Rev.2.06.10以降のファームウェアには、無名ユーザーの廃止などログインに関わる重要な変更が含まれています。
リビジョンアップ前の設定状況によっては、リビジョンアップ後に今まで使用していたユーザー・パスワードでログインできなくなる可能性があります。
リビジョンアップを行う場合は必ず事前に以下のWebサイトを確認してください。
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/SW/strengthen_security.html
OpenSSLの以下の脆弱性対応を行った。
ADECIAとのセキュリティ連携機能に対応した。
L2MSおよびWeb GUIのLANマップで、以下の機器に対応した。
DHCPスヌーピング機能に対応した。
Web GUIの詳細設定の[Layer2機能]-[DHCPスヌーピング]で、DHCPスヌーピング機能の設定を行うページを追加した。
PTPでTransparent Clock End-to-End One-step Ethernetモードに対応した。Web GUIの管理の[PTP]-[システムの設定]で、転送プロトコルにL2フレームを指定できるようにした。
ジャンボフレームをルーティングできるようにした。VLANインターフェースのMTU値を設定するコマンドを追加した。
Web GUIの詳細設定の[インターフェースの設定]-[VLAN]-[VLANの作成]で、MTUを設定できるようにした。
ARPエントリーの保持時間が満了したときに送信するARPリクエストをユニキャストとブロードキャストのどちらで送信するか設定するコマンドを追加した。
未知のマルチキャストフレームの処理方法を設定するコマンドをVLANインターフェースモードに追加した。
Web GUIの詳細設定の[マルチキャスト]-[マルチキャスト基本設定]で、未知のマルチキャストフレーム関連の設定をVLANごとに行えるようにした。
LLDP自動設定で、ヤマハの特定のDante対応機器が送信するLLDPフレームを本機が受信すると、そのLLDPフレームを受信したポートに対してtlv-select basic-mgmtコマンドが自動的に設定されるようにした。
Web GUIのダッシュボードに消費電力情報ガジェットを追加した。
Web GUIの管理の[保守]-[統計情報の管理]で、SDカードを挿入していなくても集計データをエクスポートできるようにした。
Web GUIの詳細設定の[トラフィック制御]-[QoS]に、Web会議アプリケーション向け最適設定画面を追加した。
スタック機能で、メンバースイッチが再接続されたとき、スタックの再構築が完了するまで一時的に通信を停止させていた制限を解除した。
ARPエントリーの保持時間が満了したときにARPリクエストを送信してARPエントリーを更新するようにした。
リンクアグリゲーションのロードバランス機能のルール設定に受信インターフェース(rx-if)を追加した。Web GUIの詳細設定の[インターフェースの設定]-[リンクアグリゲーション]-[システムの設定]で、ロードバランスのルールに「受信インターフェース」を設定できるようにした。
リンクアグリゲーションに収容されている物理インターフェースに対してmac-address-table staticコマンドを設定できないようにした。mac-address-table staticコマンドが設定されている物理インターフェースにリンクアグリゲーションを設定したときはmac-address-table static設定を削除するようにした。
MAC認証機能で、一部のマルチキャストパケット(IGMP, MLD)を認証トリガーの対象に追加した。
ポート認証機能で、論理インターフェース所属の物理ポートにポート認証系のコマンドを設定したときのエラーメッセージを変更した。
以下のグローバルコンフィグレーションモードのコマンドを廃止した。
また、以下のマルチキャストフレームの転送設定コマンドをVLANインターフェースモードに追加した。
IGMP/MLDスヌーピングで、本機の設定と異なるバージョンのクエリーを受信したときのログ出力を廃止した。IGMP/MLDスヌーピングの以下のコマンドで、本機の設定と異なるバージョンのクエリーを受信した数を表示するようにした。
以下のコマンドの実行速度を改善した。
TFTP経由で取得するtech-supportに以下のコマンドを追加した。
Web GUIのダッシュボードのヘルプのフォーマットを変更した。
Web GUIのLANマップで、接続機器のメーカー名を識別するために使用しているOUIファイルを更新した。
Web GUIのLANマップの機器一覧ページのエージェント一覧で以下の変更を行った。
Web GUIのLANマップの一覧マップでL2MSマネージャーのIPアドレスを表示するようにした。
Web GUIの管理の[Dante最適設定]および[SDVoE最適設定]で、VLANインターフェースを選択できるようにした。指定したVLANインターフェースとそれに属する物理インターフェースにのみに設定される。また、設定される内容を見直した。
Web GUIの管理の[Dante最適設定]-[手動設定]でDante最適設定を行ったとき、指定したVLANインターフェースに対して以下のコマンドが設定されるようにした。
ポート認証機能が有効なインターフェースにおいてリンクダウンを伴わない端末の移動が発生すると、ARPエントリーが更新されずその端末宛の通信が行えないバグを修正した。
ポート認証機能で、複数のサプリカントからの認証要求が重なったとき、認証に失敗することがあるバグを修正した。
ポート認証機能で、RADIUSサーバー側と異なるUDPポート番号を使用しているとき、ポート認証機能が動作しなくなることがあるバグを修正した。
ポート認証機能で、スタック再構成したあとに認証情報がスタックメンバーへ同期されないバグを修正した。
スタックを跨いだループ検出状態からスタックケーブルを切断しても、ループ検出状態が解消されないバグを修正した。
MLDスヌーピングで、マルチキャストグループアドレスの登録情報が正しく削除されず、不要となったストリームが転送され続けるバグを修正した。
システム全体の未知のマルチキャストフレーム処理の設定が正しく反映されないことがあるバグを修正した。
no ip addressコマンドを実行するとき、不適切なエラーメッセージが表示されることがあるバグを修正した。
MLDスヌーピングで、マルチキャストルーターの接続先を設定するとき、不適切なインターフェースを設定してもエラーにならないバグを修正した。
reloadコマンド実行時に、稀に起動履歴が正しく保存されないことがあるバグを修正した。
ループ検出状態のままループ検出機能(システム全体)を無効にするとエラーログが出力されるバグを修正した。
最大物理ポート番号でループ検出(shutdown)したとき、show errdisableコマンドを実行すると不要なVLANインターフェースの情報が表示されるバグを修正した。
L2MSエージェントとして動作するとき、L2MSマネージャーに対してPoEの消費電力の情報として不正な値を返すバグを修正した。このバグによって、L2MSマネージャーのLANマップにてスタックID:2, Standalone状態の給電状態がPoE非対応と表示されていた。
Web GUIのダッシュボードで、以下のガジェットの英文の誤記を修正した。
Web GUIのLANマップの履歴で、ファン復旧時に表示される英文のメッセージが正しく表示されないバグを修正した。
LANマップの一覧マップで、印刷画面のレイアウトが正常に表示されないバグを修正した。
LANマップの機器一覧の端末一覧タブ画面で、検出したエージェントが消失端末として表示されることがあるバグを修正した。
LANマップの端末管理機能が有効なとき、接続機器ビューの取得日時が本来の時刻より1秒進んだ値で表示されることがあるバグを修正した。
Web GUIのダッシュボードのヘルプページで、警告表示の一覧表に、L2MSマネージャーが重複したときの警告についての項目が表示されないバグを修正した。
Web GUIのLANマップのヘルプページで、通知履歴の一覧表にファン復旧のメッセージが表示されないバグを修正した。
Web GUIのヘルプページで、バックスラッシュと\マークが混在しているバグを修正した。
Web GUIのヘルプページの管理の[統計情報の管理]で、[集計データのバックアップ設定]-[入力内容の確認]の説明文のボタン名と実際のボタン名が一致しないバグを修正した。
Web GUIの表示上のバグを修正した。
Jan. 2024, WLX323/WLX322に関する情報を追記
Nov. 2023, Rev.2.06.15 リリース