http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/sw/Rev.01.02/relnote_01_02_13.html
Revision : 1.02.13
Release : Nov. 2023, ヤマハ株式会社

SWX2210 Rev.1.02.13 リリースノート


SWX2210 Rev.1.02.11 からの変更点


■脆弱性対応

  1. OpenSSLの以下の脆弱性対応を行った。

■機能追加

  1. スケジューリング方式の絶対優先(SP)に対応した。
    また、スケジューリング方式を設定するコマンドを追加した。

  2. Web GUIの詳細設定の[トラフィック制御]-[QoS]で、スケジューリング方式を設定できるようにした。

  3. Web GUIのヘルプの[全般]-[License]を追加した。

■仕様変更

  1. Web GUIの管理の[保守]-[ファームウェアの更新]-[ネットワーク経由でファームウェアを更新]で、ソフトウェアライセンス利用規約を外部のヤマハWebサイトで確認する形式に変更した。

  2. 以下の用語を変更した。

    ヤマハネットワーク製品における今回の用語変更の詳細については、以下のURLをご覧ください。

    http://www.rtpro.yamaha.co.jp/notice/terms/terms-change.html

■バグ修正

  1. 不正なARPパケットを受信したとき、リブートすることがあるバグを修正した。

  2. Web GUIを操作するとメモリーリークが発生し、メモリーリークが蓄積することでCONFIGを表示できなかったり、設定を保存できなかったりすることがあるバグを修正した。

  3. 不正なLLDPフレームを受信したとき、メモリーリークすることがあるバグを修正した。

  4. スケジュール機能でコマンド実行をスケジューリングしているとき、稀に実行タイミングでコマンドが実行されなかったり、実行ログが重複して表示されたりすることがあるバグを修正した。

  5. 1時間おきにSYSLOGがROMに保存されるタイミングで、稀に最後に出力された1行分のログが削除されることがあるバグを修正した。

  6. リンクアグリゲーションの論理インターフェースに所属するポートのうち、最若番のポートをリンクダウンさせると、YMPIフレームが転送されないバグを修正した。

  7. IPアドレスをDHCPに設定している状態で起動したとき、IPアドレスをDHCPで取得するか、AutoIPに切り替わるまでの間、IPアドレスが192.168.100.240/24で動作するバグを修正した。

  8. IPv6を有効にしたVLANインターフェースを無効にして再度有効にすると、ICMPv6による疎通ができなくなるバグを修正した。

  9. dns-clientコマンドを削除または無効に設定した後再起動すると、起動後にdns-client enableコマンドが自動的に設定されるバグを修正した。

  10. DNSによる名前解決を行うとき、FQDN形式でないホスト名のみで名前解決ができないバグを修正した。

  11. mac-address-table staticコマンドのユニキャストMACアドレスエントリーを削除するとき、コマンドの設定とは異なるポートを指定した場合でも、コマンドが削除されるバグを修正した。

  12. clear mac-address-table dynamicコマンドで、論理インターフェースを指定したとき、MACアドレスエントリーが削除されないバグを修正した。

  13. clear mac-address-table dynamicコマンドで、MACアドレスを指定したとき、MACアドレスの後にさらにパラメーターを入力してもエラーにならないバグを修正した。

  14. アクセスリストをポートに適用している状態で、別のアクセスリストの制御条件の設定を変更したとき、CLIからそのポートに適用されたアクセスリストを削除できないバグを修正した。

  15. ip igmp snooping mrouter interfaceコマンドで、静的マルチキャストルーターポートとして使用中のポートの所属VLANを変更したとき、静的マルチキャストルーターポートの設定が自動的に削除されないバグを修正した。

  16. QoSが無効のとき、リマーキングが設定されているとリマーキングが動作するバグを修正した。

  17. SNMPで、静的MACアドレスエントリーのdot1qTpFdbStatusを取得したとき、不正な値が取得されるバグを修正した。

  18. SNMPで、転送設定がdiscardになっている静的MACアドレスエントリーのdot1dStaticAllowedToGoToを取得したとき、不正な値が取得されるバグを修正した。

  19. snmp-server accessコマンドで、IPアドレスとコミュニティーを指定して設定したあと、同じIPアドレスと別のコミュニティーで設定を追加できないバグを修正した。

  20. CLIの特権EXECモードで、「e」と入力してEnterキーを押すと、「e」から始まる複数のコマンド候補があるにも関わらずexitコマンドが実行されるバグを修正した。

  21. 以下のコマンドのコマンドヘルプおよびエラーメッセージの誤記を修正した。

  22. Web GUIのダッシュボードで、グラフ描画するガジェットのグラフが、5秒に1度表示が乱れるバグを修正した。
    Rev.1.03.08以降で発生する。

  23. Web GUIの詳細設定の[VLAN]-[タグVLAN]で、VLAN名に「>」か「<」が使用されているとき、VLAN名が正しく表示されないバグを修正した。

  24. Web GUIの詳細設定の[VLAN]-[タグVLAN]で、アクセスVLANにデフォルトVLAN以外のVLANが設定されているとき、動作モードを「トランク」に切り替えると、ネイティブVLANの値にアクセスVLANの値が自動で引き継がれるバグを修正した。

  25. Web GUIの詳細設定の[トラフィック制御]-[アクセスリスト]-[アクセスリストの作成]で、制御条件の設定ダイアログでIPv6アドレスを「::」の省略を使わずに入力したとき、不正なIPv6アドレスに自動変換されることがあるバグを修正した。

  26. Web GUIの詳細設定の[SNMP]-[SNMPv3 ユーザー]で、SNMPv3ユーザーの設定を初期状態に戻しても、startup-configに自動的に保存されないバグを修正した。

  27. Web GUIの管理の[アクセス管理]-[各種サーバーの設定]で、SNMPコミュニティーに紐づいた複数のアクセス制御条件が存在するとき、一つのアクセス制御条件を削除すると、他のアクセス制御条件のSNMPコミュニティーとの紐づけも削除されるバグを修正した。

  28. Web GUIの管理の[アクセス管理]-[各種サーバーの設定]で、各種サーバーのポート番号を変更したあと、各種サーバーを無効化して再度設定ページを開くと、デフォルトのポート番号ではなく、無効化前のポート番号が表示されるバグを修正した。

  29. Web GUIの管理の[保守]-[ファームウェアの更新]-[PCからファームウェアを更新]で、不正なファームウェアファイルを選択して実行し、エラーメッセージが表示されている状態でEnterキーを押すと、再びファームウェア更新処理が実行されるバグを修正した。

  30. Web GUIの以下のページで、表示内容および表示メッセージの誤記を修正した。

  31. L2MSマネージャーのLANマップからHTTPプロキシーで本機のWeb GUIにアクセスしたとき、Web GUIを開けないことがあるバグを修正した。

  32. L2MSマネージャーのLANマップで、リンクアグリゲーションを設定するとき、論理インターフェースから除外するポートの設定が、新規追加するポートの設定と異なるとエラーになるバグを修正した。

  33. L2MSマネージャーのLANマップで、本機のMACアドレステーブルに、同一ポートかつ異なるVLANのMACアドレスエントリーが複数登録されているとき、本機に接続されている端末が一部表示されないバグを修正した。

  34. L2MSマネージャーのLANマップで、本機でループを検出したポート配下に接続されているL2MSエージェントが表示されなくなるバグを修正した。

  35. L2MSマネージャーのLANマップで、本機のCONFIGを取得したときに表示されるSYSLOGメッセージの誤記を修正した。

■更新履歴

Nov. 2023, Rev.1.02.13 リリース

以上