38.2.3 ファイル共有機能を利用するユーザーの設定

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]

ファイル共有機能のアクセス制御を使用する場合に、アクセス権の設定対象となるすべてのユーザーを本コマンドで設定する。最大 20 ユーザーの設定が可能である。

user_name の命名規則は次の通りである。

system フォルダーへのアクセス権限を持つ "rtadmin" というユーザー名も本コマンドで設定することが可能であるが、パスワードを変更することはできないため、"rtadmin" を設定する場合は password の指定はできない。"rtadmin" も他のユーザーと同様に set-acl コマンドでアクセス権を設定することが可能である。

ユーザー名/パスワードは、当該ユーザーが通常利用している Windows アカウントのユーザー名/パスワードと同一の設定をすることを推奨する。Windows アカウントとは異なる設定をする場合、アクセスするルーターに対するログオン情報を事前に Windows に登録しておく必要がある。Windows エクスプローラーで共有フォルダーへアクセスしたときに認証ダイアログが表示された場合は、本コマンドで設定したユーザー名とパスワードを入力する。

[ノート]

Rev.11.00.13 以降で使用可能。