48.1.2 L2MS を使用するか否かの設定

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]

L2MS を使用するか否かをインターフェースごとに設定する。use が on であるインターフェースで L2MS を使用する。L2MS は switch control use コマンドの設定にしたがって動作する。L2MS のマネージャーとして動作している場合は、L2MS に対応したエージェントを制御するための通信を行う。また、terminal オプションが on に設定されたインターフェースでは端末情報の取得も行う。L2MS を使用しないインターフェースでは use を off に設定することで不要なパケットの送出を抑えることができる。L2MS のエージェントとして動作している場合は、マネージャーからの探索パケットに対して応答パケットを返す。

[ノート]

switch control mode コマンドで mode に off が設定されている場合、本コマンドの設定は反映されない。

LAN 分割機能が有効になっているインターフェースでは本コマンドを設定することができない。

ポート分離機能が有効になっているインターフェースで本コマンドを設定できるのは、Rev.14.01 系以降のファームウェアである。

bridge member コマンドで LAN インターフェースが収容されていない場合、本コマンドのブリッジインターフェースへの設定は反映されない。また、ブリッジインターフェースとブリッジインターフェースに収容されている LAN インターフェースで use に on を設定している場合、ブリッジインターフェースへの設定のみ反映される。ブリッジインターフェースで本コマンドを設定できるのは、RTX1210 Rev.14.01.20 以降のファームウェア、および、Rev.15.02 系以降のすべてのファームウェアである。

use が off に設定されたインターフェースでは terminal オプションが on であっても端末情報の取得は行わない。また、L2MS のエージェントとして動作している場合、terminal オプションの設定は L2MS の動作に反映されない。terminal オプションは Rev.14.01 系以降のファームウェアで使用できる。

[適用モデル]

RTX1300, RTX1220, RTX1210, RTX830