http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/ap/Rev.12.00/relnote_12_00_11.html Revision : 12.00.11 Release : Dec. 2013, ヤマハ株式会社 Rev.12.00.11リリースノート ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ WLX302 Rev.12.00.07 からの変更点 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■機能追加 [1] 無線LANコントローラー機能を追加した。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlan-controller/index.html 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 [2] 範囲指定型自動チャンネル選択機能を追加した。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/channel_range/index.html 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 [3] 自動チャンネル変更機能を追加した。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/chauto/index.html 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 [4] 電波出力自動調整機能を追加した。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/powctl/index.html 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 [5] WDS機能を追加した。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wds/index.html 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 [6] 無線LAN見える化ツールで、接続されている端末の情報を1時間毎に保存する機能を 追加した。 保存された端末情報は[無線LAN情報]-[状態表示]および[レポート]-[ログ一覧表示] のコメント欄から確認できる。 [7] 無線LAN見える化ツールで、無線LANコントローラーに設定されているとき、グルー プ内の端末を一覧表示できるようにした。 [8] WPA2の事前認証機能を追加した。 ○WPA2の事前認証を使用するか否かの設定 [書式] airlink wpa2 pre-auth SWITCH no airlink wpa2 pre-auth [SWITCH] [設定値及び初期値] SWITCH [設定値] -------------------------------------------------------- 設定値 説明 -------------------------------------------------------- on 使用する off 使用しない -------------------------------------------------------- [初期値] : off [説明] wpa2-eapまたはwpa2mixed-eapで使用可能なWPA2の事前認証を使用するか否かを 設定する。 [ノート] airlink selectコマンドで無線情報登録番号を選択した場合に設定することが可 能。 ■仕様変更 [1] 無線LAN見える化ツールで、電波状況が悪化したときにログとコメントを出力するよ うにした。 [2] 無線LAN見える化ツールで、サイズ超過により削除されるログにメール通知対象のロ グが含まれるとき、メール通知間隔の設定が定期であっても直ちにメールを送信す るようにした。 [3] 無線LAN見える化ツールで、以下の画面のグラフの表示形式を統一した。 - [無線LAN情報]-[チャンネル使用状況] - [無線LAN情報]-[CRCエラー率表示] [4] 無線LAN見える化ツールで、以下の画面のメディアタイプの表記を統一した。 - [周辺AP情報]-[AP一覧表示]-[AP詳細表示] - [端末情報]-[端末一覧表示] - [端末情報]-[端末詳細表示] [5] 無線LAN見える化ツールで、メール通知にスナップショットを添付できるようにした。 [6] 無線LAN見える化ツールで、メール通知の送信時刻を指定できるようにした。 [7] 無線設定で、すべての受信レートについてBasic Rate/Option Rateの種別を設定で きるようにした。 ○受信レートの種別を設定する [書式] airlink receive rate basic NUM [NUM ...] no airlink receive rate basic [NUM ...] [設定値および初期値] NUM [設定値] : -------------------------------------------------------------- 設定値 説明 -------------------------------------------------------------- auto 自動設定 0..11 該当する通信速度のレートをBasicRateに設定する off BasicRateを設定しない -------------------------------------------------------------- [初期値] : auto [説明] 受信レートの種別を設定する。 それぞれの通信速度に対する設定値を指定した場合はBasic Rateに設定される。 それぞれの通信速度に対する設定値を指定しない場合はOption Rateに設定され る。 autoを選択した場合は、各動作モードに合わせてデフォルトのBasic Rate/ Option Rateに設定される。 offを選択した場合は、Basic Rateは設定されず、すべてのレートでOption Rate に設定される。 [ノート] airlink select コマンドでモジュールを選択した場合に設定することが可能。 offを選択した場合は、本製品と無線端末との間に共通して使用できるBasic Rateが1つも存在しないことになり、無線接続ができなくなる。Basic Rateは必 ず1つ以上設定しなければならない。 本設定が有効となるのは「受信レート設定」で有効になっているRateのみであ る。 [8] 無線機能で、EAPOLフレームの最大再送回数を10回に変更した。 [9] Web設定画面の[無線設定]-[SSID管理]にプライバシーセパレーターの設定を追加し た。 [10] Web設定画面の[拡張機能]-[メール通知]-[SMTPサーバーの設定]にサーバー証明書 の検証設定を追加した。 [11] Web設定画面の[無線設定]-[SSID管理]-[VAP設定]で、設定項目の背景色を他のペー ジの設定項目の背景色と統一した。 [12] 以下のコマンドの実行結果をVAP番号の順にソートして表示するようにした。 - show airlink station list - show status airlink module - show status airlink wmm ■バグ修正 [1] 無線機能で、アグリゲーションをA-MSDU/A-MPDUに設定しているとき、通信中にリ ブートすることがあるバグを修正した。 [2] 以下のコマンドを実行するとリブートする可能性を排除した。 - show airlink station list - show status airlink module - show status airlink transmit power - show status airlink wmm [3] 無線LAN見える化ツールを使用する設定のとき、稀にCPU使用率の高い状態が継続す ることがあるバグを修正した。 [4] 無線機能で、5GHzの送信出力を100%未満の値に設定しても、実際の送信出力は100%で 動作するバグを修正した。 [5] 無線機能で、プライバシーセパレーターを有効に設定しても、異なる無線モジュー ルまたはVAPに接続した無線ステーション間では通信できるバグを修正した。 [6] 無線ステーションの認証に外部RADIUSサーバーを使用するとき、WLX302から送信さ れるRADIUSパケットにNAS-IP-Addressアトリビュートが含まれないバグを修正した。 [7] 無線LAN見える化ツールの[レポート]-[レポートTOP]-[メール通知設定]-[メール通 知重要度選択]で、選択されていないものが一つでもあるとき、通知重要度に該当す るログが記録されてもメール通知されないことがあるバグを修正した。 [8] 無線LAN見える化ツールで、サイズ超過によりログが削除されたとき、端末情報の切 断回数などログ以外の情報まで同時にクリアされることがあるバグを修正した。 [9] 無線LAN見える化ツールで、[レポート]-[レポートTOP]-[動作モード設定]を 「ビュー」に設定し、全データファイルをアップロードした直後に電源が切断され ると、アップロード以前のログが削除されるバグを修正した。 [10] 無線LAN見える化ツールで、[レポート]-[レポートTOP]-[動作モード設定]の設定を 変更すると、変更する直前のログが削除されることがあるバグを修正した。 [11] 無線LAN見える化ツールの[無線LAN情報]-[状態表示]で、自動更新機能を一旦無効 にすると、その後有効にしても表示が自動更新されないバグを修正した。 [12] 無線LAN見える化ツールで、[無線LAN情報]-[状態表示]-[最大値表示]に表示される 値が最大値でないことがあるバグを修正した。 [13] 無線LAN見える化ツールで、[レポート]-[レポートTOP]-[動作モード設定]を 「ビュー」に設定して全データファイルをアップロードし、続いて[動作モード設 定]を変更したときに発生する以下のバグを修正した。 - [レポート]-[レポートTOP]-[メール通知設定]に表示されている設定ではなく アップロードした全データファイルのメール通知設定に従ってメールを送信する - [無線LAN情報]-[チャンネル使用状況]と[無線LAN情報]-[CRCエラー率表示]のグ ラフが表示されないことがある [14] 無線LAN見える化ツールで、周辺APのSSIDまたは本製品の名称にHTMLのメタ文字が 含まれているとき、一部の画面の表示が崩れるバグを修正した。 [15] 無線LAN見える化ツールで、Web設定画面の[拡張機能]-[メール通知]の設定が不正 だったとき、メールを送信できないにも関わらずメール送信開始のログが記録され てしまうバグを修正した。 [16] 無線LAN見える化ツールの[レポート]-[レポートTOP]で、以下の画面が既に開いてい るとき、それぞれ設定ボタンを押しても設定画面が最前面に表示されないバグを修 正した。 - メール通知設定 - 動作モード設定 [17] 無線LAN見える化ツールのヘルプページの誤記を修正した。 [18] 無線LAN見える化ツールで、ログの保存領域が減少したとき表示されるコメントの 誤記を修正した。 [19] 起動時のコンソールおよびshow environmentコマンドの実行結果で、BootROMの バージョンが正しく表示されないことがあるバグを修正した。 [20] airlink vlan-idコマンドの設定を変更し、airlink configure refreshコマンドで その設定を反映していない状態のとき、以下のバグを修正した。 - vlan-idコマンドの設定を変更すると無線機能が動作しなくなる - Web設定画面でLANポートの設定を行うと設定ファイルからvlan-idおよび vlan-trunkコマンド行が削除される [21] show status lanコマンドの実行結果に不正なパケット数とオクテット数が表示さ れることがあるバグを修正した。 [22] show status mail serviceコマンドの実行結果で、以下のバグを修正した。 - 不正なテンプレートIDが表示されることがある - 待ち時間が表示されないことがある [23] 起動中にWeb設定画面の[管理機能]-[レポートファイル]-[レポートファイルの保存] を実行すると、その後のWeb設定画面からの操作ができなくなることがあるバグを修 正した。 [24] Web設定画面の[拡張機能]-[SNMP]-[アクセスを許可する端末の設定]が「すべて許 可する」のとき、その設定を削除ボタンで削除してもコンフィグからread-onlyコ ミュニティとread-writeコミュニティの設定が削除されないバグを修正した。 [25] ヤマハルーターのスイッチ制御画面で、WLX302の無線モジュールを有効から無効に 変更したとき、WLX302の無線インターフェース詳細情報でチャンネル幅および接続 端末台数が更新されないバグを修正した。 ■更新履歴 Dec. 2013, Rev.12.00.11 リリース 以上