21.3 キューイングアルゴリズムタイプの選択

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]

指定したインタフェースに対して、キューイングアルゴリズムタイプを選択する。

fifo は最も基本的なキューである。fifo の場合、パケットは必ず先にルーターに到着したものから送信される。パケットの順番が入れ替わることは無い。fifo キューにたまったパケットの数がqueue interface length コマンドで指定した値を越えた場合、キューの最後尾、つまり最後に到着したパケットが破棄される。

priority は優先制御を行う。queue class filter コマンドおよびqueue interface class filter list コマンドでパケットをクラス分けし、送信待ちのパケットの中から最も優先順位の高いクラスのパケットを送信する。


shaping-levelオプションはTYPEパラメーターにpriority指定しているときのみ指定可能。
shaping-levelに1を設定した場合、帯域速度の計算をプリアンブル、SFD(Start Frame Delimiter)、IFG(Inter Frame Gap)を含んだフレームサイズでおこなう。

[ノート]


WAN インタフェースは Rev.11.00.16 以降で指定可能。
shaping-level オプションは Rev.11.00.28 以降で指定可能。