自動接続 サンプル Lua スクリプト

$Date: 2017/12/18 07:19:06 $


概要

内蔵無線WAN機能を使って網へ自動接続するためのサンプル Lua スクリプトです。
APN 設定リストに利用する可能性のある SIM カードの接続先設定情報を登録しておけば、 SIM カードを挿入してルーターを起動することによりリストの設定を順番に試して自動的に網に接続されます。

[ ノート ]

以降の例ではUSBメモリに上記ファイルを保存した場合について記載します。
microSDカードに保存した場合は config.txt と auto_wwan.lua 中のファイルパスが記載されている箇所を変更するだけで利用可能です。
また、ルーターの内蔵フラッシュROM (RTFS) に config.txt の内容を save し、その他のファイルを RTFS の 任意のパスにコピーすることでも利用可能です。この場合も config.txt と auto_wwan.lua 中のファイルパスを 上記のファイルをコピーしたパスに変更してください。

[ 使用手順 ]
  1. 上記の5つのファイルをUSBメモリのルートディレクトリに保存する。
  2. ルーターにSIMを挿入し、USBメモリを取り付ける。
  3. ルーターの電源を入れ、初期設定状態で起動する。
  4. Luaスクリプトが実行され、1分〜数分後に網に自動接続される。
    (接続されるまでの時間は APN 設定リストに登録されている順序による。)
  5. 必要に応じて設定を編集して保存する。
[ 注意 ]

NTTドコモ及びそのMVNO事業者以外のSIMカードを利用するには、NVR700W のファームウェアを Rev.15.00.10 以降にし、 内蔵無線WANモジュールファームウェアの更新が必要になります。


設定例

[ config の例 ]
[ 自動接続 Lua スクリプト ]
[ スクリプトの説明 ]

“SIM 自動接続 メイン処理”のコメント以下がスクリプトのメイン処理になります。
スクリプトでは以下のような処理を行っています。

[ APN 設定リストの例 ]

3キャリアごとの APN 設定リストの例を以下に示します。使用するSIMカードに応じて適宜変更してください。 利用する可能性が高いSIMカードの設定は上位に記述した方が接続までの時間が早くなります。