[設定値] :
設定値 | 説明 |
---|---|
1 | TEL1 ポート |
2 | TEL2 ポート |
[設定値] :
設定値 | 説明 |
---|---|
line | アナログ回線、ISDN 回線でかけるためのプレフィックス設定 |
netvolante | NetVolante インターネット電話でかけるためのプレフィックス設定 |
[設定値] :
設定値 | 説明 |
---|---|
入力なし | プレフィックスなし |
"0" から "9" までの数字または "#" ( 2 桁目のみ )、最大 4 桁 | プレフィックス |
TEL ポートからのダイヤル時に、特定のプレフィックスによる発呼経路を設定する。
プレフィックスはダブルクォーテーション(") で括って指定する。"#" が設定できるのは 2 桁目だけである。
プレフィックスが既に他の経路に設定されている場合、新しく設定した経路が有効となり、以前の経路は削除される。
port を設定すると、選択された TEL ポートのみに対してプレフィックスと発呼経路の関係が設定される。
発呼時には、まず TEL ポートに対する設定が優先され、そのプレフィックスに対する設定が存在しない場合は TEL ポートが指定されていない設定が使用される。
sip を設定すると、sip による発呼を行う。また、これに続けて server_num を設定すると、sip server コマンドによるサーバー設定における SIP_URI のユーザ名部分をダイヤルした番号に置き換えて SIP の発呼を行なう。
phone を設定すると、宛先の URI に user=phone のタグを埋め込んで SIP の発呼を行なう。アナログ回線または ISDN 回線に抜ける発呼を行なう際に必要に応じて設定する。
routing を設定すると、ダイヤル番号に応じて番号経路テーブルを参照して、発呼を行なう。
ngn lan_interface を設定した場合は、設定した LAN インタフェースからひかり電話により発呼を行う。
先頭からの一部が重複するプレフィックス (例えば "9#" と "9#9") は異なるものとして扱われる。また次のパターンをプレフィックスとして設定することはできない。
"1", "11", "110", "118", "119", "110x", "118x", "119x", "x#1", "x#11" (x は0-9 の数字)
route パラメータが netvolante の設定に対しては、プレフィックスとして "##" が固定で登録されており、この設定を削除することはできない。
新規に設定されたプレフィックスは "##" の置き換えではなく、追加されるプレフィックスとして扱われる。
port パラメータを省略した場合において、カスケード接続の親機子機に明示的なプレフィックスの設定が無い場合は、その設定がカスケード接続全体を代表する設定として扱われる。
発呼経路を routing で設定した場合には、route_table_num も合わせて設定しなければならない。
またこの場合に該当する発呼経路テーブルが analog call route-table コマンドによって登録されていなければならない。さらに、analog call route コマンドによる発呼経路のサーバー設定がサーバー記号による記述である場合には、server_sign も合わせて設定しなければならない。
全体で 10 件まで、各 TEL ポートに関してそれぞれ 10 件まで、プレフィックスを指定することが可能。