http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/ap/Rev.18.00/relnote_18_00_06.html Revision : 18.00.06 Release : Feb. 2019, ヤマハ株式会社 Rev.18.00.06リリースノート ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ WLX313 Rev.18.00.05 からの変更点 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■機能追加 [1] WLX402の無線LANコントローラー機能に対応した。 これによりWLX402はWLX313に対し、以下の操作が行えるようになる。 - WLX313をMember-APとしてグループに追加する。 - 配下にあるWLX313のコンフィグを管理し、送信する。 - 配下にあるWLX313のファームウェアをリビジョンアップする。 - 配下にあるWLX313のログを収集する。 [2] WLX402の無線LAN見える化グループビューでグループ配下にあるWLX313を表示できる ようにした。 [3] MAC認証機能を追加した。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx313/mac_address_auth.html 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 ■仕様変更 [1] AP間プライバシーセパレーター機能の性能改善を行った。 [2] チャンネル自動変更時に設定される"wait-time"オプションを追加した。 [3] 接続端末一覧表示で使用されるOUI(Vendor Code)を更新した。 [4] 以下のSyslogを追加した。 - ログ番号: 0128 - ログ番号: 0129 - ログ番号: 0130 - ログ番号: 0504 - ログ番号: 0505 ログ番号については、ログメッセージリファレンスを参照してください。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx313/log_reference.html ■バグ修正 [1] RADIUSサーバー機能で認証方式がEAP-TLSのユーザーを削除もしくはクライアント証 明書の失効を実行し30日以上経過すると、EAP-TLSを使用する全ユーザーの認証が失 敗するようになるバグを修正した。 [2] 5GHz(1)に固定チャンネル、5GHz(2)でFastDFSを有効にしているとき、設定のリスト ア、もしくはController-APからMember-APへ設定送信するとFastDFSが正しく動作し ないバグを修正した。 [3] シリアルコンソールとTELNETから同時に"show status vlan"コマンドを実行するとリ ブートすることがあるバグを修正した。 [4] WDSブリッジ接続中にバックアップした設定をリストアするとWDSブリッジ間の通信が できなくなるバグを修正した。 [5] DHCPサーバー機能でシステム起動後にIPアドレスがすぐに払い出されないバグを修正 した。 [6] WPAのPSK(事前共有鍵)に"?"が含まれているとき、バックアップしておいた設定がリ ストアできないバグを修正した。 [7] DHCPサーバー機能でIPアドレスの重複検出に時間がかかってしまうバグを修正した。 [8] DHCPサーバー機能でIPアドレスの重複を検出したとき、"show status dhcp"コマンド の実行結果に不要なエントリが追加されるバグを修正した。 [9] DHCPサーバー機能でDHCP offerメッセージを送信するとき、クライアントから送られ た"Broadcast flag"の設定に従わず、常にブロードキャストでDHCPパケットを送信し てしまうバグを修正した。 [10] Web設定画面からDHCPサーバーの設定を変更しても、DHCPのリース情報が消えないバ グを修正した。 [11] RADIUSサーバー機能でEAP-TLS認証方式を使用する構成で、無線端末に有効なクライ アント証明書がインストールされているとき、無線端末から未登録のユーザー名を 指定しても認証に成功するバグを修正した。 [12] RADIUSサーバー機能でEAP-TLS認証方式を使用するユーザーのとき、ログ番号<5203> が出力されないバグを修正した。 [13] 設定のバックアップファイルをリストしたあとにコマンドで管理パスワードを間違 えてもエラーメッセージが表示されないバグを修正した。 [14] Web設定画面の[無線設定]-[個別]-[かんたん設定]で20MHzまたは40MHzのチャンネル が選択できないバグを修正した。 [15] 5GHz(2)モジュールの自動チャンネル選択範囲とDFSチャンネル選択範囲に初期値以 外が設定されていても、[無線設定]-[共通]-[基本無線設定]を再度開くと、初期設 定が表示されるバグを修正した。 [16] VAPに災害時モード"ON"の設定がされていないときでも、コマンドで災害時モードの 切り替えができてしまうバグを修正した。 [17] WDSブリッジが設定されていてもWLAN LEDが点灯しないバグを修正した。 [18] WDSブリッジが設定されていても[無線設定]-[共通]-[基本無線設定]で5GHz(2)の動 作モードが変更できてしまうバグを修正した。 [19] WDSブリッジが動作しているとき"show status airlink module"コマンドに情報が表 示されないバグを修正した。 [20] [メール通知]-[証明書送信の設定]の設定が正しくリストアできないバグを修正した。 [21] "mail template" と "mail notify"の設定組み合わせが不完全なWLX302の設定をリ ストアすると、不適切な設定がされてしまうバグを修正した。 本バージョン以降は、不完全な設定は削除される。 [22] SMTPサーバーのアドレスにピリオドが含まれていないとき、Member-APに設定が適用 されないバグを修正した。 [23] WLX302設定の変換・復元機能で複数のSNMPトラップのコミュニティ名が設定され ているWLX302のコンフィグをリストアしたとき、不要な"snmp trap community"の 設定行が削除されないバグを修正した。 [24] WLX302設定の変換・復元機能でWLX302のコンフィグをリストアしようとして「変換 後の設定を確認」ボタンを押さずに「実行」ボタンを押したとき、管理パスワード が設定されないバグを修正した。 [25] WLX302設定の変換・復元機能でSNMPトラップのコミュニティ名が設定されているWLX 302のコンフィグをリストアしようとして「変換後の設定を確認」ボタンを押したと き、不要な"snmp trap community public"の設定行が表示されるバグを修正した。 [26] 周辺にAPが1台も存在しないとき、無線LAN見える化ツールで周辺AP情報を表示 するとエラーが表示されるバグを修正した。 [27] 記号を多数含むSSIDを使用しているAPが近隣にあるとき、無線LAN見える化ツールの チャンネル使用状況が表示されないバグを修正した。 [28] 周辺に300台以上のAPが存在するとき、無線LAN見える化ツールの周辺AP情報が表示 されないバグを修正した。 [29] シリアルコンソールとTELNETから同時に以下のコマンドを実行すると結果が重複し て表示されるバグを修正した。 - show environment - show airlink station list - show status airlink module - show status boot - show techinfo [30] ログ番号<5301>が誤って何度も出力されるバグを修正した。 [31] 設定(保存/復元)のヘルプページの誤記を修正した。 [32] コンフィグの"airlink band-steering use" のスペル誤りを修正した。 [33] "wlan-controller select"コマンドのDescriptionの誤記を修正した。 [34] 接続端末一覧ページのHTML lang attributes が "en"となっている箇所を"jp"に修 正した。 ■更新履歴 Feb. 2019, Rev.18.00.06 リリース Mar. 2019, バグ修正[11] 追記 以上