http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/ap/Rev.21.00/relnote_21_00_04.html Revision : 21.00.04 Release : Jul. 2020, ヤマハ株式会社 Rev.21.00.04リリースノート ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ WLX212 Rev.21.00.02 からの変更点 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■機能追加 [1] 5GHz 無線モジュールで144chを使用可能にした。 ただし無線端末によっては、144chで動作するSSIDを発見できず接続できないことが あります。 [2] WPS 機能に対応した。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx212/wps.html 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 [3] SNMPエージェント機能でSNMPv2c、SNMPv3に対応した。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx212/snmp.html 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 ■仕様変更 [1] キャプティブポータル機能でアップロードした画像ファイル、利用規約のテキストデ ータがクラスター内で自動的に共有されるように変更した。 [2] CLIで以下のコマンドを追加した。 - ip http-client proxy - show status cluster ●HTTPプロキシサーバーの設定 [書式] ip http-client proxy PROXY_SERVER PORT_NUM [設定値及び初期値] - PROXY_SERVER - [設定値]:HTTP/HTTPS プロキシサーバーのホスト名、もしくは IP アドレス - [初期値]:- - PORT_NUM - [設定値]:1-65535 - [初期値]:- [説明] 各種通信で使用する HTTP/HTTPS プロキシサーバーを設定する。 [ノート] ユーザー認証が必要な HTTP/HTTPS プロキシサーバーを使用することはできない。 ●クラスター情報の表示 [書式] show status cluster [説明] APを管理しているクラスターの情報を表示する。 表示される情報は以下の通り。 - クラスター名 - 仮想コントローラーのIPアドレス - APの役割 (Master, Slave) - クラスターバージョン - クラスターが管理しているAPの台数 [表示例] # show status cluster Cluster name : Cluster_Z6XXXXXXXX Virtual-ip address : 192.168.1.2 (dhcp) Role : Master Cluster version : 1 Number of managed APs : 16 [3] RADIUS認証をするとき、アクセスポイントが送信するパケットのNAS-Identifierアト リビュートに以下のルールに従う情報を設定するようにした。 - [IPアドレス]/[インターフェース番号]-[システム名] - インターフェース番号 = XYY X : 1 = 2.4GHz / 2 = 5GHz YY : VAP番号 - ただしシステム名にマルチバイト文字が含まれるときは、システム名の代わりにシ リアル番号を使用する。 [4] 以下のSyslogを追加した。 - <0225> - <0232> - <6001> - <6022> ログ番号については、ログメッセージリファレンスを参照してください。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx212/log_reference.html [5] レポートファイルに以下の情報を追加した。 - クラスターの情報 ■バグ修正 [1] L2MSを使用する環境でオープン認証とEnhanced Open認証の無線端末が本製品に接続 しているとリブートすることがあるバグを修正した。 [2] 無線LAN見える化ツールで11ac 80MHz帯域幅の情報を"11ac80_XXX"の形式で表示する とき、正しくないセンターチャンネルが表示されるバグを修正した。正しいセンター チャンネルは 42、58、106、122、138 のいずれかになる。 [3] 無線LAN見える化ツールが"View"モードで動作しているときに [管理機能]-[見える化 機能] ページにアクセスすると、設定項目がグレーアウトしているバグを修正した。 [4] 機器情報の設置場所に"%"から始まる値を設定すると正しく設定されないバグを修正 した。 [5] DHCPリレーエージェントがDHCPパケットを転送するとき、送信元IPアドレスが仮想コ ントローラーのIPアドレスになってしまうバグを修正した。 [6] CLIの "schedule at" コマンドで日付指定を省略したとき、時刻設定が入力した値に 関わらず00:00になってしまうバグを修正した。 [7] CLIの "schedule at" コマンドでntpdate以外のコマンドが設定できてしまうバグを 修正した。 [8] YNOからグループコンフィグのDTIM間隔を変更しても、同一グループに所属する他の クラスターに変更したDTIM間隔が正しく設定されないバグを修正した。 [9] メール通知機能のアドレスやSubjectの情報を最大長まで設定し設定送信すると、Sla ve-APに設定されるSubjectが一部欠けてしまうバグを修正した。 [10] YNOを使用しているとき[基本設定] - [日付と時刻]ページで「起動時に時刻を設定 する」の設定を外しても、同一グループに所属する他のクラスターにこの設定が反 映されないバグを修正した。 [11] 以下のコマンドがMaster-APであっても実行できないバグを修正した。 - show status wlan-controller ap list - show status wlan-controller ap list member [12] IE11を使用しているとき、トップページの「クラスターAP一覧」でチェックボック スをチェックしても「削除」ボタンが有効にならないバグを修正した。 [13] [設定送信]-[設定送信]ページの日時指定欄に"年/月/日 時:分:秒"と表示されてい るバグを修正した。送信日時は"年/月/日 時:分"が指定できる。 [14] 無線LAN見える化ツールで動作モードを"View"モードに変更すると、Web GUIに"「設 定送信」されていない設定があります。"のメッセージが表示されてしまうバグを修 正した。 [15] 無線LAN見える化ツールで動作モードが"View"モードで動作しているときに、仮想コ ントローラーから設定を受信しても、無線LAN見える化ツールの動作モードがViewモ ードのままになるバグを修正した。 [16] 無線LAN見える化ツールで動作モードが"View"モードで動作しているときに、設定を リストアしても、無線LAN見える化ツールの動作モードがViewモードのままになるバ グを修正した。 [17] 無線LAN見える化ツールで動作モードが"View"モードで動作しているときに、ファー ムウェアアップグレードを行うと、無線LAN見える化ツールの動作モード選択画面の 表示が崩れて表示されることがあるバグを修正した。 [18] IE11を使用しYNO経由で無線LAN見える化ツールを開くと、画面表示が一部重なって しまうバグを修正した。 [19] YNO経由で無線LAN見える化ツールページを開いたとき、[動作モード]ページで本来 設定できない動作モードが選択できてしまうバグを修正した。 [20] 無線LAN見える化ツールが使用できない設定で無線LAN見える化ツールページを開く と、誤ったエラーメッセージのポップアップが表示されることがあるバグを修正し た。 [21] CLIでPingを実行し続けた状態でログインタイマーが切れたとき、不必要な表示が画 面に表示されるバグを修正した。 [22] [保守]-[ファームウェア更新]-[PC上のファームウェアを転送する]ページでWLX212 以外のファームウェアを指定したとき、エラーメッセージが表示されないバグを修 正した。 [23] クラスター設定が初期状態のとき、クラスター設定のコンフィグファイルをバック アップすると、バックアップする設定ファイル名にクラスター名が含まれないバグ を修正した。 [24] YNO経由でWeb GUIを開き設定送信すると、不必要な情報がWeb GUIに表示されるバグ を修正した。 [25] インターネットにアクセスできない環境で、[保守]-[ファームウェア更新]ページを 開くと"<5104> Failed to download firmware." のログメッセージが出力されてし まうバグを修正した。 [26] Configを送信し無線LANインターフェースが再設定されるとき、不必要なログ<0112>、 <0123> が出力されることがあるバグを修正した。 [27] ヘルプページのメニューの高さが均一ではないバグを修正した。 [28] Web GUIおよびヘルプページの誤記を修正した。 ■更新履歴 Jul. 2020, Rev.21.00.04 リリース 以上