http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/sw/Rev.01.02/relnote_01_02_03.html Revision : 1.02.03 Release : Mar. 2019, ヤマハ株式会社 Rev.1.02.03 リリースノート ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ SWX2210 Rev.1.02.01 からの変更点 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■機能追加 [1] TFTPサーバー機能で、TFTPクライアントを使用してブートROMの更新を行う機能を 追加した。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/SW/docs/swx2210/Rev_1_02_03/oam/oam_firm_up.html?rev=1.02.03&category=oam 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 ■仕様変更 [1] port-channel load-balanceコマンドの初期値をsrc-dst-macに変更した。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/SW/docs/swx2210/Rev_1_02_03/interface/interface_lag.html?rev=1.02.03&category=interface 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 [2] 以下のコマンドで、パラメーターを指定することで個別に設定を削除できるように した。 - no ipv6 address - no ntpdate server [3] ループを検出したとき、SYSLOGにループ検出ポートのログは出力せず、ブロッキ ングポートのログのみ出力するようにした。 [4] Web GUIのダッシュボードのリソース情報ガジェットで、CPU使用率に5秒間の平均 値を表示するようにした。 [5] Web GUIの詳細設定の[リンクアグリゲーション]で、以下の変更を行った。 - 新規論理インターフェースを作成したとき、論理インターフェースと所属ポート のVLAN設定が最も若番の所属ポートのVLAN設定に統一されるようにした。 - 既存論理インターフェースに新たに所属ポートを追加したとき、所属ポートの VLAN設定が既存論理インターフェースのVLAN設定に統一されるようにした。 [6] Web GUIの管理の[保守]-[コマンドの実行]のヘルプで、コマンド行数を最大300行 まで入力できる旨を追記した。 ■バグ修正 [1] ホスト名にダブルクォーテーションを使用しているとき、Web GUIにログインでき なくなるバグを修正した。 [2] 管理者パスワードが設定されているとき、特権EXECモードへ移行したあと、一旦非 特権EXECモードへ移行して再度特権EXECモードへ移行すると、管理者パスワードの 入力なしで特権EXECモードへ移行できるバグを修正した。 [3] 管理者パスワードが設定されていないとき、cold startコマンド実行時にパスワー ドの入力内容によらず初期化が実行されるバグを修正した。 [4] no password-encryptionコマンドでパスワードの暗号化を解除したとき、コンフィ グに表示されるパスワード文字列が平文に戻るバグを修正した。 [5] non-l2ms filterコマンドが設定されているポートからL2MS制御フレーム以外のフ レームが送出されるバグを修正した。 [6] VLAN4094にIPアドレスを設定しているとき、別のVLANに同じIPアドレスを設定する と、pingが疎通しないことがあるバグを修正した。 [7] 論理インターフェース削除後に、論理インターフェースに所属していたポートの VLAN設定を変更して再度論理インターフェースを作成したとき、ポートのVLAN設 定が論理インターフェースに引き継がれないことがあるバグを修正した。 [8] DHCPサーバーから通知されるDHCPオプションに4個以上のDNSサーバー情報が含まれ ていたとき、DNSサーバーの選択順序がDHCPオプションの指定順序どおりにならな いバグを修正した。 [9] IPv6アドレスでの接続でログアウトしたとき、ログアウトを記録するSYSLOGに接続 元のIPv6アドレスが表示されないバグを修正した。 [10] LLDPの隣接機器数が上限に達しているとき、認識済みの隣接機器からLLDPフレーム を受信すると、LLDPの破棄フレームカウンタがカウントアップされるバグを修正し た。 [11] システム全体でLLDPを無効化して再度有効化したとき、LLDPフレームが送信され ないことがあるバグを修正した。 [12] LLDPの送信フレームカウンタがリンクダウン状態でもカウントアップされるバグ を修正した。 [13] タイムゾーンの表記の誤記を修正した。 [14] switchport trunk allowed vlanコマンドでVLAN IDに0を指定できてしまうバグを 修正した。 [15] vlanコマンドで範囲指定をしたとき、始点のVLAN IDが終点のVLAN IDよりも大きい 場合にVLANが作成されないバグを修正した。 [16] no vlanコマンドで複数のVLANを削除したとき、削除対象が存在しない全てのVLAN に対してエラーメッセージが表示されるバグを修正した。 [17] 論理インターフェースに対してswitchport trunk allowed vlan allコマンドを設 定したとき、所属ポートのVLAN設定がallで統一されないバグを修正した。 [18] static-channel-groupコマンドで1つの論理インターフェースに対して8個目の所属 ポートを設定したとき、不要なエラーメッセージが表示されるバグを修正した。 [19] 論理インターフェースのインターフェースモードで、論理インターフェースに設 定できないコマンドを実行したとき、適切なエラーメッセージが表示されないこ とがあるバグを修正した。 [20] show interfaceコマンドで論理インタフェースの情報を表示したとき、不正なリ ンク状態が表示されることがあるバグを修正した。 [21] MACアドレステーブルに多数のエントリーが登録されているとき、 show mac-address-tableコマンドを実行すると、エントリーの表示に時間がかかる バグを修正した。 [22] DHCPでIPアドレスを取得したとき、show dhcp leaseコマンドで表示されるインター フェース情報が常にVLAN1となるバグを修正した。 [23] DNSによる名前解決ができない状態でfirmware-update executeコマンドを実行し たとき、不要なログが表示されることがあるバグを修正した。 [24] コンフィグにipv6 address ::/0が表示されることがあるバグを修正した。 [25] あるVLANでIPv6が有効なとき、他のVLANでIPv6を有効にすると、show ipv6 neighborsコマンドでIPv6が無効になったVLANの隣接機器情報が表示されるバグを 修正した。 [26] show flowcontrolコマンドで不正なインターフェースを指定できるバグを修正し た。 [27] LLDPエージェントモードとラインモードでline vtyコマンドを実行できないバグ を修正した。 [28] telnet-server accessコマンドの設定を変更したとき、show usersコマンドの実 行結果にTELNETアクセス中のユーザー情報が表示されないバグを修正した。 [29] TELNETでログインしているユーザーのユーザー名でログイン処理に失敗したとき、 show usersコマンドの実行結果にログイン中のユーザー情報が表示されないバグ を修正した。 [30] 以下のコマンドを実行したとき、時刻同期処理が実行されるバグを修正した。 - no ntp interval - ntp interval 0 [31] clock setコマンドで不正なパラメーターを入力できてしまうバグを修正した。 [32] enable passwordコマンドが設定されているとき、enableコマンドを省略形で入力 できないバグを修正した。 [33] speed-duplexコマンドのパラメーターを省略形で入力できないバグを修正した。 [34] pingコマンドでオプションを順不同に入力できないバグを修正した。 [35] show interfaceコマンド実行時にgrepが効かないバグを修正した。 [36] コマンドプロンプトの行の先頭でEsc+Dを入力したとき、コマンドプロンプトのプ レフィックスが一文字削除されるバグを修正した。 [37] 非対応コマンドが実行できるバグを修正した。 [38] cold startコマンドのコマンドヘルプが表示されないバグを修正した。 [39] 以下のコマンドのコマンドヘルプの誤記を修正した。 - show storm-control - switchport trunk native vlan [40] Web GUIのダッシュボードで、表示言語が日本語の状態でトラフィック情報ガジ ェットの警告メッセージが表示されたとき、ガジェット名が重複して表示される バグを修正した。 [41] Web GUIのダッシュボードで、CPU使用率が80%を超えたとき、同じ内容の警告メッ セージが重複して表示されるバグを修正した。 [42] Web GUIのダッシュボードで、ループを検知したときにブロッキングポートの警告 メッセージのみ表示され、ループ検出ポートの警告メッセージが表示されないバ グを修正した。 [43] Web GUIのダッシュボードで、非表示のガジェットの警告メッセージが表示される バグを修正した。 [44] Web GUIの詳細設定の[インターフェース設定]-[物理インターフェース]で、設定 対象のポートが論理インターフェースに所属しているとき、変更可能な設定項目 が変更できないバグを修正した。 [45] Web GUIの詳細設定の[VLAN]-[タグVLAN]のトップページと確認画面で、所属VLAN が多数設定されているとき、表のレイアウトが崩れることがあるバグを修正した。 [46] Web GUIの詳細設定の[VLAN]-[タグVLAN]-[タグVLANの設定]で、確認画面から設定 画面に戻ったとき、設定項目のグレーアウト状態が解除されてしまうバグを修正 した。 [47] Web GUIの詳細設定の[ループ検出]で、一般ユーザーでログインしているとき、 更新ボタンがグレーアウトされてしまうバグを修正した。 [48] Web GUIの管理の[保守]-[再起動と初期化]-[初期化]で、初期化実行後に表示され るダイアログの誤記を修正した。 [49] Web GUIの管理の[保守]-[コマンドの実行]で、interfaceコマンドに不正なパラメ ーターを指定しても、実行結果に成功と表示されるバグを修正した。 [50] Web GUIの以下のページでヘルプの誤記を修正した。 - 詳細設定の[VLAN]-[VLANの作成] - 詳細設定の[VLAN]-[タグVLAN] - 管理の[本体の設定]-[日時の同期設定] [51] L2MSマスターのLANマップからマルチプルVLANの設定またはポートミラーリングの 設定を削除したとき、変更内容がstartup-configに反映されないバグを修正した。 [52] L2MSマスターのLANマップからリンクアグリゲーションを設定したとき、1つの論 理インターフェースに9個以上のポートを所属させることができるバグを修正し た。 [53] L2MSマスターのLANマップでポートの通信速度を取得したとき、通信速度が 100BASE-TXもしくは10BASE-Tの場合に全二重と半二重が逆転して表示されるバグ を修正した。 [54] L2MSマスターのLANマップからタグVLANを設定したとき、不要なVLANが作成される ことがあるバグを修正した。 [55] L2MSマスターのLANマップから複数の設定を連続して行ったとき、応答時間が長く なることがあるバグを修正した。 [56] L2MSマスターのLANマップからリンクアグリゲーションを設定したとき、論理イン ターフェースに所属させるポートのいずれかでエラーが発生しても、エラーが発 生しなかったポートのみ設定が反映されてしまうバグを修正した。 [57] L2MSで1500バイトを超えるデータを送信するとき、1つのL2MS制御フレームのデー タ部のサイズが1500バイトを超えることがあるバグを修正した。 [58] hostnameコマンドが設定されていないとき、L2MSマスターのLANマップで表示され る機器名がデフォルトの機器名にならないことがあるバグを修正した。 [59] 工場出荷状態で、L2MSマスターのLANマップからコンフィグを取得すると、LANマッ プ上で不適切なエラーメッセージが表示されるバグを修正した。 [60] L2MSマスターのLANマップからHTTPプロキシー経由でWeb GUIにアクセスし、同時に 他のホストからもWeb GUIにアクセスしているとき、HTTPプロキシー経由のアクセ スのセッションがタイムアウトすると他のセッションもタイムアウトすることが あるバグを修正した。 [61] L2MSマスターのLANマップからHTTPプロキシー経由でWeb GUIにアクセスし、CONFIG ボタンまたはTECHINFOボタンから別ウィンドウを開いたとき、別ウィンドウのヘ ルプボタンを押すとブランクページが表示されるバグを修正した。 ■更新履歴 Mar. 2019, Rev.1.02.03 リリース 以上