http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/ap/Rev.16.00/relnote_16_00_06.html Revision : 16.00.06 Release : Jun. 2016, ヤマハ株式会社 Rev.16.00.06リリースノート ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ WLX202 Rev.16.00.04 からの変更点 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■機能追加 [1] 管理フレーム保護機能に対応した。 [2] [無線設定]-[SSID 管理]でWPA/WPA2-EAPを使用するとき、外部RADIUSサーバーとして セカンダリRADIUSサーバーを指定できるようにした。 ■仕様変更 [1] 暗号化方式「WEP」を使用するとき、複数のVAPを使用できるようにした。ただし、 暗号化方式「WEP」は各周波数帯に付き1つのVAP(SSID)でのみ利用可能です。 [2] SNMPで取得できるifIndexとifName*を以下のように変更した。 wifi0(N) --> wifi0(10) wifi1(N) --> wifi1(11) athX(N) --> wlan0(100), wlan1(101) … wlan31(131) eth0(2) --> 廃止 eth1(3) --> eth1(10000) eth1.X(N) --> eth1.1(10001), eth1.2(10002) … eth1.4094(14094) brX(N) --> bridge1(50000), bridge2(50001) … bridge4094(504094) ※Nは整数 [3] Web設定画面の[管理機能]-[設定(保存/復元)]で設定情報の復元を行ったとき、正常 に設定された場合には設定内容を表示しないようにした。 [4] Web設定画面の[無線設定]-[SSID 管理]で、MACアドレスリストに設定可能なMACアド レスの範囲をCSVファイルからインポートしたときと同じ範囲に変更した。 ■バグ修正 [1] Web設定画面より無線設定を繰り返し行うと、メモリリークが発生し、リブートする ことがあるバグを修正した。 [2] Web設定画面より初期化や再起動を実行すると、稀にLANポートを使用した通信ができ なくなることがあるバグを修正した。 [3] Web設定画面の[無線設定]-[SSID 管理]で複数のVAPが設定されているとき、5GHzの無 線端末が接続台数上限の50台まで接続できなくなることがあるバグを修正した。 [4] 2.4GHz無線インターフェースにおいてチャンネルボンディングが不当に解除されてし まうバグを修正した。 [5] INITボタンによる初期化を実行しても、起動履歴が削除されないバグを修正した。起 動履歴はレポートファイルの"Boot Information"に表示される。 [6] Web設定画面の[管理機能]-[設定(保存/復元)]で、特定の設定情報を復元すると、リ ブートを繰り返すことがあるバグを修正した。 [7] Web設定画面の[管理機能]-[設定(保存/復元)]で設定情報を復元したとき、SSIDが設 定されず空白になることがあるバグを修正した。 [8] 無線モードが11bになっているとき、Web設定画面の[基本設定]-[2.4GHz 詳細設定]で マルチキャスト送信レートに12Mbps以上が設定できてしまうバグを修正した。 [9] Web設定画面の[無線設定]-[SSID 管理]で認証方式がWPA2-EAPのときに、暗号化方式 にMixedを設定することができるバグを修正した。 [10] L2MSスレーブとして動作しているとき、L2MSコントローラーのGUIから当該WLX202の Web設定画面を開き、[管理機能]-[設定(保存/復元)]で設定情報の復元を行うと、 HTTP 500エラーが出力されてWeb設定画面にアクセスできなくなるバグを修正した。 [11] L2MSスレーブとして動作しているとき、L2MSコントローラーのGUIで表示される "無線"アイコンにWLX202の無線設定状態が自動的に反映しないバグを修正した。 [12] L2MSスレーブとして動作しているとき、L2MSコントローラーのGUIにWLX202のファー ムウェア作成日時が表示されないバグを修正した。 [13] L2MSスレーブとして動作しているとき、5GHzのチャンネルを「自動」に設定してい ると、L2MSコントローラーのGUIに表示されるチャンネルと、[管理機能]-[システム 情報]の"無線情報 (5GHz)"で表示されるチャンネルが異なるバグを修正した。 [14] L2MSスレーブとして動作しているとき、L2MSコントローラーから設定情報を復元さ れるとL2MSコントローラーに下記のSyslogが出力されないバグを修正した。 - 転送完了 - 設定エラー [15] 工場出荷状態のとき、L2MSコントローラーに設定情報が保存できるバグを修正した。 [16] L2MSスレーブとして動作しているとき、L2MSコントローラーで設定情報の保存を正 常に行えないことがあるバグを修正した。 [17] IPアドレスが設定されていないときに、L2MSコントローラーからの要求に対して、 不正なL2MSフレームを応答として送信するバグを修正した。 [18] IPアドレスが設定されていない状態でL2MSスレーブとして動作しているとき、L2MS コントローラーのLANマップ画面の「無線APの設定」ボタンをクリックしてもエラー が表示されないバグを修正した。 [19] L2MSスレーブとして動作しているとき、L2MSコントローラーでVLANを設定すると、 不正なL2MSフレームを送信するバグを修正した。 [20] 無線コントローラー機能で、Member-APの名称と設置場所に半角スペースを含む文字 列が設定されていると、設定情報が正しく保存されないバグを修正した。 [21] 無線コントローラー機能でController-APに設定されているとき、Member-APから不 正なフレームを受信すると、不正なフレームを送信するバグを修正した。 [22] Web設定画面の[無線コントローラー]-[設定送信]で、Member-APに設定を送信すると、 以下の場合に不正なエラーメッセージが表示されるバグを修正した。 - ビジー状態のMember-APに対して設定を送信したとき (本来は"APは他の処理を行っています"と表示される) - Member-APへの設定の送信に失敗したとき (本来は"設定ファイルの送信に失敗しました"と表示される) - 制御元のController-APとは別のController-APから設定情報を送信されたとき (本来は"アクセスが拒否されました"と表示される) [23] Web設定画面の[無線コントローラー]-[設定送信]で、送信先Member-APを指定せずに 「設定送信」ボタンをクリックしたときにエラーメッセージが表示されないバグを 修正した。(本来は"送信を行うMember-APが指定されていません"と表示される) [24] Web設定画面の[拡張機能]-[DHCPサーバー]で設定を変更したとき、リース情報が削 除されないバグを修正した。 [25] DHCPサーバー機能が有効のときに、Web設定画面の[無線設定]-[SSID 管理]で作成す るVAPの内蔵DHCPサーバーを、"使用しない"に設定しても注意文が出力されないバグ を修正した。 [26] [無線設定]-[SSID 管理]で「内蔵DHCPサーバー」の初期値である"使用しない"を設 定しているとき、不要な行が設定情報に記載されるバグを修正した。 [27] SNMPで、MIBのifOperStatus変数に有線LANのリンク状態が正しく反映されないバグ を修正した。 [28] WDS機能でSSIDが非通知になっているWDS-APにWDS-STAを接続していると、WDS-STAの レポートファイルが取得できないバグを修正した。 [29] 内蔵RADIUSサーバー機能で、無線端末側に表示されるサーバー証明書の内容に誤りが あるバグを修正した。 [30] Web設定画面の[拡張機能]-[RADIUSサーバー]で、新しいクライアントを追加すると き、IPアドレスにネットマスクを併記すると、追加したクライアントのIPアドレス が変更できなくなるバグを修正した。 [31] Web設定画面の[拡張機能]-[RADIUSサーバー]で、"ユーザー情報"のMACアドレス以外 の項目に「"」のみ最大文字数入力すると、設定情報が表示できなくなるバグを修正 した。 [32] Web設定画面の[拡張機能]-[RADIUSサーバー]で、クライアント数を15件までしか設 定できないバグを修正した。本来は16件まで設定できる。 [33] Web設定画面の[拡張機能]-[RADIUSサーバー]で、17件以上のクライアントが記述さ れている設定情報を復元してもエラーにならないバグを修正した。 [34] Web設定画面の[無線設定]-[SSID 管理]で、設定されているSSIDを全て無効にし ても、本体のWLAN LEDが点灯し続けることがあるバグを修正した。 [35] Web設定画面の[ここです]機能を使用してLEDが点滅しているときに、 [管理機能]-[LED]でLEDの動作を変更しても、設定が反映されないバグを修正した。 [36] Web設定画面の[ここです]機能でLEDを点滅させている間に無線設定を変更すると、 LEDが正しく点滅しなくなるバグを修正した。 [37] Web設定画面で設定を変更したとき、設定完了時に表示されるメッセージが意図しな い位置に表示されるバグを修正した。 [38] Web設定画面の[管理機能]-[設定(保存/復元)]で、不正な設定が含まれている設定情 報を復元したときに表示されるメッセージの誤記を修正した。 [39] Web設定画面の[管理機能]-[ログ(Syslog)]でSyslogを画面に表示したとき、誤った ページタイトルが表示されるバグを修正した。 [40] Web設定画面の[無線設定]-[2.4GHz 詳細]で、RTS閾値に2345より大きな値を入力し たときに不正なエラーメッセージが表示されるバグを修正した。 [41] Web設定画面の[管理機能]-[ファームウェア更新]で、他機種のファームウェアを使 用してアップデートを行おうとしたときに、不適切なエラーメッセージが表示され るバグを修正した。 [42] Web設定画面の[管理機能]-[基本設定]でL2MSスレーブを"使用しない"に設定したと き、Web設定画面の[管理機能]-[システム情報]に、連携状態が"None"と表示される バグを修正した。 [43] Web設定画面の各ページでMACアドレスを設定するとき、"00:00:00:00:00:00"が入力 できないバグを修正した。 [44] NTPサーバーに接続できないときに、Web設定画面の[管理機能]-[日付と時刻]で「即 時設定」ボタンをクリックすると、正しいエラーメッセージが表示されないバグを 修正した。 [45] Web設定画面の[管理機能]-[設定(保存/復元)]で不正な内容を含む設定情報を復元し たとき、正しいSyslogメッセージが出力されないバグを修正した。 [46] Web設定画面の[管理機能]-[設定(保存/復元)]で設定情報を復元したとき、不必要な Syslogメッセージが出力されるバグを修正した。 [47] Web設定画面の[管理機能]-[設定(保存/復元)]で設定情報を復元したとき、設定情報 を復元したことを示すSyslogメッセージが正しく出力されないバグを修正した。 [48] Web設定画面の[管理機能]-[日付と時刻]で、"問い合わせ先NTPサーバー"の設定を入 力してから「即時設定」ボタンをクリックしたときに、設定情報が変更されるバグ を修正した。 [49] Web設定画面の[管理機能]-[設定(保存/復元)]で、設定のリストア時に「リストアす る設定ファイル」を選択せずに実行ボタンを押すと、正しいエラーメッセージが表 示されないバグを修正した。 [50] Web設定画面の[管理機能]-[システム情報]ページに表示される稼働時間の単位が 「時」になっているバグを修正した。 [51] DHCPクライアントが起動したとき、正しいSyslogメッセージが出力されないバグを 修正した。 [52] DHCPクライアントから、誤ったレベルでSyslogメッセージが出力されるバグを修正 した。 [53] WPA/WPA2-EAPを使用してクライアントが接続するとき出力されるSyslogについて以 下のバグを修正した。 - RADIUS認証完了ログ(ログ番号: 0213)が鍵交換完了ログ(ログ番号: 0206)より あとに出力されることがある - RADIUS認証開始ログ(ログ番号: 0212)および認証完了ログ(ログ番号: 0213)の PMK cacheの使用有無が誤って表示されることがある - RADIUS認証開始ログ(ログ番号: 0212)および認証完了ログ(ログ番号: 0213)の User-Nameが"null"として出力されることがある [54] 以下のWeb設定画面のヘルプページで誤記を修正した。 - [拡張機能]-[RADIUSサーバー] - [拡張機能]-[DHCPサーバー] - [無線機能]-[2.4GHz 詳細] [55] 以下のSyslogについて誤記を修正した。 - ログ番号: 0102 - ログ番号: 0104 - ログ番号: 0105 - ログ番号: 0112 - ログ番号: 0115 - ログ番号: 0116 - ログ番号: 0212 - ログ番号: 0213 - ログ番号: 0214 - ログ番号: 0216 - ログ番号: 0217 - ログ番号: 5203 - ログ番号: 5204 ログ番号については、ログメッセージリファレンスを参照してください。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx202/log_reference/index.html ■更新履歴 Jun. 2016, Rev.16.00.06 リリース 以上