[設定値] :
設定値 | 説明 |
---|---|
ユーザー名 | 登録されているユーザー名 |
*radius | RADIUS認証でログインするすべてのユーザー |
* | すべてのユーザー |
設定値 | 説明 |
---|---|
on | administratorコマンドにより管理ユーザーに昇格することができる。またGUIの管理者ページへ接続することができる。管理者パスワードを用いてSFTP接続を行うことができる。 |
off | administratorコマンドにより管理ユーザーに昇格することができない。またGUIの管理者ページへ接続することができない。管理者パスワードを用いてSFTP接続を行うことができない。 |
設定値 | 説明 |
---|---|
off | すべての接続を禁止する。 |
all | すべての接続を許可する。 |
serial | シリアルコンソールからの接続を許可する。 |
telnet | TELNETによる接続を許可する。 |
ssh | SSHによる接続を許可する。 |
sftp | SFTPによる接続を許可する。 |
remote | リモートセットアップによる接続を許可する。 |
http | GUI設定画面への接続を許可する。 |
設定値 | 説明 |
---|---|
IPアドレス | 指定したホストからの接続を許可する。 |
any | すべてのホストからの接続を許可する。 |
インタフェース名 | 指定したインタフェースからの接続を許可する。 |
設定値 | 説明 |
---|---|
on | 同一ユーザー名によるTELNET、SSH、HTTPでの複数接続を許可する。 |
off | 同一ユーザー名によるTELNET、SSH、HTTPでの複数接続を禁止する。 |
設定値 | 説明 |
---|---|
120..21474836 | キー入力がない場合に自動的にログアウトするまでの秒数。 |
clear | ログインタイマーを設定しない。 |
ユーザーの属性を設定する。
userを省略した場合は、無名ユーザーの属性を設定する。
userに*radiusを指定した場合は、RADIUS認証でログインするすべてのユーザーの属性を設定する。
userにアスタリスク (*) を指定した場合は、すべてのユーザーに対して設定を有効にする。ただし、ユーザー名を指定した設定がされている場合は、その設定が優先される。
すでに管理ユーザーに昇格しているユーザーに対して、このコマンドでadministrator属性をoffに変更しても、そのユーザーはexitコマンドにより一般ユーザーに降格するか、あるいはログアウトするまでは管理ユーザーで居続けることができる。
connection属性では、off、all以外の値はコンマ (,) でつないで複数指定することができる。
すでに接続しているユーザーに対して、このコマンドでconnection属性またはhost属性により接続を禁止しても、そのユーザーは切断するまでは接続を維持し続けることができる。
host属性では、TELNET、SSH、SFTP及びHTTPで接続できるホストを設定する。指定できるIPアドレスは、1個のIPアドレスまたは間にハイフン (-) をはさんだIPアドレス (範囲指定)、およびこれらをコンマ (,) でつないだものである。
multi-session属性では、TELNET、SSH、HTTPでの複数接続の可否を設定する。この属性をoffに変更しても、シリアルとTELNETやリモートセットアップとSSHなど、接続方法が異なる場合は同じユーザー名で接続することができる。
すでに複数の接続があるユーザーに対して、このコマンドでmulti-session属性をoffに変更しても、そのユーザーは切断するまでは接続を維持し続けることができる。
無名ユーザーに対してはSSH、SFTPによる接続を許可することができない。
無名ユーザーに対してはTELNETでの複数接続はできない。
TELNET、SSH、SFTP、HTTPで接続した場合、login-timer属性の値がclearに設定されていても、タイマ値は300秒として扱う。
login timerコマンドの設定値よりも、本コマンドのlogin-timer属性の設定値が優先される。
本コマンドにより、すべてのユーザの接続を禁止する、またはすべてのユーザが管理ユーザに昇格できないといった設定を行った場合、ルーターの設定変更や状態確認などができなくなるので注意する必要がある。
userに*radiusを指定できるのは Rev.11.00.36 以降である。