[設定値] :
設定値 | 説明 |
---|---|
usb1:/directory_path | USB メモリ内のディレクトリー |
sd1:/directory_path | microSD カード内のディレクトリー |
/directory_path | 内蔵不揮発性メモリー(RTFS)内のディレクトリー |
シグネチャーを保存するディレクトリーを指定する。
DPI が有効になったとき、本コマンドが設定されており、かつ本コマンドで指定されているディレクトリーにシグネチャーが存在する場合には、ネットワーク経由のシグネチャーのダウンロードは行わず、外部メモリーまたは内蔵不揮発性メモリー(RTFS)のシグネチャーを使用する。
シグネチャーをダウンロードしたとき、path に指定したディレクトリーが存在しなければ、ディレクトリーを自動生成して、シグネチャーを保存する。 path に外部メモリーを指定している場合、指定したディレクトリーを含む外部メモリーが接続されていないとき、その間にダウンロードしたシグネチャーは保存できない。 その後外部メモリーが接続された場合には、次のシグネチャー更新時にダウンロードしたシグネチャーが保存される。
次の更新を待たずにシグネチャーをダウンロードしたい場合には、dpi signature download goコマンドを force オプションを付けて実行すると、シグネチャーの更新が無くとも直ちにダウンロード、および保存が可能となる。path で指定したディレクトリーに以前保存したシグネチャーが存在する場合には、新たにダウンロードしたシグネチャーを既存のシグネチャーに上書きして保存する。
path は半角99文字以内。
シグネチャーは "rt_dpi_(機種名).ysig" というファイル名で保存される。例えば、RTX1300の場合には "rt_dpi_rtx1300.ysig" となる。
RTX1300 では external-memory dpi signature directory コマンドを使用する。
内蔵不揮発性メモリー(RTFS)の dpi/signature ディレクトリーにシグネチャーを保存する
# dpi signature directory /dpi/signature
microSD カードの dpi/signature ディレクトリーにシグネチャーを保存する
# external-memory dpi signature directory sd1:/dpi/signature