[ PADコマンド ]
  従来のシリアル接続、telnet接続(TCP 23番ポート)、あるいはリモートセットアップで
 の設定は出来ません。x25 port call/arrive コマンドで指定したTCPポート(デフォルトでは 
 20200(X.25発呼用),20201(X.25着呼用))へのtelnetコネクション上でのみ使うことが出
 来ます。具体的には例えば端末から telnet <RT_IP> <X25_PORT>などとポートを指定し
  telnet接続して使用します(<RT_IP>はRT103iのIPアドレス、<X25_PORT>は指定TCPポー
  ト)。PADコマンドデリミタは CR(0x0d) です。

・選択(selection)PADコマンド
[コマンド形式]
  [<FACILITY>[,<FACILITY>[...]]-]<ISDN>[/<SUB>][D<DATA>]
[パラメータ]
  <FACILITY> ... D<THP> ... スループットクラスネゴシエーション
                            <THP> ...  300 [bit/sec]
                                       600
                                      1200                                
                                      2400
                                      4800
                                      9600
                 F ... ファストセレクト(応答制限なし、着呼ユーザはCAかCQを返す)
                 P<SIZE> ... パケットサイズネゴシエーション
                             <SIZE> ... 128 [oct]
                                        256 
                 Q ... ファストセレクト(応答制限あり、着呼ユーザはCQしか返せない)
                 R ... 着信課金要求
                 W<SIZE> ... ウィンドウサイズネゴシエーション
                             <SIZE> ... ウィンドウサイズ、1 - 5
  ,        ... ファシリティの区切り
  -        ... ファシリティ指定とISDN番号との区切り
  <ISDN>   ... 送信先のISDN番号、最大32桁
  <SUB>    ... 送信先のISDNサブアドレス(0x21から0x7eまでのASCII文字)、最大16桁
                 ただし0x44(D)の前にはエスケープキャラクタ0x5c(\)が必要
  D        ... ユーザデータの始まりを示すキャラクタ(0x44)
  <DATA>   ... ユーザデータ
[ノート]
  発呼要求を行ない、発信して相手を呼び出す。ユーザデータには、CR および + 
  を含んではいけない。ユーザデータは、ファストセレクト機能契約がされている
  場合は128オクテットまで、それ以外は16オクテットまで可能。呼の接続完了は、
  接続完了PADサービス信号で通知される(PADパラメータ 6 が 0 でない場合)。
  PADサービス信号一覧参考。

・解放要求(clear request)PADコマンド
[コマンド形式]
  CLR[<DATA>]
[パラメータ]
  <DATA>   ... ユーザデータ
[ノート]
  解放要求を行ない、通信を切断する。ユーザデータは、ファストセレクト機能契約
 がされている場合128オクテットまで可能。呼の解放完了は、解放確認PADサービス
 信号で通知される(PADパラメータ 6 が 0 でない場合)。
  PADサービス信号一覧参考。

・状態(status)PADコマンド
[コマンド形式]
  STAT
[ノート]
  通信状態に応じて呼状態を状態常時PADサービス信号で通知する(PADパラメー
  タ 6 が 0 でない場合)。PADサービス信号一覧参考。

・リセット(reset)PADコマンド
[コマンド形式]
  RESET
[ノート]
  リセットパケット(RQ)を送出してリセット要求を行なう。
 
・セット(set)PADコマンド
[コマンド形式]
  SET<PNUM>:<VAL>[,<PNUM>:<VAL>[...]]
[パラメータ]
  <PNUM> ... PADパラメータ番号
  <VAL>  ... PADパラメータ値
[デフォルト値]
  PADパラメータの初期値は別表PADパラメータ一覧参照。
[ノート]
  PADパラメータの設定を行なう。設定可能なPADパラメータは、1(recall), 
  2(echo), 3(pad delimiter), 4(idle timer), 6(service signal)である。
  無効な値がセットされた場合には、パラメータ値表示PADサービス信号が返される。
  また、設定されたパラメータは一度VC確立して切断されると、初期値に戻る。

・パラメータ読み出し(read)PADコマンド
[コマンド形式]
  PAR?
[ノート]
  すべてのPADパラメータの設定内容を表示する。PADパラメータ一覧参照。


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