52.16 シグネチャーを保存するディレクトリーの設定

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]


シグネチャーを保存するディレクトリーを指定する。


DPI が有効になったとき、本コマンドが設定されており、かつ本コマンドで指定されているディレクトリーにシグネチャーが存在する場合には、ネットワーク経由のシグネチャーのダウンロードは行わず、外部メモリーまたは内蔵不揮発性メモリー(RTFS)のシグネチャーを使用する。


シグネチャーをダウンロードしたとき、path に指定したディレクトリーが存在しなければ、ディレクトリーを自動生成して、シグネチャーを保存する。 path に外部メモリーを指定している場合、指定したディレクトリーを含む外部メモリーが接続されていないとき、その間にダウンロードしたシグネチャーは保存できない。 その後外部メモリーが接続された場合には、次のシグネチャー更新時にダウンロードしたシグネチャーが保存される。


次の更新を待たずにシグネチャーをダウンロードしたい場合には、dpi signature download goコマンドを force オプションを付けて実行すると、シグネチャーの更新が無くとも直ちにダウンロード、および保存が可能となる。path で指定したディレクトリーに以前保存したシグネチャーが存在する場合には、新たにダウンロードしたシグネチャーを既存のシグネチャーに上書きして保存する。

[ノート]


path は半角99文字以内。


シグネチャーは "rt_dpi_(機種名).ysig" というファイル名で保存される。例えば、RTX1300の場合には "rt_dpi_rtx1300.ysig" となる。


RTX1300 では external-memory dpi signature directory コマンドを使用する。

[設定例]

[適用モデル]

RTX1300