http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/sw/Rev.04.00/relnote_04_00_23.html
Revision : 4.00.23
Release : Jul. 2021, ヤマハ株式会社

SWX3200 Rev.4.00.23 リリースノート


SWX3200 Rev.4.00.19 からの変更点


■脆弱性対応

  1. ISC DHCPの以下の脆弱性対応を行った。

■機能追加

  1. ディレクティッドブロードキャスト転送機能に対応した。

    http://www.rtpro.yamaha.co.jp/SW/docs/swx3200/Rev_4_00_23/layer3/layer3_ipv4_basic.html?rev=4.00.23&category=layer3

    外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。

  2. スタック構成時にLACPリンクアグリゲーションを使用できるようにした。

  3. メモリ使用量を表示するコマンドを追加した。

  4. SNMPで、以下の対応を行った。

  5. Web GUIの詳細設定にスパニングツリーの設定ページを追加した。

  6. Web GUIの管理にバックアップ/リストアのページを追加した。

  7. Web GUIのダッシュボードのインターフェースガジェットで、スパニングツリーによるポートのブロック状態を表示するようにした。
    ただし、CISTの該当ポートのみを表示する。

■仕様変更

  1. LACPリンクアグリゲーションで、Actor System Priorityが0のLACPパケットを許容するようにした。

  2. SNMPで、dot3adAggPortListPorts MIBのポートのビットマップを変更した。

  3. LLDPで、Management Address TLVのInterface Number送信値を変更した。

  4. Web GUIの表記で、「バックアップ」と「リストア」の文言を統一した。

■バグ修正

  1. RADIUSクライアント(NAS)の設定で、共有パスワードに特定の文字を設定すると、show radius-server local nas コマンド実行時にリブートすることがあるバグを修正した。

  2. SNMPで、dot1dTpFdbTableまたはdot1qTpFdbTableを取得すると、ハングアップやリブートが発生することがあるバグを修正した。

  3. L2MSスレーブとして動作しているとき、特定のL2MSメッセージを受信するとメモリーリークするバグを修正した。

    Rev.4.00.18以降で発生する。

  4. スタックのメンバースイッチ間でスタートアップコンフィグの内容が異なるとき、以下のいずれかの設定があるとスタックが正しく構築できないことがあるバグを修正した。

  5. スタック構成かつVLANが多く設定されている場合などスタートアップコンフィグファイルのサイズが大きいとき、ファームウェアのシーケンシャル更新を行うと物理インターフェースの一部がコンフィグから消え、そのポートを使った通信が行えなくなることがあるバグを修正した。

  6. スタック構成時にVLAN1に所属するすべての物理ポートが論理インターフェースに収容されているとき、スタックのスレーブスイッチのポートでパケットを受信できないことがあるバグを修正した。

  7. スタックのスタンドアローン状態で起動したあとにスタックケーブルを接続することでスタックを構成したとき、リンクアグリゲーションの設定が動作に反映されないことがあるバグを修正した。

  8. password-encryptionがdisableで、SSHサーバーへログインするとき、パスワードの先頭8文字が一致すればログインできるバグを修正した。

  9. ポート認証で、ダイナミックVLANが有効な認証ポートに接続されたL2MSスレーブ機器をL2MSスレーブとして認識できなくなることがあるバグを修正した。

  10. ポート認証の802.1X認証の設定があるとき、接続されているL2MSスレーブが一時的にDetect Downすることがあるバグを修正した。

  11. switchport modeコマンドでtrunkモードからaccessモードに変更した物理インターフェースにLACPリンクアグリゲーションを設定しても論理インターフェースに所属されないバグを修正した。

  12. 特定の手順で設定を行うと、プライベートVLANでisolatedに設定しているポート間で通信が行えるバグを修正した。

  13. スタックケーブルの抜き差しを行うと、ミラーリングの設定が変更されることがあるバグを修正した。

  14. RIPv2で、経路を広告するVLANインターフェースのIPアドレスと、広告する経路のプレフィックスが一致するとき、その経路のメトリックが16になるバグを修正した。

  15. 以下の条件を満たすポートをトランクポートに変更できるバグを修正した。

  16. シャットダウンされていない物理インターフェースで以下のコマンドが実行できるバグを修正した。

  17. ループ検出が有効なとき、show loop-detectでスパニングツリーのForwardingポートに(*)が表示されないバグを修正した。

  18. show processコマンドの誤記を修正した。

  19. L2MSマスターとして動作しているとき、LANマップとHTTP Proxy機能によるL2MSスレーブのWeb GUI表示を行っている状態で、L2MSスレーブとなっているスタックマスターのスタックの状態が切り替わったときに、Web GUIへのアクセスができなくなることがあるバグを修正した

  20. IPv4の固定アドレスをリンクローカルアドレス(169.254.0.0/16)に設定すると、WebGUIでIPアドレスが表示されなくなるバグを修正した。

  21. Web GUIのLANマップのタグVLAN画面で、コンボポートのアップリンク/ダウンリンクの矢印が表示されないバグを修正した。

  22. Web GUIのヘルプの誤記を修正した。


■更新履歴

Jul. 2021, Rev.4.00.23 リリース

以上