http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/ap/Rev.22.00/relnote_22_00_02.html
Revision : 22.00.02
Release : Mar. 2021, ヤマハ株式会社

Rev.22.00.02リリースノート


WLX413 Rev.22.00.01 からの変更点


■脆弱性対応

  1. OpenSSLの以下の脆弱性対応を行った。

■機能追加

  1. スタンドアローンモードに対応した。スタンドアローンモードを使用すると、クラスター管理機能のAP検出を停止し、AP単独での動作が行えるようになります。

    http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx413/cluster-standalone.html

    外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。

  2. 無線LAN機能で、MBOを使用するか否かを設定できる機能を追加した。

■仕様変更

  1. 仮想コントローラーのWeb GUIの[保守]-[ファームウェア更新]の[Webサイトから取得する]で、[ダウンロードするURL]にディレクトリまで指定してファームウェアの更新を実行したときに、スレーブAPの機種に応じて適切なファームウェアファイルを使用するようにした。

    ディレクトリを指定した状態で更新を実行すると、ディレクトリ以下に"wlxDDD.bin(DDDはモデル番号)"を自動的に追加してファームウェアの更新を行う。

  2. 仮想コントローラーのWeb GUIの[無線設定]-[個別]で、APの機種に応じた設定項目を表示するように変更した。

  3. WDSブリッジ機能で、WDSブリッジを設定しているAPのファームウェア更新時の待ち時間を延長した。

    これにより、YNOのWeb管理画面の[無線AP]-[機器管理]でファームウェア更新を実行したとき、WDSブリッジを設定しているAPでファームウェアの更新が失敗することがある可能性を低減した。

  4. Web GUIのヘルプページにソフトウェアライセンスページを追加した。

  5. Web GUIで、faviconを表示するようにした。

■バグ修正

  1. WLX413とWLX212から構成されるクラスターで、WLX212がマスターAPのとき、工場出荷時設定のWLX413を同一セグメントに接続するとクラスター内のすべてのAPが工場出荷時設定になることがあるバグを修正した。

  2. Apple社の一部の製品がWPA3-EAPでWLX413に接続できない問題を改善した。

    詳しくは下記のご案内をご確認ください。

    http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/notice/wlx-apple-wpa23-eap.html

  3. 以下の条件を全て満たすとき、無線端末が当該のVAPに接続できないバグを修正した。

  4. WDSブリッジ機能で、WDSブリッジを設定しているAPのうちWDSステーションで、受信レートのすべてのレートを「サポートしない」に設定するとハングアップするバグを修正した。

  5. 仮想コントローラーのWeb GUIの[設定送信]-[送信タイミング]で「指定した時間に送信」を選択して設定送信したとき、WDSブリッジを設定しているAPでWDSブリッジのVAPが削除されてしまい、WDSブリッジで接続できなくなるバグを修正した。

  6. かんたん接続QRコード生成機能で、SSIDやPSKのいずれかに以下の文字が含まれているとき、生成したQRコードで無線接続ができないことがあるバグを修正した。

  7. RADIUSサーバー機能で、ユーザーIDに以下の文字が含まれていると認証できないバグを修正した。

  8. RADIUSサーバー機能で、仮想コントローラーのネットマスクを24以外に設定しているとき、スレーブAPで内蔵RADIUSサーバーを使用する認証ができないバグを修正した。

  9. マスターAPから外部RADIUSサーバーに送信するパケットの送信元IPアドレスが仮想コントローラーのIPアドレスとなることがあるバグを修正した。

  10. YNOエージェント機能で、GUI Forwarder経由の仮想コントローラーのWeb GUIの[保守]-[設定(保存/復元)]でグループCONFIGをリストアしたとき、設定を一部のAPに正しく反映しないことがあるバグを修正した。

  11. YNOエージェント機能で、GUI Forwarder経由のAPのWeb GUIで[保守]-[ファームウェア更新]のページを表示できてしまうバグを修正した。

  12. 仮想コントローラーのWeb GUIの[拡張機能]-[メール通知]-[無線LAN見える化通知内容詳細の設定]で、「通知するメッセージの選択」を正しく設定できないことがあるバグを修正した。

  13. 仮想コントローラーのWeb GUIの[保守]-[ファームウェア更新]の「Webサイトから取得する」で、[実行]ボタンを押したとき、ネットワーク設定が正しくないことを表示するエラーメッセージの内容が間違っているバグを修正した。

  14. 仮想コントローラーのWeb GUIの[無線設定]-[共通]-[SSID管理]の[認証方式]で、「WPA3-SAE」を選択したときの以下のバグを修正した。

  15. 仮想コントローラーのWeb GUIの[設定送信]-[設定送信]の「送信日時」で、入力形式は「年/月/日 時:分」にも関わらず「年/月/日 時:分:秒」と秒まで入力するよう指定しているバグを修正した。

  16. 仮想コントローラーのWeb GUIのトップページで、「設置場所」に記号を含む文字列を設定しているとき、「クラスターAP一覧」の表示が崩れるバグを修正した。

  17. 名称、設置場所、IPアドレスのいずれかの個別設定をAPに設定しているとき、個別設定を含むコンフィグをリストアしても設置場所を正しく設定できないバグを修正した。

  18. 無線LAN見える化ツールで、[端末情報]-[グループ内端末表示]に無線端末の不正な情報を表示することがあるバグを修正した。

  19. クラスター管理機能で、以下のWeb GUIやCLIでクラスターの情報を表示しないことがあるバグを修正した。

  20. クラスター管理機能で、同一セグメント内にある異なるクラスターバージョンのクラスターが別々のYNOグループに割り当てられているとき、YNOのWeb管理画面の[無線AP]-[AP登録/グループ管理]の「クラスター名」が空白になることがあるバグを修正した。

  21. プロキシ経由でインターネットに接続する環境で、インターネットに到達可能にも関わらずLANランプが点滅することがあるバグを修正した

  22. Web GUIの[保守]-[2.4GHz 接続端末一覧]/[5GHz(1) 接続端末一覧]/[5GHz(2) 接続端末一覧]で、「接続先SSID」と「MODE」を正しく表示しないことがあるバグを修正した。

  23. 無線LAN機能で、レーダー検出したときに出力する<0303>のログのチャンネル番号が、周波数を表示していた誤記を修正した。

  24. かんたん接続QRコード生成機能のWeb GUIのヘルプページで、WPA3などQRコードを生成できない認証方式が記載されているバグを修正した。

  25. Web GUIの[無線設定]-[共通]-[基本無線設定]のヘルプページの誤記を修正した。

  26. WDSブリッジ機能が有効な時、仮想コントローラーのWeb GUIの[基本設定]-[クラスターAP管理]でWDSアクセスポイントとWDSブリッジとなっているAPの設置場所を変更できないことがあるバグを修正した。

  27. CLIから"cold start" コマンドを実行したとき、証明書ファイルも削除されることについて注意メッセージに追記した。

■更新履歴

Mar. 2021, Rev.22.00.02 リリース

Dec. 2021, バグ修正[9]の誤記を修正

Feb. 2022, バグ修正[26]、[27]を追加

以上