42.5 外部メモリに保存する SYSLOG ファイル名の指定

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]


外部メモリ内に保存する SYSLOG ファイル名を指定する。

name に.bak 拡張子を含むファイル名は指定できない。また、暗号化しない場合、name に .rtfg 拡張子を含むファイル名は指定できない。

crypto およびpassword を指定した場合、SYSLOG は暗号化してから外部メモリに書き込まれる。暗号化する場合、name に.rtfg 拡張子を含めるか、拡張子を省略した名前を指定する必要がある。拡張子を省略した場合、自動的にファイル名に rtfg 拡張子が追加される。

SYSLOG ファイルが上限サイズに達すると、SYSLOG ファイルのバックアップが行われる。このとき作成されるバックアップファイルの名前はファームウェアによって異なる。

バックアップファイル名は name で指定されたファイル名の後にバックアップが行われた日時を表す _yyyymmdd_hhmmss 形式の文字列が付加されたものとなる。


バックアップファイル数が num で指定される上限数に達した場合、もしくは外部メモリに空き容量がなくなった場合は、最も古いバックアップファイルを削除してから新しいバックアップファイルが作成される。

name に拡張子が含まれている場合
  • 暗号化しないで保存する ... 拡張子を .bak に置き換える
  • 暗号化して保存する ... 拡張子の前に _bak を追加する
name に拡張子が含まれていない場合 ... .bak という拡張子を追加する
interval で指定した時間が経過した場合、もしくは line で指定した行数だけ SYSLOG が出力された場合に、外部メモリに SYSLOG を書き出す。 lineで指定可能な各機種のログ記憶容量は以下のとおり。
  • RTX5000 / RTX3510 / RTX3500 ... 20000
  • RTX1300 / RTX1220 / RTX1210 / RTX830 ... 10000


本コマンドが設定されていないときは SYSLOG は外部メモリに書き込まれない。

[ノート]

以下の変更を行う場合、name を変更しなければならない。
  • SYSLOG を暗号化しないで保存するから、暗号化して保存するに変更する場合
  • SYSLOG を暗号化して保存するから、暗号化しないで保存するに変更する場合
  • 暗号アルゴリズムまたは、パスワードを変更する場合

外部メモリに暗号化して保存したファイルは、PC上で RT-FileGuard を使用して復号することができる。


name は半角 99 文字以内。


interval オプションと line オプションは、RTX5000/RTX3500 Rev.14.00.18 以降のファームウェアおよび、Rev.14.01 系以降のすべてのファームウェアで使用可能。

[適用モデル]

RTX5000, RTX3510, RTX3500, RTX1300, RTX1220, RTX1210, RTX830