IKE で用いるグループを設定する。
始動側として働く場合には、このコマンドで設定されたグループを提案する。応答側として働く場合には、このコマンドの設定に関係なく、サポート可能な任意のグループを用いることができる。
2 種類のグループを設定した場合には、1 つ目がフェーズ 1 で、2 つ目がフェーズ 2 で提案される。グループを 1 種類しか設定しない場合は、フェーズ 1 とフェーズ 2 の両方で、設定したグループが提案される。
また、 ipsec ike negotiate-strictly コマンドが on の場合は、応答側であっても設定したグループしか利用できない。
常に 1 つ目に設定したグループのみが使用される。 2 つ目に設定したグループは無視される。
また、 始動側として提案したグループが相手に拒否され、別のグループを要求された場合は、そのグループで再度提案する ( 要求されたグループがサポート可能な場合 ) 。 以後、IPsec の設定を変更するか再起動するまで、同じ相手側セキュリティ・ゲートウェイに対しては再提案したグループが優先的に使用される。
拡張ライセンスをインポートすると、以下のパラメーターに入力できる上限値が拡張される。
ライセンス名 | 拡張後の上限値 ( ライセンス本数ごとの値 ) |
|||
---|---|---|---|---|
1本 | 2本 | 3本 | 4本 | |
YSL-VPN-EX1 | 100 | - | - | - |
YSL-VPN-EX3 | 1500 | 2000 | 2500 | 3000 |