ヤマハルーター用ファイルシステム RTFS

RTFSは、ルーターの内蔵フラッシュROMに構築されるファイルシステムです。一般的なPCのファイルシステムと同様、内蔵フラッシュROMに任意のデータを保存しファイル名を付けて管理することができます。またディレクトリ構造も実現されています。内蔵フラッシュROMにはファームウェア (exec) や設定ファイル (config) など様々なデータが保存されていますが、それらとは独立した特定の領域をRTFSとして使用します。

ファイルやディレクトリを指定するコマンドでは、プレフィックスなしの "/" から始まるパスを入力するとRTFS領域を参照することができます。

Luaスクリプト機能のスクリプトファイルやカスタムGUIのHTMLファイルなど、読み出し専用データを保存する用途としてRTFSを使用してください。ログファイルの記録など、RTFS領域への定期的な書き込みはフラッシュROMの消耗を早めます。頻繁に書き込みを行ったことが原因でフラッシュROMの故障に至った場合は、 保証期間内であっても無償修理の保証対象外になります。