http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/sw/Rev.01.02/relnote_01_02_05.html Revision : 1.02.05 Release : Feb. 2020, ヤマハ株式会社 Rev.1.02.05 リリースノート ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ SWX2210 Rev.1.02.03 からの変更点 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■機能追加 [1] SNMP(v1/v2c)に対応した。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/SW/docs/swx2210/Rev_1_02_05/oam/oam_snmp.html?rev=1.02.05&category=oam 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 [2] IGMPスヌーピング、MLDスヌーピングに対応した。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/SW/docs/swx2210/Rev_1_02_05/ipmcast/ipmcast_igmp_snooping.html?rev=1.02.05&category=ipmcast http://www.rtpro.yamaha.co.jp/SW/docs/swx2210/Rev_1_02_05/ipmcast/ipmcast_mld_snooping.html?rev=1.02.05&category=ipmcast 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 [3] アクセスリスト(ACL)に対応した。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/SW/docs/swx2210/Rev_1_02_05/traffic/traffic_acl.html?rev=1.02.05&category=traffic 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 [4] QoSの送信キュー割り当て方式としてポート優先度方式に対応した。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/SW/docs/swx2210/Rev_1_02_05/traffic/traffic_qos.html?rev=1.02.05&category=traffic 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 ■仕様変更 [1] switchport multiple-vlan コマンドの書式を追加した。 新旧両方の書式を使用できるが、コンフィグには新しい書式で保存される。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/swx2210/Cmdref.pdf [2] ifIndexの採番ルールを変更した。 変更前 ※SWX2210-8Gの例 物理インターフェースifindex:ポート番号 (例:port1.1 → 1) 論理インターフェースifindex:最大ポート数 + SA番号 (例:sa1 → 9) VLANインターフェースifindex:表示箇所なし 変更後 ※SWX2210-8Gの例 物理インターフェースifindex:5000 + ポート番号 (例:port1.1 → 5001) 論理インターフェースifindex:4500 + SA番号 (例:sa1 → 4501) VLANインターフェースifindex:300 + VLAN ID (例:vlan4094 → 4394) [3] no logging hostコマンドで、パラメーターを指定することで個別に設定を削除で きるようにした。 ■バグ修正 [1] ヤマハ無線アクセスポイントWLXシリーズのコントロールフレーム (EtherType:0xEEC3)をVLANタグ付きで受信し、かつ当該VLANの定義が存在しないと き、リブートするバグを修正した。 [2] インターネット経由など、パケット伝送遅延が大きい環境でWeb GUIにアクセスし たとき、Web GUIにログインできないことがあるバグを修正した。 [3] 任意のポートでL2MSフィルターを有効にしたとき、そのポート番号より大きいポー ト番号のポートでも、L2MSフィルターが有効になるバグを修正した。 [4] トランクモードで複数のVLANに所属するポートに対してリンクアグリゲーションの 設定が存在するとき、リンクアップした状態でWeb GUIからリンクアグリゲーショ ンの設定を削除すると、当該ポートでタグ付きフレームを受信できなくなるバグを 修正した。 [5] 起動時にQoSが有効になっていなくてもQoSが動作するバグを修正した。 [6] QoSが無効のとき、送信キューID 0の送信キューが使用されるバグを修正した。 [7] QoSが有効かつトラストモードがDSCPのとき、QoSを無効にして再度有効にすると、 CoS値に基づいてスケジューリングされないバグを修正した。 [8] IPv6アドレスを宛先とする自発のユニキャストパケットを送信するとき、複数の ポートから同じパケットが送信されることがあるバグを修正した。 [9] IPv6デフォルトゲートウェイに自機のグローバルIPv6アドレスと同じアドレスを指 定できるバグを修正した。 [10] IPアドレスにDHCPを設定しているとき、VLANやリンクアグリゲーションの設定に 時間がかかることがあるバグを修正した。 [11] 時刻同期機能で、起動直後の初回時刻同期に失敗することがあるバグを修正した。 [12] 多数のMACアドレスエントリーが存在する状態でshow mac-address-tableコマンド を実行したとき、表示処理の完了までに時間がかかるバグを修正した。 [13] 静的MACアドレスエントリーを登録しているポート以外のポートから、当該静的 MACアドレスを送信元MACアドレスとするフレームを受信したとき、破棄されるバ グを修正した。 [14] 先頭8ビットが0x01以外のマルチキャストMACアドレスを静的MACアドレスエントリ ーとして登録できないバグを修正した。 [15] LLDPフレームのTTLが32768秒を超えるような設定のとき、実際のLLDPフレームの TTLが32768秒になるバグを修正した。 [16] LLDPネイバーが接続されている状態で、LLDPで管理可能な最大機器数の設定を変更 しても、すぐに動作に反映されないバグを修正した。 [17] LLDPが無効のとき、LLDPフレームを受信すると受信LLDPフレームのカウンターが増 加するバグを修正した。 [18] 新しいLLDPネイバーが検出されたとき、LLDPフレームの高速送信機能が動作しない バグを修正した。 [19] SYSLOGの1行の表示が長いとき、表示が欠けることがあるバグを修正した。 [20] ip address dhcpコマンドでhostnameオプションを指定しても、DHCP Discover/ Requestメッセージにhostnameオプションが付与されないバグを修正した。 [21] hostnameコマンドでダブルクォーテーションを使用したとき、ダブルクォーテー ションの前にエスケープ文字「\」が追加されるバグを修正した。 [22] hostnameコマンドで、ホスト名として半角スペースを使用できないバグを修正し た。 [23] usernameコマンドで、ユーザー名として半角記号が使用できるバグを修正した。 [24] パスワードの暗号化が設定されているとき、新規ユーザーを作成してパスワード を設定したあと、Web GUIからパスワードの暗号化の設定を削除すると、新規作成 したユーザーのパスワードが平文でコンフィグに表示されるバグを修正した。 [25] descriptionコマンドで半角スペースを使用したとき、文字列の先頭と末尾にダブ ルクォテーションが追加されるバグを修正した。 [26] clock setコマンドで、特定の日時を指定したとき、指定した日時どおりに設定さ れないことがあるバグを修正した。 [27] show userコマンドで、無効化しているVTYポートの行が表示されるバグを修正し た。 [28] show bootコマンドで起動履歴が最大数の5件保存されているとき、それ以降起動 履歴が更新されないバグを修正した。 [29] show interfaceコマンドで、カウンターの桁数が正しく表示されないことがある バグを修正した。 [30] show ip interface briefコマンドで、コマンド入力途中に「?」およびTABを入力 したとき、コマンドヘルプ表示や入力補完が動作しないバグを修正した。 [31] show qos queue-countersコマンドで、パケットバッファーの使用率として現在の 値ではなくピーク値が表示されるバグを修正した。 [32] 以下のコマンドで、表示内容の誤記を修正した。 - firmware-update execute - ping - show boot - show clock - show ipv6 interface brief - show lldp interface - show startup-config [33] 以下のコマンドで、TECHINFOの表示内容の誤記を修正した。 - show loop-detect - show power-inline [34] 以下のコマンドを非特権EXECモードで実行できないバグを修正した。 - show qos interface - show qos queue-counters [35] 以下のコマンドを省略入力できないバグを修正した。 - firmware-update execute no-confirm - firmware-update revision-down enable #1831 [36] 以下のコマンドで、パラメーターの入力を省略できないバグを修正した。 - show qos interface - show qos queue-counters [37] 以下のコマンドで、IPv6リンクローカルアドレスのVLANインターフェースを %vlanNで指定しても、%vlanNがコンフィグに反映されないバグを修正した。 - dns-client name server - ntpdate server [38] 以下のコマンドで、IPv6リンクローカルアドレスのVLANインターフェースとして 不正なVLAN IDを指定しても、エラーにならないバグを修正した。 - dns-client name-server - ipv6 route - ntpdate server - ping6 [39] remarkコマンドのコマンドヘルプの誤記を修正した。 [40] コンソールのキーボード操作でCtrl+Dを入力したとき、exitコマンドと同じ動作と なるべきところが、disableコマンドと同じ動作となっていたバグを修正した。 [41] コンソールで特権EXECモード移行後、誤ったコマンドを入力しても初回のみエラー メッセージが表示されないバグを修正した。 [42] Web GUIのダッシュボードで、トラフィック情報ガジェットのトラフィック量の値 が瞬間的に高く表示されることがあるバグを修正した。 [43] Web GUIの詳細設定の[基本設定]で、IPv4/IPv6デフォルトゲートウェイが設定さ れていないとき、設定値が正しく表示されないバグを修正した。 [44] Web GUIの詳細設定の[基本設定]-[IPv6設定]で、IPv6デフォルトゲートウェイが 設定されている状態でIPv6を無効にしたとき、IPv6デフォルトゲートウェイの設 定が削除されないバグを修正した。 [45] Web GUIの詳細設定の[VLAN]-[VLANの作成]で、VLAN名に32文字設定されている状態 で設定ページを開くと、最後の文字が文字化けするバグを修正した。 [46] Web GUIの詳細設定の[MACアドレステーブル]-[MACアドレステーブルの設定]で、 「設定」ボタンから既存エントリーの設定を変更したとき、既存設定を保持した まま新しいエントリーが作成されるバグを修正した。 [47] Web GUIの管理の[本体の設定]-[現在の日時の設定]で、GMT±10:00以上の日時を 設定できないバグを修正した。 [48] Web GUIの管理の[アクセス管理]-[各種サーバーの設定]-[Web GUIへのアクセス] で、HTTPサーバーとHTTPSサーバーのポート番号に、それぞれのデフォルトのポー ト番号を入れ替えて設定できないバグを修正した。 [49] Web GUIの管理の[保守]-[ファームウェアの更新]-[ネットワーク経由でファーム ウェアを更新]で、ファームウェアのダウンロード中にブラウザーを閉じたあと、 再試行するとエラーになるバグを修正した。 [50] Web GUIの管理の[保守]-[ファームウェアの更新]-[ファームウェア更新の基本設 定]で、エラーメッセージの誤記を修正した。 [51] Web GUIの管理の[保守]-[コマンドの実行]で、コマンド実行結果を最後まで表示 できないことがあるバグを修正した。 [52] IPv4アドレスでWeb GUIにアクセスしているとき、Web GUIの詳細設定の[基本設定] -[IPv6設定]でIPv6アドレスの設定を変更すると、不要なダイアログが表示される ことがあるバグを修正した。 [53] IPv6アドレスでWeb GUIにアクセスしているとき、Web GUIの詳細設定の[基本設定] -[IPv4設定]でIPv4アドレスの設定を変更すると、不要なダイアログが表示される ことがあるバグを修正した。 [54] Web GUIの詳細設定の[VLAN]-[タグVLAN]-[タグVLANの設定]で、確認ページが表示 されている状態で、TELNETからWeb GUIで参照しているVLAN IDを削除したあと、そ のままWeb GUIの残りの設定を完了したとき、削除したVLAN IDがポートに割り当 てられたままになるバグを修正した。 [55] Web GUIの詳細設定の[VLAN]-[タグVLAN]-[タグVLANの設定]で、論理インターフェ ースを設定して確認ページが表示されている状態で、TELNETからWeb GUIで参照し ている論理インターフェースを削除したあと、そのままWeb GUIの残りの設定を完 了したとき、不要なコマンドがコンフィグに残ることがあるバグを修正した。 [56] Web GUIの以下のページで、入力フォームが適切に自動選択および自動無効化され ないことがあるバグを修正した。 - 詳細設定の[基本設定]-[タグVLAN]-[タグVLANの設定] - 詳細設定の[トラフィック制御]-[QoS]-[QoSの設定] - 管理の[アクセス管理]-[ユーザーの設定]-[ユーザーの設定] [57] Web GUIの以下のページで、言語設定が日本語のときに一部の文章が英語で表示さ れることがあるバグを修正した。 - 詳細設定の[リンクアグリゲーション]-[論理インターフェースの設定] - 詳細設定の[LLDP]-[LLDPの設定]-[入力内容の確認] [58] Web GUIの以下のページで、表示内容およびメッセージの誤記を修正した。 - 詳細設定の[インターフェース設定]-[物理インターフェース]-[MRUの設定] - 管理の[アクセス管理]-[各種サーバーの設定]-[Web GUIへのアクセス] - ヘルプの[全般]-[はじめに] [59] Web GUIの以下のページで、レイアウト崩れを修正した。 - 詳細設定の[VLAN]-[タグVLAN]-[タグVLANの設定] - 管理の[保守]-[ファームウェアの更新]-[ファームウェア更新の基本設定] [60] ポートのリンクアップとリンクダウンを複数回連続で繰り返したとき、L2MS トラップが送信されないことがあるバグを修正した。 [61] L2MSマスターのLANマップからIPアドレスを設定するとき、アドレスに0.0.0.0/24 および255.255.255.255/24を指定すると、デフォルトのIPアドレス 192.168.100.240/24が設定されるバグを修正した。 [62] L2MSマスターのLANマップからIPアドレスを割り当てるVLAN IDを設定するとき、 L2MSスレーブに登録されていないVLAN IDを指定すると不適切なエラーメッセージ が表示されるバグを修正した。 [63] L2MSマスターのLANマップからタグVLANを設定するとき、トランクモードのネイテ ィブVLAN IDにnoneを設定できないバグを修正した。 [64] L2MSマスターのLANマップから論理インターフェースの「インターフェースの動 作」の設定を変更したとき、論理インターフェースと所属ポートのshutdownコマ ンドの設定が一致しなくなることがあるバグを修正した。 [65] L2MSマスターのLANマップからポートのフロー制御を無効にしたとき、システム全 体のフロー制御も無効になるバグを修正した。 [66] L2MSマスターのLANマップからCONFIGを復元するとき、CONFIGファイルのサイズが 512byteの倍数のときに復元できないバグを修正した。 [67] 本機が工場出荷状態のとき、L2MSマスターのLANマップからCONFIGを復元すると、 show startup-configコマンドの表示内容のヘッダーに「Default Configuration」 と表示されるバグを修正した。 [68] L2MSマスターのLANマップで表示されるファームウェアの作成日時の誤記を修正し た。 [69] L2MSマスターのHTTPプロキシー設定が無効になっている状態で「GUIを開く」ボタ ンをクリックしたとき、本機のWeb GUIが表示されないバグを修正した。ヤマハル ーターがL2MSマスターのときのみ発生する。 [70] L2MSマスターのLANマップからHTTPプロキシーで本機のWeb GUIにアクセスしたと き、以下のバグを修正した。 - ダッシュボードを開き続けていると、1分毎にGUIログインのSYSLOGが出力される - 詳細設定の[基本設定]でIPアドレスを変更したとき、設定変更後に表示される GUIへの再アクセス用のリンクが、HTTPプロキシー経由でなく直接GUIにアクセ スするリンクになる [71] YNOのGUI Forwarder経由でL2MSマスターのLANマップからHTTPプロキシーで本機の Web GUIにアクセスしたとき、以下のバグを修正した。 - ダッシュボードのレイアウト崩れと誤記 - 詳細設定の[基本設定]でIPアドレスを変更するとき、確認画面で注意メッセー ジが表示されず、設定確定後に必要なダイアログが表示されない - 管理の[保守]-[ファームウェアの更新]-[PCからファームウェアの更新]のURLを ブラウザーに直接入力すると、当該ページにアクセスできる [72] Yamaha LAN MonitorとSWX2100シリーズの間に本機が接続されているネットワーク 構成で、Yamaha LAN MonitorでのSWX2100シリーズのファームウェア更新に失敗す ることがあるバグを修正した。 ■更新履歴 Feb. 2020, Rev.1.02.05 リリース 以上