ポートごとにフレームカウンタとオクテットカウンタがあり、それぞれ受信と送信で個別にカウントすることができます。フレームカウンタでは同時に複数の種類のパケットをカウントすることができます。
フレームカウンタを使用する場合、事前にcounter-frame-rx-typeまたはcounter-frame-tx-typeでカウントするパケットの種類を設定します。カウンタの値はstatus-counter-frame-rxまたはstatus-counter-frame-txで取得します。
オクテットカウンタの値はstatus-counter-octet-rxまたはstatus-counter-octet-txで取得します。
フレームカウンタでカウントするパケットの種類のうちclass-0〜class-3はDSCPリマーキングによるクラス分け (qos-dscp-remark-class) に対応しています。対応関係は以下の通りです。
DSCPによるクラス分け | 送信キューまたは受信キューのクラス |
---|---|
class1 | class-0 |
class2 | class-1 |
class3 | class-2 |
class4 | class-3 |
クラス分け無し (off) |
スイッチで受信したパケットを送信するとき、受信キューと送信キューのクラスは常に同一となります。