30.6.1 インタフェース毎の VRRPv3 の設定

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]


指定した VRRPv3 グループを利用することを設定する。
同じ VRRPv3 グループに所属するルーターの間では、VRID および仮想ルーターの IPv6 アドレスを一致させておかなくてはいけない。これらが食い違った場合の動作は予測できない。
auth パラメータを指定しない場合には、認証なしとして動作する。

time1 およびtime2 パラメータで、マスターが VRRPv3 広告を送信する間隔と、バックアップがそれを監視してダウンと判定するまでの時間を設定する。トラフィックが多いネットワークではこれらの値を初期値より長めに設定すると動作が安定することがある。これらの値はすべての VRRPv3 ルーターで一致している必要がある。

[ノート]


priority およびpreempt パラメータの設定は、仮想ルーターの IPv6 アドレスとして自分自身の LAN インタフェースに付与されているアドレスを指定している場合には無視される。この場合、優先度は最高の 255 となり、常にプリエンプトモードで動作する。


RTX5000 / RTX3500 Rev.14.00.18 以降のファームウェア、および、Rev.14.01 系以降のすべてのファームウェアで使用可能。

[適用モデル]

RTX5000, RTX3510, RTX3500, RTX1300, RTX1220, RTX1210, RTX830