MAC アドレスエージング機能の設定をする。
MAC アドレスエージング機能は、スイッチングハブが持つ MAC アドレステーブル内のエントリーを、一定時間で消去していく機能である。age_time に off を設定して MAC アドレスエージング機能を無効にすると、一度スイッチングハブが学習した MAC アドレスは自動的に消去されないのはもちろん、clear switching-hub macaddress コマンドを実行しても消去されない。エントリーが消去されるのは、age_time に有効な値を設定して、この機能を再度有効にしたときだけになる。
以下の機種では設定値に秒数を指定することができる。ただし、コマンドの設定値と実際に消去されるまでの時間に誤差が生じる場合がある。
機種 | 設定範囲 |
---|---|
RTX3510, RTX1300 | 4..819 |
秒数を指定できる機種で on を入力すると初期値である 300 に変換される。
MAC アドレステーブルの大きさは以下の通りとなる。
機種 | 最大エントリー数 |
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RTX3510 | 16,376 |
RTX1300 | 16,378(※) |
※工場出荷状態で、LAN インタフェースを3つ使用している場合の数値。フレキシブル LAN/WAN ポートで使用する LAN インタフェース数によって変動する。(最大エントリー数 = 16,384 - LAN インタフェース数 * 2)であり、使用する LAN インタフェース数が 8 個の場合、最大エントリー数は 16,374 となる。
本コマンドの実行後、スイッチングハブに接続された全ての LAN ポートでリセットが自動で行われ、その後に設定が有効となる。