40.3.5 ファームウェアファイルを内蔵フラッシュ ROM にコピー

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]


実行形式ファームウェアファイルを内蔵フラッシュ ROM にコピーする。
内蔵フラッシュ ROM へコピーした内容を、実際の動作に反映させるためには、本コマンドの実行後にルーターを再起動する必要がある。


from に "usb*:" を指定した場合、指定するファイルの検索はまず USB ポート 1 に接続された USB メモリから行われ、指定したファイルがなければ USB ポート 2 に接続された USB メモリが検索される。
from に "*:" を指定した場合、指定するファイルの検索はまず microSD カードから行われ、指定したファイルがなければUSB ポート 1 に接続された USB メモリ、USB ポート 2 に接続された USB メモリの順に検索される。
filename は絶対パスを使ってファイルを指定するかファイル名のみを指定する。
filename にファイル名のみを指定した場合は外部メモリ内から自動検索する。
複数のファイルがある場合、ディレクトリ階層上最もルートディレクトリに近く、アルファベット順に先のディレクトリにあるファイルが選ばれる。

[ノート]


外部メモリのディレクトリ構成やファイル数によっては、ファイルの検索に時間がかかることがある。
検索時間を短くするためには、階層の深いディレクトリの作成は避けてルートに近い位置にファイルを格納したり、ファイルを絶対パスで直接指定することが望ましい。
自動検索のタイムアウトの時間はexternal-memory auto-search time コマンドで設定できる。

Rev.11.00.07 以前では、filename は半角 64 文字以内。