31.1 OSPFv3 の有効設定

[書式]

[説明]

OSPFv3 の設定を有効にする。OSPFv3 関係の設定を変更したら、ルーターを再起動するか、あるいはこのコマンドを実行しなくてはならない。

[ノート]

このコマンドを入力したとき、次のいずれかならば、OSPFv3 の設定は有効にならない。
  • ルーターID が設定されていない
  • エリアが設定されていない
  • いずれのインタフェースもエリアに属していない
  • 仮想リンクが経由するエリアが存在しない
  • 仮想リンクが経由するエリアに属するインタフェースが存在しない


すでに OSPFv3 の設定が有効であるときにこのコマンドを入力した場合、初期状態から再度設定を読み込む。
よって、それまで OSPFv3 が保持していた経路情報や、他のプロトコルに配布した経路情報は一旦破棄され、初期状態から動作を開始する。

[適用モデル]

RTX5000, RTX3510, RTX3500, RTX1300, RTX1220, RTX1210, RTX830