http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/ap/Rev.21.00/relnote_21_00_08.html Revision : 21.00.08 Release : Mar. 2021, ヤマハ株式会社 Rev.21.00.08リリースノート ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ WLX212 Rev.21.00.07 からの変更点 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■機能追加 [1] WLX413とクラスターを構成できるようにした。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx212/cluster.html http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx212/cluster_fwrev_cv.html 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 [2] RADIUSサーバー機能の動作がWLX413と同一となるように機能を追加した。 - EAP-TLS機能を使用できるようにした。ただしYNO使用時はEAP-TLSは使用できません - ユーザーごとの認証ログを確認できるようにした - ユーザー情報の認証タイプとして "SWXシリーズの端末認証" に対応した http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx212/radiusd.html 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 [3] かんたん接続QRコード生成機能を追加した。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx212/sc_qrcode.html 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 ■仕様変更 [1] Web GUIをWLX413と共通のデザインに変更した。 [2] RADIUSサーバー機能で使用可能なユーザー数を1,000ユーザーに拡張した。 [3] CLIで以下のコマンドを追加した ●クライアント証明書の発行状態を表示する [書式] show status radiusd certificate [説明] クライアント証明書の発行状態を表示する。 ●クライアント証明書の発行状態の詳細を表示する [書式] show status radiusd user USER [設定値及び初期値] - USER - [設定値]: クライアント証明書の発行状態の詳細を表示するユーザー名 - [初期値]: - [説明] クライアント証明書の発行状態の詳細を表示する。 ●クライアント証明書の失効状態の詳細を表示する [書式] show status radiusd revoke list USER [設定値及び初期値] - USER - [設定値]: クライアント証明書の失効状態の詳細を表示するユーザー名 - [初期値]: - [説明] クライアント証明書の失効状態の詳細を表示する。 [4] 仮想コントローラーのWeb GUIの[保守]-[ファームウェア更新]の[Webサイトから 取得する]で、[ダウンロードするURL]にディレクトリまで指定してファームウェアの 更新を実行したときに、スレーブAPの機種に応じて適切なファームウェアファイルを 使用するようにした。 ディレクトリを指定した状態で更新を実行すると、ディレクトリ以下に"wlxDDD.bin (DDDはモデル番号)"を自動的に追加してファームウェアの更新を行う。 [5] Web GUIのヘルプページにソフトウェアライセンスページを追加した。 ■バグ修正 [1] WPA3-SAEとMAC認証を併用するVAPでMAC認証のキャッシュを「使用しない」に設定し ていると、無線端末がそのVAPに接続できないバグを修正した。 [2] WPS機能が有効なVAP9が正しく設定されていても、仮想コントローラー Web GUI [基 本設定]-[クラスターAP管理]-[AP情報設定]の「機器情報」でAPの名称が19文字以上 設定されていると、WPSを設定しているSSIDが無線端末から見えなくなるバグを修正 した。 [3] TelnetでCLIにログインしてhttp revision-up goコマンドを実行したとき、ファーム ウェア書き込み完了前にログインタイマー満了によりTelnet接続が切断されると、フ ァームウェア書き込みが失敗することがあるバグを修正した。 [4] マスターAPから外部RADIUSサーバーに送信するパケットの送信元IPアドレスが 仮想コントローラーのIPアドレスとなることがあるバグを修正した。 [5] RADIUSサーバー機能で、仮想コントローラーのネットマスクを24以外に設定している とき、スレーブAPで内蔵RADIUSサーバーを使用する認証ができないバグを修正した。 [6] プロキシ経由でインターネットに接続する環境で、インターネットに到達可能にも関 わらずLANランプが点滅することがあるバグを修正した。 [7] 名称、設置場所、IPアドレスのいずれかの個別設定をAPに設定しているとき、個別設 定を含むコンフィグをリストアしても設置場所を正しく設定できないバグを修正した。 [8] CLIで、no ip http-client proxyコマンドが実行できないバグを修正した。 [9] 無線LAN見える化ツールで、[端末情報]-[グループ内端末表示]に無線端末の不正な情 報を表示することがあるバグを修正した。 [10] 仮想コントローラーのWeb GUIの[保守]-[ファームウェア更新]の「Webサイトから取 得する」で、[実行]ボタンを押したとき、ネットワーク設定が正しくないことを表 示するエラーメッセージの内容が間違っているバグを修正した。 [11] YNOエージェント機能で、GUI Forwarder経由で仮想コントローラーのWeb GUI [拡張 機能]-[RADIUSサーバー]-[RADIUSユーザー情報 / クライアント証明書の管理]を開き、 不適切なファイルを指定してユーザー情報のインポートを実行したとき、正常なエ ラーメッセージが表示されないバグを修正した。 [12] 仮想コントローラーのWeb GUIで、[無線設定]-[共通]-[SSID管理]-[かんたん接続Q Rコード(iOS用)]のヘルプページに「戻る」ボタンがないバグを修正した。 ■更新履歴 Mar. 2021, Rev.21.00.08 リリース Dec. 2021, バグ修正[4]の誤記を修正 Feb. 2022, バグ修正[12]を追加 以上