7.1.18 TCP セッションの MSS 制限の設定

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]

インタフェースを通過する TCP セッションの MSS を制限する。インタフェースを通過する TCP パケットを監視し、MSS オプションの値が設定値を越えている場合には、設定値に書き換える。キーワード auto を指定した場合には、インタフェースの MTU、もしくは PP インタフェースの場合で相手の MRU 値が分かる場合にはその MRU 値から計算した値に書き換える。

[ノート]


PPPoE 用の PP インタフェースに対しては、pppoe tcp mss limit コマンドでも TCP セッションの MSS を制限することができる。このコマンドとpppoe tcp mss limit コマンドの両方が有効な場合は、MSS はどちらかより小さな方の値に制限される。
WAN インタフェースは Rev.11.00.16 以降で指定可能。