http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/sw/Rev.02.00/relnote_02_00_14.html Revision : 2.00.14 Release : Mar. 2018, ヤマハ株式会社 Rev.2.00.14 リリースノート ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ SWX2300 Rev.2.00.13 からの変更点 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■機能追加 [1] L2MSスレーブとして動作しているとき、以下のL2MSマスターからCONFIGの保存/復元/ 削除を行えるようにした。 - SWX2310P (Rev.2.02.06以降) - SWX3100 (Rev.4.01.05以降) - SWX3200 (Rev.4.00.05以降) [2] プロセスの状態を表示するコマンドを追加した。 - show process http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/swx2300/cmdref/maintenance/productinfo/show_process.html ■仕様変更 [1] YNOのGUI Forwarder経由でWeb GUIを表示できるようにした。 [2] show processコマンドの実行結果をshow tech-supportに追加した。 [3] システム全体のフロー制御が有効なとき、以下のコマンドで受信バッファ溢れしたパ ケット数を表示するようにした。 - show framecounter - show interface [4] システム全体のフロー制御を設定するコマンドを追加した。システム全体のフロー制 御が有効かつ、インターフェースのフロー制御が有効な場合のみフロー制御が動作す る。 - flowcontrol enable http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/swx2300/cmdref/traffic/flowcontrol/flowcontrol_enable_sys.html ※注意事項 - 以前のファームウェアでフロー制御を利用されていた場合、上記コマンドでシステ ム全体のフロー制御を有効にする必要があります。 [5] LACPを用いたリンクアグリゲーションで、LACPパケット送信時のソースMACアドレス を、ローカルMACアドレスに変更した。 ※注意事項 - Rev.2.00.13以前のSWX2300では、本バージョン以降のSWX2300とLACPを用いたリン クアグリゲーションを正しく組む事ができなくなります。 - Rev.2.00.13以前のSWX2300では、SWX3200、SWX3100、およびSWX2310PとLACPを用 いたリンクアグリゲーションを正しく組む事ができません。 [6] Web GUIのLANマップとダッシュボードで、受信ドロップカウンターを表示するように した。 [7] Web GUIの詳細設定の[QoS]で、フロー制御機能が有効な場合はQoSの設定を有効にで きないようにした。 [8] Web GUIの詳細設定の[メール通知]の以下のページで、設定フォームのタイトルを変 更した。 - メールサーバーの設定 - メール通知の設定 ■バグ修正 [1] プライベートVLANを設定するとリブートすることがあるバグを修正した。 [2] MLDスヌーピングで、RAオプションがないMLDパケットを受信するとリブートするバグ を修正した。 [3] 機器全体の送信キューの使用率が高くなると、機器全体の通信レートが落ちるバグを 修正した。 ※この修正により、以下の制限が修正されます。 「全送信ポートを合わせて、同時に4つ以上の送信キューが使用率100%になると、 全体の通信レートが落ちるという現象が発生します。」 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/SW/docs/swx2300/Rev_2_00_13/traffic/QoS.html?rev=2.00.13&category=traffic#6-%E6%B3%A8%E6%84%8F%E4%BA%8B%E9%A0%85 [4] リンクアグリゲーションの論理インターフェースで、MLDスヌーピング、またはIGMP スヌーピングが有効な場合、マルチキャスト通信ができないことがあるバグを修正し た。 [5] SNMPのトラップが送信されないことがあるバグを修正した。 [6] snmp-server enable trapコマンドで、l2ms、およびerrdisableを設定してもプライ ベートMIBの値に反映されないバグを修正した。 [7] show l2ms detailコマンドを実行すると、消失した端末が表示されるバグを修正した。 [8] mac-address-table staticコマンドで、プライベートVLANのセカンダリーポートにプ ライマリーVLAN IDを指定できないバグを修正した。 [9] ループ検知機能で使用するLDFを転送するとき、予約領域を不正に書き換えてしまう バグを修正した。本バグにより、他機種でループ検知機能が動作しないことがあった。 [10] LACPを用いたリンクアグリゲーションを使用しているとき、スパニングツリーを有 効にするとPingを送信できないことがあるバグを修正した。 [11] スパニングツリーが無効なとき、ポートがリンクダウンしても当該ポートのFDBがク リアされないバグを修正した。 [12] LANポートのリンク状態が正しく認識できなくなる可能性を排除した。 [13] LACPを用いたリンクアグリゲーションを他機種との間で使用するとき、論理イン ターフェースのモードをswitchport modeコマンドで変更すると、一部のLANポート でLACPがSync状態にならず、通信できないことがあるバグを修正した。 [14] リンクアグリゲーションで論理インターフェースを作成するとき、所属するLAN/SFP ポートのモードの設定が論理インターフェースに適用されないバグを修正した。 [15] リンクアグリゲーションで論理インターフェースのポートのモードを変更したとき、 所属するLAN/SFPポートのモードの設定が変更されないバグを修正した。 Rev.2.00.13で発生する。 [16] ポート認証で、radius-server hostコマンド設定後にSWX2300のIPアドレスが変わる と、認証できなくなるバグを修正した。 [17] Web GUIのLANマップで以下のバグを修正した。 - スナップショットが無効なときにsnapshot trap deviceコマンドを実行し、その 後スナップショットを有効にしても端末がスナップショットの対象にならない - [機器一覧]-[端末マスター]の機器情報編集ページで、以下の現象が発生する - 機器マスターの編集ダイアログに設定済みの"種類"が反映されない - 機器情報の編集ダイアログで、サニタイズされた文字列が表示される - HTTPプロキシ経由でL2MSスレーブを開いたとき、ダッシュボードのガジェットを 分離してもダッシュボード本体側で「画面分離中です」と表示されない [18] Web GUIの詳細設定の[タグVLAN]でヘルプの誤記を修正した。 -------------------------------------------------------------------------------- ■更新履歴 Mar. 2018, Rev.2.00.14 リリース 以上