、ipv6 nd accept-ra-default-routes disableコマンドが設定されている場合は、RAに基づくデフォルトゲートウェイの追加は行われない。

[設定例]

VLAN #100にDHCPv6クライアントによってIPv6アドレスを付与する。

SWX3100(config)#interface vlan100
SWX3100(config-if)#ipv6 address dhcp