http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/ap/Rev.18.00/relnote_18_00_07.html Revision : 18.00.07 Release : Jul. 2019, ヤマハ株式会社 Rev.18.00.07リリースノート ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ WLX313 Rev.18.00.06 からの変更点 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■機能追加 [1] Wi-Fiセキュリティ規格「WPA3」、「Enhanced Open」に対応した。 以下のドキュメントをよくお読みになって、ご利用ください。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx313/wpa3.html http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx313/enhanced_open.html [2] キャプティブポータル機能に対応した。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx313/captive_portal.html 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 [3] 無線機能で、フレームアグリゲーションを無効化できるようにした。 Web設定画面の[無線設定]-[2GHz/5GHz(1)/5GHz(2)詳細]の[アグリゲーション]で [無効にする]により設定できる。 [4] Web設定画面の[保守]-[ログ(Syslog)]で、ログの表示順序を記録時刻の昇順または 降順に切り替えられるようにした。 [5] HTTPリビジョンアップ機能で、HTTPプロキシに対応した。 Web設定画面の[基本設定]-[Proxy設定]により設定できる。 ■仕様変更 [1] RADIUSサーバー機能で、EAP-TLS認証方式を使用するとき、Windowsのコンピューター 認証を使用するか否かを選択できるようにした。 Web設定画面の[機能拡張]-[RADIUSサーバー]の[EAP-TLSを使用したコンピューター認 証]により設定できる。 [2] レポートファイルに以下の情報を追加した。 - MAC認証の情報 - Member-APの状態 [3] RADIUSサーバー機能で、以下の詳細ログを出力するようにした。 - ログ番号: 5207 - ログ番号: 5208 - ログ番号: 5209 ログ番号については、ログメッセージリファレンスを参照してください。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx313/log_reference.html [4] 無線LAN見える化ツールの動作モードがビューのとき、ログデータおよび全データダ ウンロードを実行できないようにした。 ■バグ修正 [1] 無線クライアントが接続または切断したとき、リブートすることがあるバグを修正し た。特定の無線LANデバイスを搭載する無線クライアントとの接続でのみ発生する。 [2] RADIUSサーバー機能で、EAP-TLS認証方式を使用するとき、無線端末が繰り返し認証 に失敗すると、リブートすることがあるバグを修正した。 [3] Fast DFS機能を使用し、さらにレーダー検出により使用可能なチャンネルが存在しな いとき、LAN-無線連動機能で障害が復旧したことを検出するとリブートすることがあ るバグを修正した。 [4] 無線LAN見える化ツールの[レポート]-[レポートTOP]で、ログまたは全データをダウ ンロードするとき、リブートすることがあるバグを修正した。 [5] WDSブリッジの初期設定をするとき、以下の手順で操作を行うとリブートすることが あるバグを修正した。 1. WDSアクセスポイントとして設定するためにCONFIGボタンを3秒以上9秒未満長押し する 2. WDSブリッジの接続を完了しない 3. 再度CONFIGボタンを9秒以上15秒未満押し続ける [6] インターフェース動作モードが「WDSステーション」のVAPと「vap」のVAPを同じ無 線モジュールにバインドし、その無線モジュールでチャャンネルの自動再選択が行わ れたとき、「vap」のVAPに無線クライアントが接続できなくなるバグを修正した。 [7] 無線LAN見える化ツールで、動作モードの設定を変更したとき、保存されているスナ ップショットが消去されるバグを修正した。 [8] WDSブリッジ機能とLAN-無線連動機能を併用するとき、障害検出により無線機能が無 効化された後、障害が復旧して再び無線機能が有効化されてもWDSブリッジの接続が 切断されたまま回復しないバグを修正した。 [9] RADIUSサーバー機能で、ユーザーIDにハイフン「-」が含まれるとき、不正なクライ アント証明書が発行されるバグを修正した。 [10] RADIUSサーバー機能で、ユーザーIDにセミコロン「;」が含まれるとき、発行したク ライアント証明書をダウンロードすることができないバグを修正した。 [11] RADIUSサーバー機能で、発行したクライアント証明書をメールで送信するとき、メ ールに添付されたzipファイルを解凍できないことがあるバグを修正した。 [12] Web設定画面の[無線設定]-[共通]-[基本無線設定]-[5GHz(2)基本]で、チャンネル 幅「40」または「80」MHz、プライマリチャンネル「上側波帯」のとき、「自動」以 外のチャンネルを選択して「設定」ボタンを押すとエラーが表示され設定できない バグを修正した。 [13] Web設定画面の[無線設定]-[個別]-[詳細設定]で、5GHz(2)モジュールの動作モード が誤って表示されるバグを修正した。 [14] Web設定画面の[無線設定]-[個別]-[詳細設定]-[基本無線設定]で、5GHz(2)の上側波 帯のプライマリチャンネルを正しく設定できないバグを修正した。 [15] 無線LAN見える化ツールの[端末情報]-[端末一覧表示]で[表示]ボタンを押したとき、 [端末詳細表示]が表示されないことがあるバグを修正した。 [16] 無線LAN見える化ツールの[端末情報]-[端末一覧表示]で、「信号強度(dBm)」に0を 入力して検索したとき、信号強度が0以外の端末も表示されるバグを修正した。 [17] 無線LANコントローラー機能で、Member-APをグループから削除しても、削除された APがController-APに時刻同期し続けるバグを修正した。 [18] Web設定画面の[拡張機能]-[メール通知]-[RADIUSユーザーのクライアント証明書送 信の設定]で、既存の設定を削除することができないバグを修正した。 [19] Web設定画面の[拡張機能]-[メール通知]-[通知内容]のサブジェクトにスペースを含 むコンフィグが設定されているとき、ファームウェア更新を行うと設定の表示がで きなくなるバグを修正した。 [20] 設定のリストア後に表示されるエラーメッセージの内容と設定動作が一致しないこ とがあるバグを修正した。 [21] show status airlink wdsコマンドで、不正な"Destination MAC-Address"が表示さ れるバグを修正した。 [22] show status dhcpcコマンドで、DNS serverとDefault gatewayの表示の間に不要な 記号が表示されるバグを修正した。 [23] シリアルコンソールとTELNET接続で、同時に同じshowコマンドを実行したとき、不 正な実行結果が表示されることがあるバグを修正した。 [24] Web設定画面の[基本設定]-[管理パスワード]で、管理パスワードを変更したとき、 変更後に再認証ダイアログが不当に2回開くことがあるバグを修正した。 [25] Webブラウザで無効なURLを指定したときシステム情報が表示されてしまうバグを修 正した。 [26] レポートファイルにWDSリピーターの情報が出力されていないバグを修正した。 [27] 無線LAN見える化ツールで、ログの誤記を修正した。 [28] Web設定画面のヘルプの誤記を修正した。 ■更新履歴 Jul. 2019, Rev.18.00.07 リリース Jul. 2019, 機能追加[1] WPA3, Enhanced Openに関するドキュメントへのリンク追記 Jul. 2019, 機能追加[2] キャプティブポータル機能の技術資料へのリンク追記 Jul. 2019, 仕様変更[3] ログメッセージリファレンスへのリンク追記 Jul. 2019, 仕様変更[3] ログ番号の誤りを修正 以上