http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/sw/Rev.04.00/relnote_04_00_08.html
Revision : 4.00.08
Release : Jul. 2018, ヤマハ株式会社

SWX3200 Rev.4.00.08 リリースノート


SWX3200 Rev.4.00.05 からの変更点


■機能追加

  1. システム情報をmicroSDカードへコピーするコマンドを追加した。

  2. microSDカード内のシステム情報をリストアするコマンドを追加した。

  3. SDカードブート(ファームウェア)の有効/無効を切り替えるコマンドを追加した。

  4. TFTPサーバーの状態を表示するコマンドを追加した。

  5. Web GUIへアクセスしたときのログインタイムアウト時間を変更するコマンドを追加した。

  6. Web GUIの詳細設定の[メール通知]に、メール送信テスト機能を追加した。
    http://www.rtpro.yamaha.co.jp/SW/docs/swx3200/Rev_4_00_08/gui/detail/mail.html

    外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。

■仕様変更

  1. L2MSのロールを変更したとき、システムを再起動しなくても設定が反映されるようにした。

  2. スタティックリンクアグリゲーションの同時利用数を12から96に変更した。

  3. ACL機能で、TCPフラグ(ACK/FIN/PSH/RST/SYN/URG)が立っているIPv4パケットをフィルタリングできるようにした。

  4. ボイスVLANで、LLDPを使用してIP電話にVLAN,QoSの設定ができるようにした。
    http://www.rtpro.yamaha.co.jp/SW/docs/swx3200/Rev_4_00_08/layer2/layer2_vlan.html?rev=4.00.08&category=layer2

    外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。

  5. firmware-update sd executeコマンドで、以下の変更を行った。

  6. FDBエントリーの方式を変更した。

  7. カーネルログの出力機能を削除した。

  8. 以下のコマンドを特権EXECモードでのみ実行可能にした。

  9. CONFIGに表示されるDHCPのIPアドレス割り当て設定を、設定が追加された順に表示されるようにした。

  10. YNOマネージャー経由でWeb GUIの管理の[保守]-[ファームウェアの更新]にアクセスしたとき、「PCからファームウェアを更新」を行えないようにした。

  11. Web GUIのダッシュボードで、システム情報ガジェットにSFP受光レベルを表示されるようにした。

  12. Web GUIの詳細設定の[DHCPサーバー]のトップページに、DHCPサーバー機能が有効なVLANインターフェースを表示されるようにした。

  13. Web GUIの管理の[アクセス管理]-[各種サーバーの設定]で、アクセス可能なインターフェースとして保守VLANを表示されるようにした。

  14. startup-config selectコマンドで、microSDカード内のCONFIGを指定できるようにした。

■バグ修正

  1. QoSの設定がある物理ポートを論理インターフェースに参加させたあとで、QoSの設定を削除するとリブートするバグを修正した。

  2. スタック構成時にRIP, OSPFまたはARPリクエストパケットを大量に受信するとメモリ枯渇によってリブートすることがあるバグを修正した。

  3. スタック構成時に、特定のMACアドレスが連続してFDBに登録されるとき、リブートすることがあるバグを修正した。

  4. スタック構成時に自発パケットを送信するとき、稀にリブートすることがあるバグを修正した。

  5. スタック構成時にループ検出が有効なスレーブスイッチのポートに対してループ状態の機器が接続されたとき、ハングアップすることがあるバグを修正した。

  6. 起動時にスパニングツリーが有効、かつ全てのポートがリンクアップするとき、コンソールから入力ができなくなるバグを修正した。

  7. VLAN1にIPアドレスが設定されていないとき、SNMPv1トラップが送信されないバグを修正した。

  8. スタック構成時にスパニングツリーで代替ポートがあるとき、経路が正しく構成されず通信ができなくなることがあるバグを修正した。

  9. スタック構成時にマスタースイッチまたはスレーブスイッチを再起動させたとき、マルチキャスト通信ができなくなることがあるバグを修正した。

  10. スタックIDが#2のスイッチがマスタースイッチのとき、スレーブスイッチの論理インターフェースから自発パケットを送信できないバグを修正した。

  11. スタック構成時にスパニングツリーのインスタンスを使用しているとき、マスタースイッチを再起動するとループが発生するバグを修正した。

  12. スタック構成時にマスタースイッチを再起動したとき、当該スイッチに12ポート以上リンクアップするポートがあるとハートビートエラーが発生するバグを修正した。

  13. スタック構成時にL2MSスレーブがスイッチに直接接続した状態で、システムを起動し直すと、ハートビートエラーが発生することがあるバグを修正した。

  14. スタック構成時にL2MSスレーブとして動作しているとき、ループ状態のL2MSマスターを接続するとハートビートエラーが発生するバグを修正した。

  15. スタック構成時にファームウェア更新で順次再起動したとき、再起動後にスタック構成が組めなくなることがあるバグを修正した。

  16. スレーブスイッチがマスタースイッチに昇格したときに発生する以下のバグを修正した。

  17. スタック構成時に、マルチキャストパケットの送信元がスレーブスイッチに接続されているとき、マルチキャストパケットを配信できないバグを修正した。

  18. スタック構成時に、静的経路情報が動作に正しく反映されないことがあるバグを修正した。

  19. スタック構成時にスタックリンクがリンクダウン後に再度リンクアップしたとき、スレーブスイッチでリンクアップとリンクダウンが複数回起こるバグを修正した。

  20. スタック構成時にスイッチを再起動すると、スレーブスイッチのインターフェース設定がrunning-configに反映されないことがあるバグを修正した。

  21. スタック構成時にメンバースイッチの交換を行ったとき、CONFIGの同期ができないことがあるバグを修正した。

  22. スタック構成時にループが発生しているとき、CONFIGの同期ができないことがあるバグを修正した。

  23. スタック構成時にTELNET、またはSSH経由でコマンドを入力したとき、CONFIGに反映されないことがあるバグを修正した。

  24. スタック構成時にエラーが発生してLEDがSTATUSモードに遷移したとき、エラーが発生しているメンバースイッチの電源を切ると、その他のメンバースイッチのLEDがSTATUSモードから復帰しないバグを修正した。

  25. show tech-supportコマンドを実行したとき、show stackの内容が表示されないバグを修正した。

  26. スタックポートにSFP+モジュールを使用したとき、スタックリンクがリンクアップしないことがあるバグを修正した。

  27. スタック構成時にIPアドレスを変更したあとで、メンバースイッチが消失後に復帰したとき、「ip addresssecondary」の設定がCONFIGに追加されるバグを修正した。

  28. 以下のいずれかを設定した状態で、マスタースイッチとスレーブスイッチを同時起動させるとエラーログが出力されるバグを修正した。

  29. スタック構成時にL2MSマスターとして動作しているとき、リンクアグリゲーションを使用している状態でマスタースイッチを再起動させるとL2MSが動作しなくなるバグを修正した。

  30. スタック構成時にL2MSマスターとして動作しているとき、論理インターフェースに所属しているポートを減らすと、論理インターフェース配下のL2MSスレーブを認識できなくなることがあるバグを修正した。

  31. 3個以上のVLANにDHCPサーバーを設定すると、DHCPサーバーが動作しなくなるバグを修正した。

  32. 複数のVLANにDHCPクライアントを設定するとき、46個までしか設定できないバグを修正した。

  33. DHCPプールを35個以上設定すると、show dhcp bindingコマンドが実行できないバグを修正した。

  34. no optionコマンドでDHCPプールの設定を削除するとき、パラメーターを指定しないと設定が削除されないバグを修正した。

  35. スタック構成時にメンバースイッチを再起動したとき、DHCPサーバー機能、およびDHCPリレー機能が動作しなくなるバグを修正した。

  36. リンクアグリゲーションとスパニングツリーを併用したとき、ポート状態がForwardingに変更されても、ルーティングが正しく行われないバグを修正した。

  37. Web認証で、オーセンティケータの論理インターフェースにDNSサーバーが接続されているとき、サプリカントがDNSサーバーにアクセスすると通信ができなくなるバグを修正した。

  38. プライベートVLANで、ホストポートに設定されているインターフェースをプロミスカスポートに変更したとき、当該インターフェースで通信ができなくなるバグを修正した。

  39. L2MSマスターとして動作しているとき、CONFIGの保存を実施したL2MSスレーブがL2MSの管理下から外れたり、管理下に入ったりを繰り返すとL2MSスレーブが認識されなくなるバグを修正した。

  40. ポート33以降を論理インターフェースに所属させると、当該ポートでL2MSが動作しないバグを修正した。

  41. 複数のインターフェースを選択してl2ms filterコマンドを設定すると、選択範囲の最後のインターフェースにしか設定されないバグを修正した。

  42. show l2ms slave-configコマンドで、表示する端末を指定すると結果が表示されないバグを修正した。

  43. LAN/SFPポートを論理インターフェースに収容したとき、l2ms filterの設定が初期値に戻らないバグを修正した。

  44. L2MSで、ポートセキュリティーが設定されている論理インターフェースに接続されたL2MSスレーブが認識されなくなることがあるバグを修正した。

  45. ポート認証で、認証ポートにスパニングツリーが有効な機器が接続されているとき、認証を行えないことがあるバグを修正した。

  46. ポート認証で、show auth supplicantコマンドを実行したとき、認証済みサプリカントのVLAN IDに不正な値が表示されることがあるバグを修正した。

  47. MAC認証、およびWeb認証で、対応していない認証形式のAccess-ChallengeをRADIUSサーバーから受信したとき、不正なAccess-Requestが送信されるバグを修正した。

  48. スパニングツリーで、MSTインスタンスを使用しているとき、アクセスポートの通信が途切れることがあるバグを修正した。

  49. スパニングツリーで、ブロック状態となったポートで受信したARPの情報がARPテーブルに登録されてしまうバグを修正した。

  50. IPv6アドレス宛に送信した、SNMPv1トラップの「agent-addr」フィールドの値が「0.0.0.0」になっていないバグを修正した。

  51. SNMPv1で、VLAN1以外のインターフェースから送信されるトラップの「agent-addr」フィールドの値としてVLAN1のIPアドレスが使用されてしまうバグを修正した。

  52. SNMPトラップの宛先にIPv6リンクローカルアドレスとVLANを指定したとき、指定したVLAN以外にもトラップが送信されてしまうバグを修正した。

  53. SSHサーバー機能で、初期値以外のポート番号を指定して機能を有効にしたあと、機能を無効にしても、show ssh-serverコマンドで表示されるポート番号が初期値に戻らないバグを修正した。

  54. IGMPスヌーピングで、VLANがリンクダウンしているときに設定を変更すると、動作に反映されないことがあるバグを修正した。

  55. IGMPスヌーピングで、クエリーのIPアドレスやQQIC値に設定が反映されないことがあるバグを修正した。

  56. IGMPスヌーピングで、設定値がWeb GUIに反映されないことがあるバグを修正した。

  57. LLDPで、switchport voice vlan untagged、またはswitchport voice vlan dot1pが設定されているとき、LLDP-MEDの送信設定がなくてもNetworkPolicy TLVが送信されてしまうバグを修正した。

  58. LLDPで、ip forwarding disable、またはipv6 forwarding disableの設定があるとき、基本管理TLVのCapabilitiesが不正な値になるバグを修正した。

  59. LLDPで、リンクアップしてから初回のLLDP通知までに30秒かかるバグを修正した。

  60. microSDカードに保存されたCONFIGで起動すると、microSDカード内のCONFIGファイルの変更時刻が不正になるバグを修正した。

  61. writeコマンドが個別コンフィグレーションモードで使用できないバグを修正した。

  62. 以下のコマンドが入力できないバグを修正した。

  63. show firmware-updateコマンドで、以下のコマンドの設定値が表示されないバグを修正した。

  64. doコマンドを実行中にCtrl+Cでキャンセルすると入力モードが不正になることがあるバグを修正した。

  65. 起動時に不要なエラーログが表示されることがあるバグを修正した。

  66. HTTPサーバー機能で、HTTPレスポンスを返すとき、レスポンスヘッダを二重で送信されることがあるバグを修正した。

  67. VLAN名に特定の文字列が含まれているとき、Web GUIの以下のページでVLAN名が正しく表示されないバグを修正した。

  68. Web GUIのダッシュボードで以下のバグを修正した。

  69. Web GUIのLANマップで以下のバグを修正した。

  70. Web GUIの詳細設定で以下のバグを修正した。

  71. Web GUIの誤記を修正した。

■更新履歴

Jul. 2018, Rev.4.00.08 リリース
Jul. 2018, Rev.4.00.08 機能追加4. 機能追加5. URLの誤りを修正
Aug. 2018, 仕様変更14を追加

以上